FIVE♪
FOUR♪
THREE♪
TWO♪
ONE♪
ブオ~!!
(1号の発射音)
”THUNDERBIRDS ARE GO!”
サンダ~バ~ド ~ ♪
青く光る広~い宇宙へ ♪♪
行け!風を巻いて ~ ♪♪♪
等とついつい口ずさんでしまう今日この頃
上記の流れが把握出来る方は、一度でもこの番組を見た事があると判定出来ます。(笑)
そんな訳でこの週末、東京に用事があったので、
そのついでと言っては何ですが、お台場で行われている
「サンダーバード博」を見に行って参りました。
お台場へ行ったのは約4年ぶり、元々人が大勢居る場所には好き好んで行く事がない
僕にとっては、意外と思いきった決断だったのかも知れません。(汗)
新橋からゆりかもめに揺られテレコムセンター駅まで移動。
ちょっと戻る形になりましたが、会場である↓ここ「Miraikan」に無事到着。
入口にはこんな感じの看板が。
では早速、中へ・・・と思ったところ、チケットを購入する人の長蛇の列に眼がテンになりました。
開園直後を狙った訳ですが、その頃なら空いているいるだろう!
と言う僕の読みは脆くも外れた訳ですね。
結局約30分待って、中に入る事に。
そもそもサンダーバードとは・・・。
1965年にイギリスで放映されたTV番組で、
地球上にある何処かの島で暮らす謎の集団トレーシー一家が、
国際救助隊を名乗って世界各国で発生する事故や災害に巻き込まれた人々を、
スペシャルなマシン達を駆使して救助して行く物語。
彼らを始め、国際救助隊ロンドンのエージェント、ペネロープ(日本語版は黒柳徹子が声優)、
その運転手パーカー、一家と行動を共にする優秀なメカニックのブレインズ、
更には彼らの技術を強奪し世界征服を企む悪役フッドが主な登場人物。
マシン以外は基本人形劇なので、↓こんな感じで人形達を操っていた模様。
人形達の一部も展示されてました。
左上から長男のスコット君、右上はメカのブレインズとペネロープ。
左下、またもペネロープと五男のアラン君、そして右下が運転手のパーカーとくどいぞペネロープ。
スコット以外、恐らく全て本物・・・。
そして↓こいつが悪役フッド。
滅茶苦茶彫りが深い顔をしている心底悪い奴。
催眠術なんかも操り、それを掛ける時に眼が光っちゃったりする愉快な一面も兼ね備える。
毎度毎度、国際救助隊の妨害を計画するも未遂に終り、逃走の際には例えミサイルで
攻撃を受けた飛行機に乗っていたとしても、決して死ぬ事のない強靭な肉体の持ち主でもある。
町で見掛けても、決して手を差し伸べる様な危険な行いはしない事がお勧め。
では今度は注目のメカ達。
そのメカ達は全て本物を再現した別の模型です・・・。
まずは1号機、パイロットは長男スコット・トレーシー。
出動に際し、離陸はロケットの打ち上げ形式、上昇後は水平飛行に移行する。
↓これがその水平飛行シーン。
撮影時、1号機は釣り下げられた状態で固定され、背景が描かれた紙が
ローラーの上をひたすらクルクル回る事で飛行する様子が再現されていたらしい。
上の画像でも実際に背景が動いている状態。
続いては2号機、サンダーバードのメカではやはり横綱の地位を守り続けていると言っても
過言ではない機体。パイロットは三男バージル・トレーシー。
2号は前半後半でカラーリングにも変化があった模様。
露出の関係で分かり難いけど、初期型と後期型は明るい緑って感じ。
あとは細かい注意書きがペイントされているのが特徴。
2号が僕の子供心にどストライクだったのは、何と言っても機材を格納するコンテナ。
救助に必要な機材を搭載コンテナで現場に輸送し、
例のBGMに合わせ登場させる役割を担っていたところが何とも格好良かった訳です。
上の画像は第一話に登場した「高速エレベーターカー」。
ロンドン空港で着陸の際、ランディングギアが降りなかった超音速原子力旅客機(!)
「ファイヤーフラッシュ号」の胴体の下に潜り込み、滑走路を飛び出す事なく
無事に停止させた輝かしい実績を持つ機材。
で、僕の中でのベストコンテナ機材は↓これ。
その名も「ジェットモグラ」。
地中深くに閉じ込められた人々を助け出す涙もののメカ。
僕が幼少の頃、初めて買って貰ったポピー製(現バンダイ)超合金シリーズは
確かこれだったはず。
↓これはプラモの箱用の画だそうな。
3号機。
パイロットは五男のアラン・トレーシー。
宇宙ステーションである5号への行き来と、宇宙空間で発生した災害時にも飛んで行く。
このままの状態で大気圏からの離脱並びに再突入が可能な機体。
4号機。
パイロットは四男のゴードン・トレーシー。
2号の4番コンテナに格納されていて、水中で発生した災害現場まで空輸された後、
コンテナから飛び出して救助作業を行う機体。
設定では水中内でも300km/h出るそうな・・・。
最後に5号機。
宇宙空間を周回していて、地球からの災害SOS信号を探知して
トレーシー島のメンバーに連絡する。パイロットと言うか駐在員は二男のジョン・トレーシー。
機体左側の5の数字の横に、3号とのジョイントがある訳で、
↓こんな感じで間もなくドッキング。
ちなみに↓これは土曜の朝に自宅上空で捕えた5号の様子。
おっ、見えますか?ジョンが手を振ってくれていますよ~。
全く嘘ッス。(笑)
久々なISS、国際宇宙ステーションでした~。
でも段々サンダーバードの世界が現実に近付いている印象を
モロに受ける衛星ですよね。
番外編はペネロープ号。
その名の通り、国際救助隊のエージェントであるレディ・ペネロープの愛車。
お抱え運転手はパーカー。
未来の世界のロールスロイスと言う事で、名称の使用を正式にロールスロイス社からも
認められていたと言う事実は、この度初めて知った・・・。(汗)
屋根全体がガラス張りなので、近未来に購入または、乗車する予定がある方は、
万全の日焼け対策を施したいところ。
トレーシー島全貌。
表側はTVでもお馴染みな光景。
でも裏側に眼を移すと・・・。
そこには何と、メガソーラー発電所や風力発電所が乱立!
こんな風になってたんだ~。
この状況には驚きを隠せません。正に完全ノーマークでした。(笑)
と言う訳で懐かしさのあまり、いろいろ書き綴りましたが、
サンダーバードのちょっとした歴史や子供向けのアトラクションもあり
僕としては結構楽しめたイベントでした。
帰宅後、サンダーバードをまた見たくなったので、思わずDVDをポチッってしまい・・・。
もうそれがやって来た!!(驚)
英語での放送聞いてると、空港の管制塔とのやりとりも滅茶苦茶リアル。
とても子供向け番組とは思えない衝撃に駆られています。(汗)
暫く楽しめそうな予感。