
2023.04.22、妙義山に遠征して「アンタレス付近カラフルタウン」を撮影してきました。
☆撮影日記☆
今回初の撮影スポット「妙義山中ノ獄第1駐車場」。
多くの天文ファンが集まる場所として有名な北関東のスポット。
北関東では光害の影響少なく南天撮影の出来る貴重なスポット。
方角によっては近くの都市郊外の影響を受ける。
北東、光害の影響り、高度があれば撮影可能か。
東、光害の影響強くあり、撮影には不向きで注意したい。
南東、光害の影響り、高度があれば撮影可能か。
いくつか留意点があった。
[第1駐車場、留意点]
・無料駐車場。
・住み込みの管理人さんが24時間駐在しているので安心。
・夜間閉鎖あり→18時~翌7時迄、車の出入りは出来なくなるが駐車場内に滞在可能。不便ですが天体撮影には車の出入りがなくむしろ好材料でセキュリティの観点でも安心。
・路面状態→舗装路面。
・トイレ→綺麗なトイレ有り、24時間使用可能、20時過ぎに消灯、消灯の間は内外とも一切光らず。天体撮影にとても好材料。
・自販機あり→24時間使用可能、夜間照明は無くスイッチボタンのみ薄暗く光っている。
・街灯→1か所あり。LED照明の影響を受けてしまう場所がある。ここに詳しい同士様より3年くらい前よりLED照明が設置されたとの事。指向性の強いタイプなので機材設営場所を選べばさほど問題はなし。天文スポットでの夜間照明設置はとても悲しい配慮。
・地形的に強風にさらされやすい。混雑していないならば車を盾にする策はかなり有効。木がざわつく強風時には空の軽いアルミケースは余裕で飛ばされる。強風にはご注意下さい。今回も、次の回も、ここで強風に遭いました。ここの常連の同士様は「ここの特性」と言う事。
・標高は調べていないが700Mとか。戦場ヶ原よりも気温的にかなり過ごしやすい。戦場ヶ原で0度の時にここで6度と言う事例もあり。
[第二駐車場、留意点]
・無料駐車場。
・24時間開放。
・夜間照明無し。
・未舗装。場所によってはぬかるみあり。
・登山前泊者の利用多くあり。
・トイレは第1駐車場のトイレをご利用。近道のケモノ道もあり。
・路面未舗装ながら第二駐車場を好んで撮影される天文撮影家も多いと言う。

↑、第1駐車場と第2駐車場

↑、第1駐車場

↑、第1駐車場

↑、第1駐車場のご利用時間

↑、第1駐車場

↑、第2駐車場

↑、第2駐車場

↑、第1駐車場の夜間照明(ここだけ)

↑、第1駐車場の夜間照明をかわすには線の右側に撮影の陣を構えたい。

↑、作品、トリミングなし
(ステライメージ8、自動コンポジットパネル、自動レベル調整OFF)

↑、RGBの山

↑、作品、トリミングなし
(ステライメージ8、自動コンポジットパネル、自動レベル調整ON)

↑、RGBの山
対象:アンタレス付近カラフルタウン
撮影日時:023.04.22、01:52~03:29
撮影地:妙義山中ノ獄第1駐車場
月と薄明
機材
・61EDPHⅱ
・専用レデューサー
・スターリーナイトフィルター
・よこたレンズヒーター(対物レンズ&ガイド鏡)
・FUJIFIM X-T30(APS-C)
・EQ5GOTO
・SS-OENオートガイダープロ
・SS-OENオートガイドカメラ120ミリレンズセット
・SS-OENオートガイダープロ無線コントロール
・VIXEN NEBULA BOOK
・STELLARIUM
・ステライメージ8
焦点距離とF値
・247mm(専用レデューサ使用)
・F4.5(専用レデューサ使用)
撮影方法
・直接焦点撮影
・オートガイド
・ディザリング
撮影時ヒストグラム

↑、撮影開始時

↑、撮影中盤

↑、撮影終盤
露出
・F4.5
・ISO1600
・200秒
・25枚
・総露出83分
画像処理
・JPG
・ステライメージ8→コンポジット、諧調、フラット補正、カブリ確認、周辺減光確認、ノイズリダクション
*総露出少なく星雲強調を攻めた結果ノイジーとなりあまりやりたくは無いがノイズリダクション適用
フラット補正
「セルフフラット補正」

*しかし星雲をとばす工程はレベル調整ではなくトーンカーブに変更あり
その他
強風に対して車を盾にする。
アルミケースが飛ぶ程の強風でオートガイド。
ガイドグラフは怪しいがおおむねガイド出来ており、加算平均にて修正され問題はなかった。

↑、ディザリング撮影も出来ている
撮影地へのアプローチ
R18からのアプローチ&松井田妙義ICからのアプローチは峠道をおおく走る事になる。
R254からのアプローチ&下仁田ICからのアプローチは峠道は少なくて走りやすい。

今回のコミコミ燃費
省燃費と一般道にて財政に優しい遠征として回数行ける様にしています。
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Posted at
2023/05/01 03:00:40