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2023年11月12日 イイね!

2023.11.01-02、栃木市プチ遠征、月夜でも「ライオン星雲」「ハート星雲&胎児星雲」

2023.11.01-02、栃木市プチ遠征、月夜でも「ライオン星雲」「ハート星雲&胎児星雲」2023.11.01-02、栃木市にプチ遠征、月夜でも「ライオン星雲」「ハート星雲&胎児星雲」


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晴れの予報でも月がある。
が、撮影したい。
との事でL-extremeフィルター使用にて天体撮影をした。
L-extremeフィルターは星雲の輝線を拾う狭い透過特性で強力な光害カット効果を期待出来が、写る星雲は特定の波長のみを写し出しているので表現性は味わい欠け乏しい印象。
と、言う訳でL-extremeフィルターは光害カットの目的よりもなかなか写りにくいOⅲ輝線を捉える目的で使用する使い方が断然面白い。
と、言う訳でメイン撮影対象は「ライオン星雲」。
ライオン星雲はこの時期早く高度が下がってしまうのでサブ対象は「ハート星雲&胎児星雲」とした。
ライオン星雲は初の挑戦。
なかなか捉えにくいOⅲ輝線を発する。
L-extremeフィルターを試してみたくなる。
L-extremeフィルターは何度も使用してきたが透過特性グラフから対月対光害性能を過度に期待しない方が良い。
理由は、効果は大変高いが「写り」に関してはやはり月と光害の無い空が良い。
より良いライオン星雲の撮影を考えOⅲ輝線を捉え写し出すには、月の無い夜に空気が澄んでいて周辺の光害を大気中の水蒸気が拾わない様な大気の条件が必要と思っている。
しかし今回は、光害少なめのお手軽プチ遠征先、月夜、大気の状態はあまり澄んでいない感じ。
ライオン星雲のお試し撮影的な気軽なノリで練習撮影のつもりでトライした。
結果としては撮影条件を考慮し、ワンショットナローバンド撮影と言う事も考慮し、ギリギリ自己満足出来る感触。
その為に「次回撮影の機会が訪れた時には今回の経験を活かしガチで挑みたい」と気持ちとなった。
サブ対象のハート星雲&胎児星雲はわりと写りやすい対象で、こちらは単純に「L-extreme VS 月」を検証してみたかった。
「見せてもらおうかL-extremeの性能とやらを」と心の中でニヤりとつぶやきながら撮影。
まぁ、対象的に普通にブロードバンド撮影した方が表現性は良い。
L-extremeフィルター使用で表現性はイマイチとなるが月夜でも撮影したいのでしょうがない。
結論としてわかりきっているがL-extremeフィルターはOⅲ輝線を捉える目的で使用した方が断然面白い。

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↑、作品1、「ライオン星雲」、トリミングなし。


↑、作品1、「ライオン星雲」、写真の安定感を求める程度のトリミングあり。


[撮影メモ]

撮影日時:2023、11.01、20:50

撮影対象:ライオン星雲、Sh2-132

焦点距離:274mm(レデューサー使用)

F値:F4.5(レデューサー使用)

露出:ISO6400、400秒、30枚

総露出時間:200分

機材
・クリアバーティノフマスク
・銀色延長フード(撮影鏡筒)
・よこたレンズヒーター(撮影鏡筒)
・61EDPHⅱ
・専用レデューサー
・L-extremeフィルター
・X-T30
・EQ5GOTO
・SS-ONEオートガイダープロ(Sh2対象導入には非対応)
・SS-ONE無線コントロール
・SS-ONE電子極軸望遠鏡
・SS-ONE120mmガイドカメラセット
・ステップアップリング42→52mm
・ハクバメタルレンズフード52mm
・よこたレンズヒーター(ガイド鏡)
・銀色延長フード(ガイド鏡)
・ビクセンnebula book(おおよその位置確認に使用)
・ビクセンplanet book(月の出入り確認に使用)
・ステラリウムスマフォ有料版(写野シミュレーションに使用)
・スカイサファリPLUS(Sh2対象の導入に使用)
・ステライメージ8(画像処理に使用)

撮影方法:直焦点撮影、オートガイド、ディザリング、

カメラ取付け方向:赤道儀座に対して垂直

画像処理
・JPGより作成
・コンポジット
・ソフトビニングフラット補正
・諧調
・若干のノイズリダクション処理あり


[薄明時刻]






[月の様子]




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↑、作品2、「ハート星雲&胎児星雲」、トリミングなし。


[撮影メモ]

撮影日時:2023、11.02、01:35

撮影対象:ハート星雲&胎児星雲

露出:ISO6400、200秒、35枚

総露出時間:116分40秒

他、作品1に同じ


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[背面モニタに写る明るさと、実際に撮影された明るさと、ヒストグラム]


↑、ライオン星雲の撮影開始時のデジカメ背面モニタをスマフォ撮影
今回はヒストグラムをしっかり中央まで上げ撮影。


↑、そのヒストグラム
デジカメ背面モニタをスマフォ撮影
ヒストグラムは中央まで上がっている。


↑、その画像をPCに取り込んで確認。
撮って出し1枚物。
画像の明るさに注目。



↑、ライオン星雲の撮影最終のデジカメ背面モニタをスマフォ撮影


↑、そのヒストグラム


↑、その画像をPCに取り込んで確認。



↑、ハート星雲&胎児星雲の撮影最初のデジカメ背面モニタをスマフォ撮影


↑、そのヒストグラム


↑、その画像をPCに取り込んで確認。



↑、ハート星雲&胎児星雲の撮影終盤のデジカメ背面モニタをスマフォ撮影


↑、そのヒストグラム


↑、その画像をPCに取り込んで確認。


今回はヒストグラムを中央付近まで上げて撮影する事に注意して撮影してみた。
前回撮影のオリオン座「エンゼルフィッシュ星雲~バーナードループ」で淡い淡い星雲の表現の為にキツい強調処理をしなくてはならなかった。
強い強調処理は弊害も出て来るので元写真の写りを改善する事によって強調処理は最小限にとどめ画像の荒れを少なくしたかった。
今回その効果は多少なりともあったと思う。

ふり返ると、ライオン星雲は総露出時間200分、ハート星雲&胎児星雲は総露出時間116分40秒、次回はより暗い空でより良い大気の状態で撮影したい。
ハート星雲&胎児星雲については途中薄雲通過待ちもあって総露出時間116分40秒と少々短くSNは不満。
L-extremeフィルターは透過特性の為にかなり光が絞られ高ISO感度が求められノイズが多くなるので、総露出時間を伸ばし加算平均コンポジットにてSNを向上させたい。

これからのシーズンL-extremeフィルター使用にてねらいたい対象はシリウス付近となるが、
・ミルクポット星雲→61EDPHⅱ(レデューサー使用274mm)とAPS-Cデジカメで。
・トール兜星雲→C6(レデューサー使用945mm)とAPS-Cデジカメで。
Oⅲ輝線を狙ってみたいですね~。
相当な総露出時間が求められるので天候も一晩中晴れて欲しいですね。
しかしシリウス付近は高度が低く滞空時間も短め。
難しい撮影か。
EQ5にてC6運用となると風は弱い方がいだろう。
なかなかハードルは高いと感じている。

撮影機材の関係でカメラはAPS-Cデジカメとなってしまう。
現時点で所有のシステムはSS-ONEオートガイダープロで天体COMSのシャッターは切れない。
現時点では天体COMSのお手軽PCレス撮影に機材が追い付いていない。
天体COMS良いですね。


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↑、今回のピント。
バーティノフマスクはとても重宝。
今回のピント合わせ反省点として、拡大してよく確認してみると若干のピントの追い込み不足か。
バーティノフマスク使用にて客観的に視覚化。
収差を考慮したこだわりの「前ピン、後ピン」とかは特に無し。


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↑、撮影機材


↑、SS-ONEオートガイダープロのガイド状況

ガイド鏡はレンズヒーターさえ装着していれば特に問題は無いが、最近撮影中に出入りする車のライト照射によるガイドパフォーマンス低下を防ぐ目的でガイド鏡の延長フード化をしている。
前回からガイド鏡はハクバメタルレンズフードにてカッコ良くスマートに延長フード化している。
しかし問題点あり。
金属製の黒色は夜露には不利で放熱しやすく冷えやすく夜露が付きやすい。
そこでガイド鏡レンズヒーターを使用した上でステップアップリング&ハクバメタルレンズフードにて径を拡大しその上からアルミ泊素材にて延長フード化してみた。
撮影鏡筒もケラレない範囲でアルミ泊素材にて延長フード化している。


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こんな感じでした。

Posted at 2023/11/12 12:01:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味
2023年09月29日 イイね!

2023.09.29、過去の作品をふり返り再度画像処理してみた。

2023.09.29、過去の作品をふり返り再度画像処理してみた。2023.09.29、過去の作品をふり返り再度画像処理してみた。

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2022.10.20に最高の条件で撮影出来たアンドロメダ銀河。
画像処理を終え、みんカラのブログアップも終わりもうじき一年が経とうとしている。
しかし心の中で仕上がった作品は「こんなもんじゃないはず、納得出来ない」と感じていた。
当時は「この程度出来れば良いだろう」「もっと表現しよう」とか思っていた。
それはそれで全然良いのだが2023.09.29の今になってその作品を再び画像処理してみたくなった。
当時の感性と現在の比較、表現性の違いを感じた。


↑、過去にみんカラブログにアップしたアンドロメダ銀河。
このブログ掲載の作品を再画像処理してみた。

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↑、作品、2022.10.20撮影、アンドロメダ銀河、2023.09.29再画像処理(JPGより作成)
*トリミングなし

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↑、作品、2022.10.20撮影、アンドロメダ銀河、2023.09.29再画像処理(RAWより作成、ダーク減算あり)
*トリミングなし

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↑、作品、2022.10.20撮影、アンドロメダ銀河、当時の画像処理(JPGより作成)
*トリミングなし
やり過ぎちゃってますね~

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↑、作品、2022.10.20撮影、アンドロメダ銀河、当時の画像処理(RAWより作成、ダーク減算あり)
*トリミングなし
表現イマイチだったなぁ~

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【撮影メモ】

対象:M31アンドロメダ銀河

撮影日時:2022.10.20、19:30~

撮影地:戦場ヶ原

天の条件

↑、月と薄明

[機材]
EVOSTAR72EDⅱ
×0.85専用レデューサー
UVカットフィルター
よこたレンズヒーター(対物レンズ&ガイド鏡)
X-A5
EQ5GOTO
SS-ONEオートガイダープロ
SS-ONEオートガイドカメラ120ミリレンズセット
SS-ONEオートガイダープロ無線コントロール

焦点距離:357mm(×0.85専用レデューサー使用)

F値:F5(×0.85専用レデューサー使用)

撮影方法:直接焦点撮影、オートガイド、ディザリング、多段階露光

[露出(多段階露光)]
ISO1600、270秒×25枚
ISO1600、140秒×25枚
ISO1600、 70秒×25枚
総露出時間、200分
*たしか当時35秒も撮影予定だったが操作ミスで撮影出来なかった様な、気がした。

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過去の作品を再画像処理してみました。
Posted at 2023/09/29 18:02:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味
2023年09月23日 イイね!

2023.09.18、21:30、遠征撮影、ガーネットスター星雲

2023.09.18、21:30、遠征撮影、ガーネットスター星雲2023.09.18、21:30、遠征撮影、ガーネットスター星雲

【撮影日記】

月の具合と天候と休日がうまく重なった。
天体撮影に出かけよう。
撮影出来そうな予報の撮影地は房総方面。
天体撮影YouTuber「旅するプーさん」の紹介にあった万木城址公園に行ってみた。



この撮影スポットは今回が初で情報はプーさんのYouTube動画とグーグルマップのロケハンのみとなる。
スポットに到着。
すると常夜点灯のLED街灯が設置されており残念だった。
撮影機材設営の際にこの明るいLEDが手元を照らしてくれるので機材設置は楽だが嬉しくは無い。
また駐車場に続く道は急こう配&脱輪しそうな心折れる狭い道で信号機による一方通行規制となっている。
この信号機もかなり明るい。
南天が暗いだけにとても残念だった。
房総某所の勝浦も鴨川も残念なLED街灯ありで本当に残念。
夜間照明問題は本当に何とかならないのかな~。







で、何を撮影しようか。
残念なLED街灯を避けつつ明るい空なのでL-extremeフィルターを使用する。
L-extremeフィルターはかなり光が絞られ高ISO感度撮影は必須。
高感度撮影はノイズが多くなるので多枚数撮影&コンポジットにてSNを向上させる必要がある。
最低2時間の露出が無いと話にはらない。
滞空時間の長い対象、LED照明の直撃を避けた位置関係、輝線星雲、の条件だと今時期はケフェウス座の方向か。
そちら方面には魅力的な輝線星雲がたくさんある。
せっかくL-extremeフィルターを使用するのだから普段は淡く捉えにくい対象の方が撮影のしがいがあって楽しいかも。
フライングバットは無理だろうなぁ、ライオンの赤と青は魅力的だが未知、クワガタも良いなぁ。
と、言うわけで今回の機材の画角を活かし、適度に淡いガーネットスター星雲を狙ってみる事にした。


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↑、作品、ガーネットスター星雲
(薄雲通過コマと低空コマも含め56コマでコンポジット)
(トリミングなし)


対象:IC1396 ガーネットスター星雲

撮影日時:2023. 09.18、21:30~

撮影地:千葉県、万木城址公園

天の条件

↑、月と薄明

機材
・61EDPHⅱ
・専用レデューサー
・L-extremeフィルター
・よこたレンズヒーター(対物レンズ&ガイド鏡)
・FUJIFIM X-T30
・EQ5GOTO
・SS-OENオートガイダープロ
・SS-OENオートガイダープロ無線コントロール
・SS-OEN電子極軸望遠鏡
・SS-OENオートガイドカメラ120ミリレンズセット
・VIXEN NEBULA BOOK(スマフォアプリ、位置関係を確認)
・STELLARIUM(スマフォアプリ版、写野確認)
・ステライメージ8(コンポジット、フラット補正、諧調、など画像処理)

撮影方法:直接焦点撮影、オートガイド、ディザリング撮影

焦点距離:274mm(専用レデューサー使用)

F値:F4.5(専用レデューサー使用)

露出:ISO12800、320秒、53枚、総露出282分(薄雲通過コマ、低空コマ、含む)


↑、使用写真53コマ(薄雲通過コマ、低空コマ、含む)


↑、22時05分のヒストグラム(デジカメ背面モニタをスマフォで撮影)

画像処理
・JPGより作成
・ステライメージ8
(コンポジット、ソフトビニングフラット補正、諧調、)
・トリミングなし


↑、RGBの山


↑、ガーネットスターをトリミング。
L-extremeフィルターは設置位置によって輝星の周りにハロやゴーストが出やすいとの事。
今回はこんな感じ。
フィルターに当たった光が反射するらしい。
フィルターは鏡筒&専用レデューサーの推奨位置に設置。
また、高感度撮影によるノイズ感は53枚コンポジットにてこの程度になった。


↑、星雲をトリミング。
同様にノイズ感はこの程度となった。


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↑、作品、ガーネットスター星雲
(薄雲通過コマと低空コマを省いた36コマでコンポジット)
(トリミングなし)


対象:先に同じ

撮影日時:先に同じ

撮影地:先に同じ

天の条件(月と薄明):先に同じ

機材:先に同じ

撮影方法:先に同じ

焦点距離:先に同じ

F値:先に同じ

露出:ISO12800、320秒、36枚、総露出192分(薄雲通過コマと低空コマを省いた36コマでコンポジット)


↑、使用写真36コマ(薄雲通過コマと低空コマを省いた36コマでコンポジット)

画像処理:先に同じ


↑、RGBの山


↑、ガーネットスターをトリミング。
L-extremeフィルター使用時の輝星にハロやゴーストが出やすい。
今回はこんな感じ。
また、高感度撮影によるノイズ感は36枚コンポジットにてこの程度になった。


↑、星雲をトリミング。
同様にノイズ感はこの程度となった。


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Posted at 2023/09/24 00:12:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味
2023年09月23日 イイね!

2023.09.09、土星、木星、撮影

2023.09.09、土星、木星、撮影2023.09.09、土星、木星、撮影


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【撮影日記】

今回も光害地の自宅で撮影。
前回2023.08.25-26撮影の「土星」「木星」は課題が多く残る結果となった。
とくに木星の「縞の色と大赤斑の色がほぼ同じ」とか色味が乏しくとても残念だった。
そこでカメラを変えてみる事にする。
前回はデジイチX-T30。
今回はZWO ASI 224 MC。
ZWO ASI 224 MCは天体撮影に惑星撮影に特化しているのか結果はとても良かった。
おおむね満足出来たがもっと解像された写真を撮ってみたい。
赤道儀の性能ではこれ以上の大口径化は難しいのでよりシーイングの良い条件で撮影したい。


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↑、作品、土星、2023年09月09日22時16分
*球体に飽和ありの様子


↑、同一写真、トリミング
*球体に飽和ありの様子

[機材]
C6
付属31.7ビジュアルバック
アストロストリート3エレメントアポ31.7バローレンズ×2.5
ZWO UV/IRフィルターなし(*つけ忘れ)
31.7スリーブ
ZWO ASI 224 MC
、他略

[焦点距離&F値]
3750mm F25

[露出]
G=50 EX=792㎳
558フレーム撮影→522フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
AVI動画撮影
ステライメージ8→マニュアル動画スタック、カラーバランス、レベル、色ずれ補正、シャープ系処理


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↑、作品、土星、2023年09月09日22時32分


↑、同一写真、トリミング


↑、同一写真、トリミング

[機材]
先に同じ
ZWO UV/IRフィルターあり

[焦点距離&F値]
先に同じ

[露出]
G=100 EX=500㎳
999フレーム撮影→736フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
先に同じ


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↑、作品、土星、2023年09月09日22時52分


↑、同一写真、トリミング


↑、同一写真、トリミング

[機材]
先に同じ
ZWO UV/IRフィルターあり

[焦点距離&F値]
先に同じ

[露出]
G=50 EX=792㎳
618フレーム撮影→515フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
先に同じ


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↑、作品、木星、2023年09月09日23時05分

[機材]
先に同じ
ZWO UV/IRフィルターあり

[焦点距離&F値]
先に同じ

[露出]
G=50 EX=49.8㎳
1001フレーム撮影→555フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
先に同じ


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↑、作品、木星、2023年09月09日23時07分

[機材]
先に同じ
ZWO UV/IRフィルターあり

[焦点距離&F値]
先に同じ

[露出]
G=50 EX=62.6㎳
1003フレーム撮影→555フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
先に同じ


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↑、作品、木星、2023年09月09日23時12分


↑、同一写真、トリミング

[機材]
先に同じ
ZWO UV/IRフィルターあり

[焦点距離&F値]
先に同じ

[露出]
G=50 EX=79.2㎳
766フレーム撮影→329フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
先に同じ


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↑、作品、木星、2023年09月09日23時14分

[機材]
先に同じ
ZWO UV/IRフィルターあり

[焦点距離&F値]
先に同じ

[露出]
G=50 EX=99.3㎳
980フレーム撮影→536フレームスタック


↑、スタックのみの画像

[画像処理]
先に同じ


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↑、天の様子


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Posted at 2023/09/23 01:38:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味
2023年09月04日 イイね!

2023.08.25-26、「土星」「木星」撮影

2023.08.25-26、「土星」「木星」撮影2023.08.25-26、「土星」「木星」撮影


【撮影日記】

光害の激しい千葉県北西部の自宅で惑星撮影。
なかなか晴れない空ですがこの日は晴れそうな予報。
都合上遠征には行けないので自宅で惑星撮影となる。

惑星撮影と言えば長焦点の光学系。
シュミットカセグレンに以前からの興味があり既にポチリ済み。
しかし実際の撮影運用に色々と時間がかかってしまい今回初の惑星成功撮影となった。
(前回運用で色々問題が出ていた)
パーツ間の相性、光路長、撮影者の拘り、フード設置、断熱対策、など目途が付き今回の運用に至る。
当初シュミットカセグレン特有の強拡大時ピント合わせでのミラーシフトですがC6鏡筒のピントノブ使用でも体感できない位に小さなものだった。
モデルが最新だからか?
2023年の値上がり後のモデル。

今回の撮影対象は「土星」「木星」。
惑星撮影はシーイングに左右されやすく「今時期」の撮影が良いとの情報をみんカラの同士の方より情報入手している。
日本上空の気流の関係らしい。
今回は惑星を動画撮影し各フレームをスタックする。
今どき王道の画像処理手法。
各フレームをざっくり見てみるとシーイングはまあまあ良い方かと(惑星職人では無い一般人の感想)。
星が瞬いているシーイングでは「赤寄りのフレーム」「緑寄りのフレーム」「明るいフレーム」「暗いフレーム」「ボケボケのフレーム」などが混在しているが、今回はわりと各フレームの差は小さい印象だった(惑星職人では無い一般人の感想)。
なのでスタックはステライメージ8にて「自動動画スタック上位30%使用」の設定とした。
(各フレームの撮影状態のバラつきが大きい時はマニュアルスタックにて使用フレームを任意選定するようにしている)

木星撮影するなら大赤斑を捉えたい。
木星大赤斑をシミュレーションするサイトをネット上に発見。
「木星 大赤斑 予報」とググると「木星および大赤斑の出没時刻の計算」がヒットする。
が、日付設定等イマイチ使いにくく間違えやすい。
そこで現在スマフォにインストールしている天文系アプリを再確認すると大赤斑のシミュレーションが可能だった。
この機能は今まで使用していなかったので気が付かなかった。
➀、ビクセンの無料スマフォアプリ「planet book」
無料なので機能と表示はそれなり。
でもちゃんと使えて機能は十分(か?)。
➁、スマフォアプリ「Stellarium有料版」(無料版にこの機能があるかは不明)
このアプリは他撮影でも大変お世話になっておりますが癖強めで慣れが必要。
慣れれば十分な高機能にご満足(か?)。
また、➀、➁、ともに土星の環の見え方もシミュレーション可能。
土星の環は今後地球から見て水平になっていくので観測がしにくくなるようです。
見方を変えれば環が限りなく薄くなった土星を撮影するチャンス到来とも言える。
それはそれで楽しみ。
土星の環を撮影するなら今シーズンなら良好か。



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【作品、土星、2023年08月25日22時42分】







*上画像は同一でトリミングの違い。


[撮影メモ]

対象:土星

撮影日時:2023年08月25日22時42分

撮影地:千葉県北西部自宅強光害地


↑、天の条件

機材
・セレストロンC6
・セレストロン2インチアダプタSTC用
(*カメラ接続と言えばセレストロンTアダプタSTC用が一般的だが、48mmフィルター使用、2インチバローレンズ使用、ビクセンフリップミラー使用、等の関係でこちらを使用。光路長はほぼ同等。)
・アストロストリート2インチ×2バローレンズ
・アストロストリートセルフセンタリング2インチスリーブ延長等50mm
(*バローレンズからセンサー面までの距離を延長して焦点距離を伸ばす狙いで設置)
(*先端に48mmネジ山あり、48mmフィルター等設置可能。)
(*使用感はねじって締める機構が固すぎだろ。)
・ビクセンフリップミラー
(*撮影と観測を快適に切り替える目的の為に設置。)
(*バローレンズからセンサー面までの距離は延長され焦点距離も伸びる。)
・49→48mmステップダウンリング
(*ビクセンフリップミラーのネジ山は何故か49mm。48mmフィルター等が使用可能になる)
・ケンコー48mmUVカットフィルター
・ボーグ回転式ヘリコイド
(*カメラピントとアイピースピントの差を修正。)
・ボーグのリング、何だったかなぁ~。
(*ビクセンフリップミラーとヘリコイド間にネジ山合わせの為に設置。)
・C6付属の25mmアイピース
(*バローレンズと延長筒の組み合わせにより眼視観測では十分な拡大率。更に拡大したい時は20mmアイピースも有効だった。)
・カメラ接続リングM42キャノンEOS用
・Xマウント変換リング
・FUJIFIM X-T30
・EQ5GOTO
・SS-OENオートガイダープロ
・SS-OENオートガイドカメラ120ミリレンズセット
(*今回はノータッチガイドでオートガイド機能は使用せず。鏡筒フロント下部に設置してバランス取りに使用。)
・SS-OEN電子極軸望遠鏡
・SS-OENオートガイダープロ無線コントロール
・VIXEN PLANET BOOK
(*無料スマフォアプリ。惑星位置、土星環の見え方、木星大赤斑をシミュレーション可能。)
・STELLARIUM
(*有料版スマフォアプリ。惑星位置、土星環の見え方、木星大赤斑をシミュレーション可能。)
・ステライメージ8
(*動画スタック、諧調、色ずれ補正、シャープ系処理、等、画像処理に使用。)

撮影方法:直接焦点撮影、ノータッチガイド

焦点距離:不明。
(*C6は1500mm。×2バローレンズ。延長筒とフリップミラーにて110mm延長。焦点距離はどれくらいになるのかなぁ~。)

F値:不明。
(*C6はF10。×2バローレンズ。延長筒とフリップミラーにて110mm延長。F値はどれくらいになるのかなぁ~。)

露出:デジイチX-T30動画撮影。オートモードは使用せず。シャッタースピードダイヤルの設定は「A」。感度は任意設定でISO12800、動画1分15秒位で始まりと終わりの数秒は使用せず。
(*任意設定にてISO感度を変更すると画像の明るさを変更できる。)
(*よって勢いでポチった可変NDフィルターは無駄となった。金星撮影や月撮影で使用可能か。)

画像処理
・MOV動画より作成
・ステライメージ8にて上位30%自動スタック。
・ステライメージ8にてレベル調整&カラーバランス調整。
・ステライメージ8にて惑星色ずれ補正。
(*完璧な修正は不可。修正しきれない箇所はシャープ系処理で後々目立つ事となる。この箇所をごまかす処理によって乏しい諧調になったような気がする。そこでADCはどれほど有効か興味深い。ZWOのADCはパーツを分解するとM42ネジ山があったような。ビクセンフリップミラー後にM42接続にてADC設置は可能か?未検証。)
・ステライメージ8にてシャープ系処理
(*スマートマルチバンドシャープでざっくり弱めにシャープ処理。その後にマルチバンドシャープにて無理のない範囲でシャープ処理。)



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【作品、木星、2023年08月26日00時08分】





*上画像は同一でトリミングの違い。


[撮影メモ]

対象:木星

撮影日時:2023年08月26日00時08分

露出:デジイチX-T30動画撮影。オートモード使用せず。シャッタースピードダイヤル設定は「A」。感度は任意設定でISO3200、動画1分15秒位で始まりと終わりの数秒は使用せず。

*他、土星に同じ



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【作品、木星、2023年08月26日00時11分】





*上画像は同一でトリミングの違い。


[撮影メモ]

対象:木星

撮影日時:2023年08月26日00時11分

露出:デジイチX-T30動画撮影。オートモード使用せず。シャッタースピードダイヤル設定は「A」。感度は任意設定でISO1600、動画1分15秒位で始まりと終わりの数秒は使用せず。

*他、土星に同じ



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【作品、木星、2023年08月26日00時12分】





*上画像は同一でトリミングの違い。


[撮影メモ]

対象:木星

撮影日時:2023年08月26日00時12分

露出:デジイチX-T30動画撮影。オートモード使用せず。シャッタースピードダイヤル設定は「A」。感度は任意設定でISO800、動画1分15秒位で始まりと終わりの数秒は使用せず。

*他、土星に同じ



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[撮影時の明るさを比較する]

撮影はデジイチX-T30動画撮影。
オートモードはオフ。
シャッタースピードダイヤルは「A」。
ISO感度は任意設定。
(*土星撮影はISO12800のみ。次回は、ISO6400、ISO3200、でも撮影したい。)
(*木星撮影は、ISO12800、ISO6400、ISO3200、ISO1600、ISO800、で撮影。12800と6400は明らかに明る過ぎで画像処理はせず。)


↑、土星、ISO12800、スタックのみ、拡大トリミングあり
もっと感度を落として撮影しても良かった。作品として仕上げると、元画像が明るく球体縞模様が負けてしまい縞模様はあまり出せなかった。もともと球体の模様の乏しい土星だから何とかなった印象。


↑、木星、ISO3200、スタックのみ、拡大トリミングあり
撮影時の明るさとしては主観だが良い感じと思われたが作品として仕上げると、木星の縞模様は白い部分に負けてしまい複雑な縞模様がボケてしまった印象。


↑、木星、ISO1600、スタックのみ、拡大トリミングあり
撮影時の明るさとしては主観だがやや暗いと思われた。作品として仕上げると、木星の縞模様の写りは改善。シャープ処理を強めにかけても白い部分が潰れにくい印象だった。


↑、木星、ISO800、スタックのみ、拡大トリミングあり
撮影時の明るさとしては主観だがかなり暗いと思われた。作品として仕上げるとISO1600と同等か。惑星の色ずれ補正の際に確認しにくいのでレベル調整後に色ずれ補正をした。シャープ処理等の画像処理はISO1600の方が楽だった。しかし、色ずれ補正はISO1600の方が難しかった。ISO1600は補正後も色ずれが目立ち、色ずれをごまかす諧調処理が多く必要となった。色ずれをごまかす諧調処理をすると木星全体の諧調も失われたのか平坦な印象となってしまった気がする。と言うわけで大気分散プリズムADCに興味津々。



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以前掲載のブログの木星の方が良く写っていて悔しい。
購入して以来1度も光軸調整した事ないニュートン反射BKP130と ZWO ASI224MC で撮影。
今回の機材がこんな機材に負けるとは。
きっとカメラが原因か?
高感度なのか、高解像度なのか、天体シーモスカメラの性能の差か?
セレストロンC6と ZWO ASI224MC でリベンジ検証してみたくなるが天体シーモスカメラはPCを使用するので設営が面倒くさいなぁ~。





C6が光軸調整なしのBKP130に負けるか?
そんなわけないでしょ?
原因はカメラでしょ?
今後予定のC6機材ブログはやる気ダウン気味。


と、言う話しとなりました。

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Posted at 2023/09/04 22:54:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 天体観測 | 趣味

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