天体撮影してきました、14
2022.06.01~02、赤城山に天体撮影に行きました。
房総にて三裂星雲を撮影したかったのですがそちらは天候に恵まれず、赤城山で網状星雲を撮影してきました。
今回の撮影対象「網状星雲」は初の撮影です。
機材的に、撮影地の方角的に、撮影時期的に、撮影しやすかった。
手持ちの機材で写野を有効に生かせる対象でした。
パターン1、↓

[撮影対象] 「網状星雲」
[撮影日時] 2022.06.01、23.55
[撮影地] 赤城山
[撮影機材]
EQ5
SS-OEN Auto Guider Pro
SS-OEN Auto Guider Pro 無線コントロール
SS-OEN オートガイド120ミリレンズセット
Evostar72EDⅡ
専用レデューサー(使用時、357ミリ、F4.9)
コメットバンドパスフィルター
X-A5
ステライメージ8
[撮影方法] 直焦点撮影、オートガイド、ディザリング
[露出] ISO1600、360秒、26枚
[画像処理] JPEG コンポジット(マニュアル) フラット補正 諧調
パターン2、↓

[撮影対象] 「網状星雲」
[撮影日時] 2022.06.01、23.55
[撮影地] 赤城山
[撮影機材]
EQ5
SS-OEN Auto Guider Pro
SS-OEN Auto Guider Pro 無線コントロール
SS-OEN オートガイド120ミリレンズセット
Evostar72EDⅡ
専用レデューサー(使用時、357ミリ、F4.9)
コメットバンドパスフィルター
X-A5
ステライメージ8
[撮影方法] 直焦点撮影、オートガイド、ディザリング
[露出] ISO1600、360秒、26枚
[画像処理] JPEG コンポジット(自動) フラット補正 諧調
パターン1、パターン2、は同一の元写真JPEGでステライメージ8のマニュアルコンポジットと自動コンポジット。
諧調調整はその時の気分で差があります。

いつもの機材。あれこれ試してみたい機材はあるが予算には限りがあるのも現実。

今回の現地食。この時期は美味しく食べられますが、冬季はシャリが凍ってシャリシャリになる。

↑、撮影開始時のヒストグラム。もうちょい露出しても良かったか。

↑、天頂近い撮影終盤のヒストグラム。やはりもうちょい露出しても良かったか。

クーラーボックスの中にはポータブル電源と赤道儀コントローラー。
夜露&気温対策です。
実際の操作はほぼスマホから遠隔操作する。
このコントローラーで出来る事。
・「電子極軸合わせ」極軸合わせはカメラで行う
・自動導入
・オートガイド
・インターバル撮影
・ディザリング撮影
以上、パソコンレスで出来てしまう。
しかもスマホにて遠隔操作。
写真のコントローラーは旧タイプです。
現行型は同等の能力でお値段も更にお安くなっている様です。
厳しい撮影環境でトラブルが多いパソコン制御はちょっと・・・と思ってました。

SS-OENオートガイダープロによるガイド星のパラメータ。
ゲイン等で露出調整可能。

インターバル撮影のパラメータ。
↑、露出6分、10秒間隔、99枚撮影を設定している。

↑、ディザリング撮影のパラメータ。
撮影場所を多少ずらしコンポジットにて固定ノイズ低減に貢献する。
写真の設定は撮影ごとに2ピクセル移動させ任意のガイド内に7カウント当てはまるとシャッターが切れます(多分、メカは苦手)。
10秒のインターバルですが任意の安定ガイド状態になるまでシャッターが切られる事は無いのでミスショットが少ないです。

本日もガイドは安定している様です。

ディザリング発動後にガイドがすぐに安定し次の撮影が開始された様子。

ディザリング発動後にすぐにガイドが安定しない場合はガイドが安定するまで次のシャッターをちゃんと待っていてくれます。
と、言う訳で今のSS-OENオートガイダープロのシステムに撮影をかなり助けて頂いてます。
開発者の「ほんまかさん」本当にありがとうございます。
ユーザーとしてはとても満足しています。
興味のある方は「ほんまかさん」のYouTube動画でご覧になれます。
6月に入りガソリンも他物価高騰も気になります。
今回もミライースは燃費良く走ってくれました。

Posted at 2022/06/07 22:31:37 | |
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