天体撮影してきました、12
以前撮影の天体写真です。

↑、作品1、北アメリカ星雲とペリカン星雲

↑、作品2、北アメリカ星雲とペリカン星雲

↑、作品3、北アメリカ星雲とペリカン星雲

↑、作品4、北アメリカ星雲とペリカン星雲
[撮影日時]
2021.04.30.23:31
[撮影地]
茨城県古河市
[撮影機材]
EQ5
SS-one AutoGuider Pro
SS-one AutoGuider Pro 無線コントロール
SS-one オートガイド120ミリレンズセット
Evostar72edii
専用レデューサー(使用時、357ミリ、F5)
L-extremeフィルター
X-A1
[撮影方法]
直焦点撮影、オートガイド、ディザリング
[露出]
ISO6400、280秒、42枚、総露出時間196分
[画像処理]
作品1
JPEGから処理
コンポジット:ステライメージ8詳細編集モード
フラット補正:ステライメージ8
その他:ステライメージ8
作品2
JPEGから処理
コンポジット:ステライメージ8 自動処理モード
フラット補正:ステライメージ8
その他:ステライメージ8
作品3
RAFから処理
DNGに変換
コンポジット:ステライメージ8詳細編集モード
フラット補正:ステライメージ8
その他:ステライメージ8
作品4
RAFから処理
DNGに変換
コンポジット:ステライメージ8自動処理モード
フラット補正:ステライメージ8
その他:ステライメージ8
L-extremeフィルターとデジカメを使用したワンショットナローバンド撮影です。
*L-extremeフィルターとワンショットナローバンド撮影の説明は省略いたします。
北アメリカ星雲とペリカン星雲を光害下で撮影してみました。
撮影地の光害レベルは、
・ノーフィルター撮影不可
・コメットバンドパスフィルター撮影不可
・クアッドバンドパスフィルター撮影可能ですが東京や古河市街の方角はキツイかな?
と、言った感じです。
同対象のノンフィルター撮影の画像は「天体撮影してきました、10」に掲載しておりますので、違いを確認したい方はそちらもご覧下さい。

↑、「天体撮影してきました、10」より、北アメリカ星雲とペリカン星雲
L-extremeフィルターは強力な光害カット性能を発揮してくれますが、2つの光の波長のみを撮影しているので色表現性はそれなりでした。
L-extremeフィルターは以下の使用がよろしいかと思います、↓
・色表現は犠牲になるが遠征せずに気軽に光害下で撮影を楽しみたい。
・撮影対象はHαとOⅢを放つ、輝線星雲、惑星状星雲、超新星残骸、とか有効。
・光害の極めて少ない撮影スポットであえてL-extremeフィルターを使用し、Hα、OⅢ、を放つとても淡い「難物な対象」をどうしても狙いたい。
、など。
と、言うわけで今後もL-extremeフィルターを使用して天体撮影初心者の私でも積極的に難物に挑戦してみようと考えております。
「天体撮影してきました、11」はL-extremeフィルター使用による難物撮影の回です。
よろしければそちらもご覧下さい。
露出に関しては相当量が必要です。
フィルターによってかなり光が絞られる→高ISO感度で1コマあたり長時間の撮影が必要となる。→高ISO感度撮影はノイズが多い→多枚数撮影してコンポジットにより滑らかにする。
天体撮影初心者レベルの私の「ワンショットナローバンド撮影」の感想は→機材的にローコストで機材運用もラクで気軽ですが、まともな作品に仕上げようとすると膨大な撮影時間を必要とする事がわかりました。
Posted at 2022/05/03 09:10:11 | |
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