
2023.01.29撮影、ZTF彗星(C/2022E3)
☆撮影日記☆
今回は初めての彗星撮影。
彗星の画像処理にはメトカーフコンポジットが有効と言うわけで手軽に簡単にステライメージ8にて自動で対応してくれるのですが、そのためには関連ソフトをインストールしていることが条件との事。
残念ながら関連ソフトのインストールは無いのでメトカーフコンポジット使用は断念。
その為、背景に合わせる普通のコンポジットにて処理をする。
背景に合わせるコンポジットなので当然動く彗星核は流れる。
そこで流れた彗星核はあえて明るさを飽和させ丸くなるまで潰して核の「流れ」をごまかす。
彗星核の流れを最小限に抑える為にコンポジット枚数を減らさなければならない。
するとノイズが目立つのでノイズリダクションも適用した。
数パターン試して、ISO6400、60秒、10枚、加算平均σクリッピング、が良好な結果が出た。
(自己評価、自己満足)

↑、作品、ZTF彗星(C/2022E3)、トリミングなし

↑、作品、ZTF彗星(C/2022E3)、トリミングあり
【撮影データ】
撮影対象:ZTF彗星(C/2022E3)
撮影日時:2023.01.29.04:19
撮影場所:栃木市
機材:61EDPHⅱ、専用レデューサー、CBPフィルター、X-A5、EQ5GOTO、SS‐ONEオートガイダープロ、SS‐ONE電子極軸望遠鏡、SS‐ONE120mmガイド鏡&カメラ、SS‐ONE無線コントロール、よこたレンズヒーター×2
露出:F4.5、ISO6400、60秒×10枚
画像処理、JPG、ステライメージ8(自動コンポジット、加算平均σクリッピング、セルフフラット補正、諧調調整、ノイズリダクション)
【月と薄明】
【彗星核】

↑、流れた彗星核

↑、流れた彗星核は明るさを飽和させ丸くなる迄潰す
背景に合わせてコンポジットしているので当然彗星核は流れる。
コンポジット枚数を10枚とする事で彗星核の流れを最小限とした。
コンポジット枚数が増えると彗星核はより多く移動し流れてしまいう。
逆にコンポジット枚数が少ないとノイズが気になって来る。
今回はそのバランスを考慮しコンポジット枚数を決めた。
流れた彗星核は飽和させ潰して丸くした。
限られたコンポジット枚数によって気になるノイズはノイズリダクション処理を適用した。
(普段はダメージ系の処理はしない。今回は必要に迫られ適用。)
【今回のフラット補正】
彗星の尾はとても淡い。フラットが効き過ぎると淡い彗星の尾は削られてしまいがち、逆にフラットが甘いと色むらが目立つ。元画像からフラット画像を作成する「セルフフラット補正やソフトビニングフラット補正」ではどうしてもフラット画像作成時のさじ加減により仕上がりが左右されてしまいがち。今回は良好な結果が出るまで数回フラットを作成しなおトライした。今回のフラットはあえて「甘め」に設定し淡い彗星の尾を出す様にしてみた。
周辺減光や色ムラはについては不利な要素。
実写フラットも有るが手間なのでどうしても手軽な「セルフフラット補正」や「ソフトビニングフラット補正」を採用してしまいがち。
しかし、手軽なセルフフラット補正やソフトビニングフラット補正でもフラットがバッチリ決まれば周辺減光はもちろんある程度の光害由来の色ムラやカメラ由来の色ムラはある程度は除去出来る様な気がする。
カメラ由来の色ムラはについてはX-A5はとても多いと実感している。
後にX-T30を所有する事となり比較するとやはりX-A5はカメラ由来の色ムラが多く荒々しい画像と確信。
X-A1が良かっただけにX-A5はその点残念でならない。
X-A1の天体撮影から退役気味な理由は「レリーズケーブルの接続の甘さ、信頼性」&「ピント合わせアシストの弱さ」&「画素数」である。
X-A1の表現性は後発のX-A5よりも上。
その点、本当にフジの残念モデルと感じている。
X-A1からX-A5へと移行時の最初に感じた「良くわからない違和感」が最近明確になった。
Posted at 2023/04/29 01:12:21 | |
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