
2024.06.04、赤城遠征撮影、サドル付近&クレセント星雲
予報的に厳しいが「もしかしたら晴れるのではないか」との理由なき衝動により出発
道中は雨に降られる
SCW予報的に赤城はAM1時には晴れの予報
天候回復が1~2時間早まればイケるか
予報よりも実際の天候回復が早まる事は普通にある
予報更新毎に回復傾向の場合はそのパターン(か?)
今回の予定は二夜遠征撮影
初日は予報よりも早く天候回復し撮影となった
二晩目は当初の予報では最高の晴天だったが…
しかし予報更新の度に下方修正で晴天とは程遠い二夜目となり只の車中泊となってしまった
今回の対象はサドル付近
何回か撮影した事はあるがサドルの日の丸構図だった
サドルとクレセント星雲の構図をネットで見て「いいね」と思い今回撮影となった
赤城で北天はそこそこ暗いが南は近くの街灯りにて低空は明るい
今回の撮影方向は南天ではないが場所的に霞が発生しやすく南方の光を拾ってしまうのではないかと言う根拠のない思い込み&保険でスターリーナイトフィルター使用となる
十分暗い空でもUVカットフィルターは使用したい
さらにUVカットの効果と色味を犠牲にすることなくやんわり利きコントラストを稼ぐスターリーナイトフィルターはどうしても使いたくなる
個人的な好みですがサドル付近は赤い星雲と淡い紫色の星雲が混在するのでその感じを上手く表現してあげたい
スターリーナイトフィルターは49mmがラインナップされているのでステップアップリングを介し望遠鏡で使用している
(注:使用機材によって取り付け寸法的に干渉する場合有り)
スターリーナイトフィルターと同様な特性の48mmフィルターも他にある様ですね
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[作品]

↑、普通にフラット補正

↑、フラットをモノクロ化して補正
撮影対象:サドル付近&クレセント星雲
撮影日時:2024.06.04、23:55~
撮影地:赤城
焦点距離:274mm(専用レデューサ使用)
F値:F4.5(専用レデューサ使用)
露出:ISO1600、360秒、28枚
総露出時間:168分
撮影方法:直焦点撮影、オートガイド、ディザリング
カメラ取り付け方向:垂直?水平?記録なし
機材、↓
61EDPHⅱ
純正レデューサ
スターリーナイトフィルター
X-T30
EQ5
SS-ONEオートガイダープロ
SS-ONE120mmオートガイドカメラセット
SS-ONE電子極軸望遠鏡
SS-ONE無線コントロール
ステライメージ8
月と薄明
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[ざっくりと画像処理手順]
現在の画像処理環境はステライメージ8のみ
ステライメージ8はX-T30のRAF(RAW)は非対応、DNG変換しても非対応
ダーク減算は高いハードルにより無し
(RStackerは非対応)
(情報提供者様より最新DSSで出来る説はある様ですが未検証)
X-T30のRAF(RAWファイル)
↓
RAW FILE CONVERTER EX 3.0 powered by SILKYPIX」でTIFFに変換
↓
ステライメージ8
・定番処理
・ダーク減算なし
*フラット補正は「普通」と「モノクロ化」としたがあまり差はないのかなぁ…
いったん作品として仕上がったがフラットの仕上がりに不満あり没とした。
フラット補正から全てやり直しとした。
フラット補正のオフセット値はフラットが合うまで何回もやり直した。
フラット補正後にレベルにて最大まで強調しフラットが合うまでオフセット値を追い込んでみた。
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[今回の露出]

↑、撮影開始時
デジカメ背面モニタスマフォ撮影
設定と実際の撮影時間は1コマ10分だがデジカメ表記は40秒多く記載されている。

↑、撮影中盤
デジカメ背面モニタスマフォ撮影
設定と実際の撮影時間は1コマ10分だがデジカメ表記は40秒多く記載されている。

↑、撮影終盤
デジカメ背面モニタスマフォ撮影
設定と実際の撮影時間は1コマ10分だがデジカメ表記は40秒多く記載されている。

↑、PC取り込み後
時間経過による移動に伴う明るさの変化は少なかった
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↑、二夜遠征撮影の初日
空は未だ晴れていないが機材設置
晴れるか…?

↑、二夜遠征撮影の初日は23時頃から晴れて朝まで晴天が続いた

↑、二夜遠征撮影の初日は晴れました

↑、二夜遠征撮影の初日は晴れました

↑、ハイキングを楽しむ方、等、穏やかな陽気でたくさん人出があった

↑、二夜遠征撮影の二日目は戦場ヶ原も気になる
赤城から金精峠経由で戦場ヶ原に行ってみた
道中は除雪の際に山になった雪の名残がわずかに確認出来た
路面には一切雪は無し

↑、戦場ヶ原

↑、戦場ヶ原の撮影スポットを見に行ったがやっぱり赤城へ戻る
戦場ヶ原は、一般観光客、一般星見客、車中泊、等々、昼夜問わず車の出入りが多いので…

↑、二夜遠征撮影の二日目
予報は更新毎に悪化
晴れる事は有りませんでした

↑、二夜遠征撮影の二日目は晴れる事は無かった
ゆっくり車中泊を楽しめて良かった(ほんとか?)

↑、二夜遠征撮影の初日の夜間の気温
だいぶ過ごしやすい…(^ω^)ノ

↑、走行距離とコミコミ燃費
赤城、戦場ヶ原と撮影スポットを巡る金精峠往復
快適に過ごす為にエアコン使用&アイドリングストップ機能OFF
二夜目に備えてバッテリーチャージ
等、あり
やさしく走ろう
今回はこんな感じ