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タツ1016のブログ一覧

2023年12月17日 イイね!

宇宙から来たジョンソンさん🛸 ~アーガイルチェック~

宇宙から来たジョンソンさん🛸 ~アーガイルチェック~
(が… 外人⁉)


モータープール出入口の鉄の格子の門…


その向こう側にはひょろ長く背の高い金髪男性が立ってこちらを窺っていた。


不思議なのは門の向こう側が陽炎のようになっていて、はっきりとした顔や表情は分からなかった。


ただ金髪と真っ赤なアーガイルチェックのベストのようなものを着ていたのが印象的だった。

2mくらいありそうな金髪アーガイルチェックの男性⁉がこちらをのぞき込むように体を左右に動かしていた…


俺はハイエースのテールランプ辺りから半分顔を覗かせていたのだが向こうはこちらに気付いてないようだった。


(ん…⁉)


その外人は両手を自分の首のあたりに置いているのがなんとなく分かった。なんか不自然な感じがした…


よく目を凝らして見た…


(んん…?金髪の頭が二つあるようにも見える… …)



(なんや…⁉ どうなってんの? … …)







(うわ!)



俺は思わず声を上げそうになった。


その外人は小さな子供を肩車していた。両手で子供の足を持ち少し前かがみの状態でこちらを見つめていた。その子供の手は無いようにも見えた…ただ大きな頭の上に小さな金髪の頭がくっついていた。


俺は車の陰からその異様な光景をただ呆然と見つめていた…


「ガチャ!ギギギギィィィィーーーーーー」


いきなり格子の門の鍵が開きゆっくりと開きだした。


(えっ⁉えっ⁉)



奴らはそのままの状態で何もしていない。



(ヤバい‼入ってくる‼)



俺は慌ててハイエースの下に潜り込んだ。



その時遠くでかすかに車のクラクションの音が聞こえた。



その瞬間あれだけ眩しかった辺り一帯がスーッと元に戻って、ハッと正面を見るとあの金髪外人も消えていた…



俺はすぐにでもモータープールから逃げ出したかったが、奴らがまだ居たらと思うと車の下から出れずにいた。



そうこうしていると1台の車が先ほど俺達がサッカーしていた駐車場に向かって走って行った。俺は安堵し車の下から抜け出し、格子を潜り抜け(なぜか門は元通りに閉まっていた)キョロキョロと周りを見渡したあと、一目散に自宅に逃げ帰った。


「おかーーーーん‼おかーーーーーーん‼」


玄関を乱暴に開け、履いていた靴を脱ぎ捨て俺はリビングに飛び込んだ。



「ちょ!おかん‼今、俺、ユ、ユーフォー!UFOに追いかけられた‼」



「はぁ??なんやそれ?笑」



「この辺も明るくなったんちがう?俺上の道のガレージに隠れたんやけど宇宙人に追い詰められてもう少しで捕まって連れていかれるとこやったわ‼」


「あんた、ひょっとして何か悪いことして逃げてきたんちゃうやろな?」


オカンは紅茶を片手に俺を一瞥した。



「してないっちゅうーねん‼それよりオカン、俺、宇宙人見たで‼インベーダーみたいなんとちゃうかったで‼」



「ほな、タコかいな?笑」




「ちがう、ちがう、外人や‼金髪の背の高い外人やったんや‼宇宙人は外人やったんやーーー‼」






俺の話をポカーンとした顔で聞いていたオカンが一言…








「ああ、知ってる。それ、ジョンソンさんや!」










「?????」

















「宇宙から来たジョンソンさん」~「ム・カ・エ・ニ・キ・マ・シ・タ」~
へ続く






















Posted at 2023/12/17 15:42:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 未知との遭遇 | 日記
2023年12月02日 イイね!

宇宙から来たジョンソンさん🛸 ~着陸~

宇宙から来たジョンソンさん🛸 ~着陸~ 

「太陽が近づいてきとるーー‼」


眩しそうなしかめっ面をしたヒデが俺の頭上を見上げて叫んだ。


思わず振り向いた俺の真後ろの遥か上空にあった太陽は、さっき見た時よりも大きくなり少し低い位置にいた…


眩しすぎて直視できないが、目を細めて息をのんで見ているとゆっくりと高度を下げてきているように見えた。


もう一つの本物の太陽はニセ太陽の裏側にあるのか見えなくなっていた。


そして、そのニセ太陽はこちらに向かって降りてくるように見えた(高さ的にはまだ山より高い位置)


「スタタタ…」


振り返るとヒデが走って逃げて行くところだった…


「うわっ⁉ちょっ‼待てや‼ヒデ‼」



持っていたボールを明後日の方向に放り投げ、俺も全速力でヒデの後を追うように走って逃げた。


駐車場を出て橋を渡り100mくらい先から振り返ればもうソレは山より低い位置まで降りてきていた。そしてまともに見れないほど眩しく発光⁉していた。


「ヒデーーーッ‼ヒデーーーーッ‼階段降りろーーー!家の方に行けーーー‼」


前を走ってるヒデに俺は叫んだ。



道の先はそのまま細い車道と下に降りる階段へと分かれていた。



階段を下りた通りの先には俺の家やヒデの家がある。



一目散に真っすぐ走っていたヒデは俺が叫んだ通り階段を駆け下りていった。


その時俺は背中にモアッとした「熱源」を感じた…


と、同時に後ろから眩しい光⁉に照らされて昼間にも関わらず走る俺の影ができていた。


(追いつかれる‼)


俺はすぐ後ろまで何かが素早く迫ってる気配を感じ、無我夢中で走っていて気が付くと下の道に続く階段を通り越していた。


(せや、ガレージに逃げ込もう‼)


○○モータープール(月極駐車場)のまるで牢屋の鉄格子のような鉄柵をすり抜け数台停まっていた車の中から比較的大きな白いハイエース(初代)の後ろに身をかがめた…


○○モータープールはサッカーしていた突き当りの駐車場から200m程の所にあり車を4,5台停めればいっぱいの狭い駐車場で門は鉄格子みたいになっていて、普段は鍵がかかっているが子供の俺は格子の間をすり抜けて中へ侵入しよく遊んでいた。

俺はハイエースの後ろで冷たいコンクリートの地べたに身を伏せながら車体の下部の隙間から外の様子を窺っていた…

 
外の景色は金色に眩しく、夏の暑さよりも熱い熱気に体を包みこまれていた。


グレーのコンクリートにぽたぽたと俺の前髪から落ちた汗が染み込んでいった…



(ここには誰も入ってこれない…ここに隠れとこ)



(あのニセ太陽は多分UFOやな…)




息を殺しいろいろ考えながら、俺はジッと身を潜め隠れていた。




どれくらい時間が経っただろう…




眩しく輝き続ける格子の外側に人の気配を感じた。




(宇宙人が来たんかな?)






俺はそんな予感がしていた。







ドキドキしながら車の陰からからそっと半分顔を出してみた…







そこで俺が見たものは予想外の姿をしていた……























「宇宙から来たジョンソンさん」~アーガイルチェック~へ続く











Posted at 2023/12/02 14:21:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 未知との遭遇 | 日記
2023年11月27日 イイね!

「カムギアミュージック♪」

「カムギアミュージック♪」「わ~懐かしい!昔乗ってたわ~^_^」ってよく言われる気がするのは気のせい?でもこの時代のバイクはコストがかかっててアルミが贅沢に使われてたりする。エンジンも今は無きカムギアトレーンで下から上まで淀みなく一気に吹き上がる。振動は少なく安定感あって燃費もいいし、カッコイイし言う事無し!(壊れなければ 笑)
Posted at 2023/11/27 14:18:53 | コメント(0) | クルマレビュー
2023年11月26日 イイね!

あの頃のように…🏍✨

あの頃のように…🏍✨
tell me… あれからどうしていたの…?


いや、まあ、どうもしてないんやけどさ(*´з`)


タマちゃん(zx9r)を降りた去年の6月から約1年半、もうバイクの事は当分忘れようとしていたつもりだったんだけど…



ただ、やっぱり心のどこかでバイク熱が冷めてなくて…



たまにバイク屋にフラッと入ったりして気持ちを紛らわせていたけど…それも空しくて(´;ω;`)



虚ろな心のままで生きてゆく方法(すべ)などなかったの…おっちゃん(^^♪



いきなりやけど9月の末にネットで見つけたある古いバイクを衝動買いしてしもたんYO!やっちまったな‼(>_<)



懐かしの250レーサーレプリカ4気筒のヤツでトリコロールカラーなのさ。昔おっちゃんもコイツの400で北海道回ったなぁ~( ^ω^ )



ここまで言ったらおっちゃんくらいのバイク好きならピンとくるね(^_-)



もう速くなくていいよ。大きくなくてもいいよ。「あの頃」乗ってたバイクにもう一度乗りたいねん。



高回転まで回る精密機械のようなエンジン、回転を上げてジェット機のような金属音を奏でながら駆け抜ける街の中…まるで80年代にタイムスリップしたような気持になるやん(ステキやん)





このバイクに乗れば… …








あの頃のように無邪気に笑うおっちゃんになれたの( ^ω^ )わか~~~るでしょ⁉




























Posted at 2023/11/26 14:13:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | シビ男 | 日記
2023年07月20日 イイね!

宇宙から来たジョンソンさん🛸〜はじめに〜

宇宙から来たジョンソンさん🛸〜はじめに〜
秋も終盤になり最近はテレビでもよくスペシャル番組で不思議な話しやUFOの話しなどのミステリー番組をよく見かけるようになりましたが皆さんは宇宙人というものをご存知でしょうか?(^^)



銀色で目が大きいグレイタイプ?え?Mr.スポック似とか?そんなもんおりまっかいなぁ~(笑)そんなん見た言うんやったらどこかに頭ぶつけて気絶した時に見た夢ちゃいまっか〜!?(*´∀`)



ただ、俺は見たよ(スポックじゃなくて^^;)



ああ、あれはマジもんさ…(´・ω・`)



ちょうどUFOの番組観てて思い出したからここに書こうと思う。



モノホンの宇宙人との遭遇ってやつを。



黒い服を着たひとたちがやってくる前に…(-_-;)


この話も神戸の山の麓に住んでた小悪魔時代に遡るんだけど(1980年頃)宇宙人と遭遇したのは人気のない山奥とか1人でいるときではなくて、川で拾った汚いサッカーボールで1つ年下の友達(ヒデ)と遊んでいた時のことだった…


時期は夏休みに入る前のとある日曜日、俺は相変わらずの薄汚れた体操服を着て駐車場の空いたスペースをゴール代わりにして一つ年下のヒデを相手にシュートを蹴り込んでいた。


「ヒデ、そこに立ってゴールキーパーやって!」


空きスペースをサッカーゴールに見立ててヒデをその前に立たせボールを蹴ろうとした寸前…



「タッちゃん、ちょっと待って!」




何かに気づいたように俺の頭の後ろあたりを見上げたヒデが手を上げストップの合図をだした。





「わっ、ビックリした‼なんやねん」(゚д゚)!





「た、太陽が2つある!」




「えっ!?」





太陽を背にしてた俺は振り返りながら空を見上げた。






眩しくて手をかざし目を細めながら見た空には確かに同じ大きさの太陽が2つあった…



「1つは月かな?」




ヒデも手でひさしを作りながら眩しそうに顔をしかめながら言った。





「ちゃうであれ2つとも太陽やで!珍しいこともあるもんやな~」(・・)




まるでコピーしたような同じ高さに同じ大きさの太陽が並んで激しく眩しく輝いていた。





しばらく見ていたがなにも変わらないので飽きた俺はまた太陽を背にして






「ヒデ、続きやろや~ そこに立って俺がボール蹴るから止めて」







「ええで!タッちゃん!」\(^o^)/











ヒデは太陽を気にしているようだったが俺のシュートを止めるのに夢中になりしばらくの間は太陽のことは忘れて右へ左へ横っ飛びしながらボールを止めようと精一杯だった…














そして、その時さらなる異変に気づいたのはヒデだった…























「宇宙から来たジョンソンさん」~着陸~ へ続く














Posted at 2023/11/19 19:36:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 未知との遭遇 | 日記

プロフィール

タツ1016です。函館市在住の53歳。バイクと車をこよなく愛する昭和な男です。独りよがりのくだらない日々の雑感や昔の思い出なんかを気が向いたら書き綴っていこうと...
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