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まるしのブログ一覧

2019年04月10日 イイね!

歌曲王は未完成王?

歌曲王は未完成王?こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。


と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>


今回紹介するのは、フランツ・シューベルト(1797-1828)作曲、交響曲第8番「未完成」です。
カルロス・クライバー指揮/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団。


シューベルトはウィーン郊外で教師の家に生まれました。6歳の頃からヴァイオリンを教わると見る間に神童ぶりを発揮。13歳ころにはすでに作曲を開始し、20歳過ぎからは歌曲、室内楽など多くの作品を生み出し続けました。
しかし生前は経済的に恵まれず、30歳頃から健康を害し、31歳9ヶ月で早世しました。


歌曲王と称されるシューベルトですが、交響曲もたくさん残しています。中でも有名なのが第8番「未完成」と第9番「ザ・グレイト」です。
【しかし国際シューベルト協会により、現在では「未完成」は第7番、「ザ・グレイト」は第8番とされています。】



「未完成」がなぜ未完成に終わったか?昔から音楽史家の恰好の議題で諸説あります。

1)無計画に最初の2楽章を書いてしまい、3楽章以降に行き詰まった。
2)単なる書き忘れ、放置プレイ。
3)最初の2楽章の完成度が高いため、あえて書かなかった。


メロディが泉の如く湧き出る天才・シューベルトは、途中まで作りかけてはやめてしまっている曲がたくさんあるそうです。

思いつくままに書き散らかして、まとめ上げるのが苦手な人だったよう😅

交響曲については、16歳から21歳にかけて第1番から第6番まで立て続けに完成させますが、ここからスランプに陥ります。5つもの交響曲を途中で放棄し、完成したのは「ザ・グレイト」のみでした。この放棄された曲の一つが「未完成」です。第3楽章の冒頭部分のスケッチが残っていることから、書き忘れとかあえて書かなかったとかではなさそうです。

スランプの原因は敬愛するベートーヴェンの素晴らしい交響曲を聴いてしまったため、とも言われています。
そして「未完成」は彼の友人ヒュッテンブレンナーが、「ザ・グレイト」は兄フェルディナントが楽譜を保管していたのを、シューベルトの死後に見いだされ世に出ました。

シューベルトが短い生涯の間に残した作品は1000以上。しかし、生前に出版されたのはその1/10だそうです😅



カルロス・クライバー(1930-2004)は、ドイツ出身の著名な指揮者です。父エーリッヒ・クライバーも世界的な指揮者でした。気難しい性格で、度々楽団と衝突し、演奏機会も録音も少ない指揮者でしたが、その手腕は誰もが認めるところでした。
こちらも参照ください😅


例によって、YouTubeの動画です。テンシュテット指揮/ロンドンフィル

第2楽章の盛り上がりから静かに消えゆく終わりを聴くと、確かにもう続きは無い感じです😅



時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2019/04/10 22:42:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2019年02月13日 イイね!

ダイジョーV!!

ダイジョーV!!こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)

ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>



今回紹介するのはドミトリ・ショスタコーヴィチ(1906-75)作曲 交響曲第7番”レニングラード”です。レナード・バーンスタイン指揮/シカゴ交響楽団演奏。



ショスタコーヴィチはクラシックと言いながら思いっきり20世紀、ロシアの作曲家です。19歳にして交響曲第1番を作曲して注目されましたが、ソビエト共産党から作風を批判されると、その後は共産党に迎合した民族的・社会主義的作品を発表し続けました。スターリンの死後は徐々に体制から開放され、芸術性の高まった交響曲、協奏曲など多数発表しています。東西冷戦を反映してか、長く重い曲が多く、一般的には玄人受けするタイプです。

私もこれまでショスタコの曲はほとんど聴いたことはありませんでしたが、みん友のバルジ隊長さんの記事で、「レニングラード」を知りました。
ちょっと前に、やっとバーンスタイン/シカゴ響のCDを購入しました。



この曲は、あの有名なCM、シュワちゃんのダイジョーV!のテーマ曲です😅


1990年当時はバブル景気のまっただ中。イケイケどんどんな社会の風潮がドリンク剤のCMにもあふれてました。



この「レニングラード」、なんと第1楽章だけでも30分以上!第4楽章まで80分越え、CD1枚に納まりません😅

しかし、この長い第1楽章を聴いていると、えも言われぬ高揚感に包まれるのも事実です。チチンブイブイのテーマは5:40ごろから↓


延々と繰り返されるテーマは、ナチスドイツのレニングラードへの侵攻を描写しているそうです。



レナード・バーンスタイン (1918-90) はアメリカの世界的指揮者です。カラヤン、ショルティと並び20世紀を代表する人気指揮者でした。ミュージカルや映画音楽の分野でも才能を発揮しました。昭和60年には来日し、広島で原爆投下後40年の平和コンサートを開催もしています。
情熱的、エネルギッシュな名演が多いバーンスタインとパワフルなシカゴ響の組み合わせは、「レニングラード」の名盤としての評価が確立しています。



時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/





この記事は、最近気に入っている曲 vol.23 "Symphony No.7 ~ Leningrad" (Shostakovich)について書いています。
Posted at 2019/02/14 01:22:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2018年10月31日 イイね!

022022

022022こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>


今回紹介するのはピョートル・チャイコフスキー(1840-93)作曲 弦楽セレナーデです。ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団演奏。



チャイコフスキーは説明する必要も無いほど偉大な19世紀ロシアの作曲家です。協奏曲、バレエ音楽、交響曲など多岐にわたり名曲を数多く残しており、その美しくロマンティックなメロディーは多くの聴衆を魅了しています。
私のブログでも、これまでヴァイオリン協奏曲ピアノ協奏曲交響曲第6番・悲愴など紹介してきました。



今回この曲を取り上げたのは、思いっきりミーハーな理由😅
この曲、冒頭は誰しも、あ、聴いたことある!というものでしょう。



某CMで長年使用されてきたため冒頭はもちろん印象深いですが、さすがチャイコフスキー、最初から最後まで、美しく華やかなメロディーがドラマティックに展開します。
チャイコフスキーの代表作のひとつとも言える名曲ですね。



サー・ネヴィル・マリナー (1924-2016) はイギリスの指揮者/ヴァイオリニストです。
ヴァイオリニストとしてロンドン交響楽団で活躍していましたが、室内楽にかなり思い入れがあったようで、1959年にアカデミー室内管弦楽団を創設し、長くその指揮者を務めました。
もともとセントマーティン教会のコンサートのために臨時編成された楽団だったのが、その演奏が評判を呼び、常設楽団として演奏活動するようになったそうです。





時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/





音楽とは別に、オー人事のCMは、傑作です↓😄

私は、スタッフサービスの回し者ではありません(^_^;)
Posted at 2018/10/31 23:54:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2018年09月22日 イイね!

愛の夢

愛の夢こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。

と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>ヒサビサノ クラシックネタ


今回紹介するのはフランツ・リスト(1818-86)作曲 愛の夢です。Piano: ホルヘ・ボレット。


リストはハンガリー出身の偉大なピアニスト/作曲家です。ハンガリーといっても、ドイツ系住民の多い地域で、両親もゲルマン系、ハンガリー語は話せなかったようですが😅
幼い頃から才能を発揮し10歳で既に公開演奏を開くほどの腕前、11歳からウィーン音楽院でサリエリに師事し、父が亡くなったため15歳にしてピアノ演奏家として家計を支えていたそうです。

リストというと超絶技巧というくらい、その圧倒的な演奏は当時の聴衆を魅了しました。ショパン、メンデルスゾーン、ワーグナー、シューマンといった錚々たるメンバーからも賞賛されました。演奏会で失神する女性も続出したとか。
ありとあらゆる作品を、楽譜の初見で完璧に弾きこなしたそうです。なんでもすぐ弾けてしまうせいか、演奏会では楽譜に無い即興的パフォーマンスを行うことが多く、作曲家の反感を買うことも多かったようです。
メンデルスゾーンは出版された自身のピアノ協奏曲の楽譜を持参してリストを訪れたとき、例のごとく初見で弾きこなしたのを聴き、「人生で最高の演奏だった。しかし、彼の最高の演奏は最初で最後だ」と後に手紙に記したそうです。

エネルギッシュで即興的な演奏で、ピアノを壊すことも多かったリスト、当時の音楽界のスーパースターで、女性遍歴もハンパねぇものだったようです😨


同時期のピアニストとしてリストに対抗できるのはショパンだけだとの世間の評判でしたが、リストもショパンをとてもリスペクトしていたようです。
ショパンのエチュード Op.10だけは初見で弾けなかったそうですが、数週間猛練習して完璧に弾いたとか。親交もあったようですが、音楽性の違いや女性関係のもつれ😅もあり、次第に疎遠になっていきました。ショパンが早世してからはますますリスペクトの念が強くなったようです。



リストの代表作、ラ・カンパネラはリストの超絶技巧を発揮させる曲として名高いです。パガニーニのバイオリン協奏曲第2番第3楽章を編曲して造られた練習曲
リストは手がとても大きく、13度(ドから、1オクターブ上のラまで)片手で届いたそうで、その大きな手が目にもとまらぬ速さで盤上を駆け巡るのですから、まさに魅せる演奏だったでしょう。



技巧のラ・カンパネラに対して、メロディアスな癒やしの愛の夢
ピアノの詩人と呼ばれたショパンのように繊細で美しい曲を作りたいというリストの思いがこめられていると言われています。



ホルヘ・ボレット (1914-90)
キューバ出身のピアニストです。リストの弟子であるアレクサンドル・ジロティに師事し、演奏スタイルを確立。ピアニストとして名声を得たのは遅咲きで1970年ごろからでしたが、リスト弾き、ショパン弾きとしての評価を確かなものにしています。



時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2018/09/22 13:14:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2018年05月23日 イイね!

3大 + 1?

3大 + 1?久々のクラシックネタ😅
こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。<(_ _)>



先日、クラシックコンサートに出かけましたが・・・
そのタイトルは「世紀の4大ピアノ協奏曲演奏会」でした😅


んー、3大ピアノ協奏曲ならベートーベン、チャイコフスキー、ラフマニノフでだいたい異論は無いと思われるのですが、はたして+1の4大とは?

ちなみにネットで「4大ピアノ協奏曲」で検索しても、たいしてヒットしません。今回のコンサート関連記事がひっかかるだけ😅


で、今回紹介するのは検索に上がった+1候補。エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)作曲 「ピアノ協奏曲 イ短調」 です。マタチッチ指揮/モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、ピアノ: スヴャトスラフ・リヒテル。



グリーグはスウェーデンの国民楽派作曲家として人気があり、スウェーデンでは紙幣の肖像にもなったそうです。
15歳からライプツィヒ音楽院で学び、20歳頃からコペンハーゲンに在住、作曲を始めました。ピアニストとしても優れていて、ピアノのための小品を数多く作曲しており、「北欧のショパン」と称されることもあるそうです。
日本では「ピアノ協奏曲」と「ペールギュント・朝」が特に有名です。



スヴャトスラフ・リヒテル(1915-97)はソ連のピアニスト。ドイツ人ピアニストの父とロシア商家の母との間にウクライナで生まれました。
父はスパイ容疑でスターリンに粛正され、母は再婚しドイツへ亡命するという境遇のなか、22歳でモスクワ音楽院に入学しましたが、すでにピアニストとして完成されていたそうです。同門にこちらも有名なピアニスト、エミール・ギレリスがおり、早くから西側諸国で活動したギレリスと対照的に、長くソ連国外での演奏が許されず、幻のピアニストと呼ばれました。
1960年以降ようやく西側での演奏を許されるとその名声は確固たるものとなり、20世紀最大のピアニストと称されました。


例によって、YouTubeの動画を貼り付けました。冒頭は誰でも一度は聞いたことがあるはず。




時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2018/05/23 23:59:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記

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「ちょっと甘かった http://cvw.jp/b/346614/48746215/
何シテル?   11/03 17:59
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