
地元にいたときには結局一度も行かなかったところ。だからこそ今更ながら行ってみようと思ったのが、元祖
信玄餅の老舗、金精軒。お土産として名が知れているのは
桔梗信玄餅で、登録商標が異なる。アイスやクレープ、ロールケーキと洋菓子方面まで多彩なのは桔梗屋だが、金精軒にしかないものもある。そのひとつが、
水信玄餅である。6~9月の土日限定で持ち帰り不可。賞味期限は30分!ということで、現地でしか食べられない。
都心から行くには本店よりも韮崎店の方が近い。5時過ぎにウチを出て、7時半に到着。整理券配布は7時からだが、生憎の天気と混雑の時期ではなかったため、余裕で整理券ゲット。配ってたお父ちゃんと、「こないだまで櫛形にいたんですよ~」と話を切り出して、そこで30分程お喋り。近くのトライアルで買い物してたら、集合時間ちょいと過ぎてもうたが、整理券があるのですぐ店内に入れた。
餅と名前は付いているが、原料は寒天と砂糖と水。冷茶付きで500円。スプーンを挿すとほろほろと崩れる。まずは素で食すと、ほんのり甘く、見た目も涼しい。口の中でスッと溶ける。そして信玄餅同様黒蜜ときな粉を付けて食べると、これまた美味。これぞ大豆!な香りのきな粉が美味しかった。
そして、みんなが必ずと言っていいほど買って帰るのが
生信玄餅。県産の梨北米を使用し、砂糖の使用は半分。通常の信玄餅は砂糖によって賞味期限を延ばしているらしい。通常は10日くらいだが、生は3日。もち米じゃないのに本当に柔らかいお餅。試食でみんなパクパク食べる。琥珀糖ミントも涼しげで美味しそうだから買った。これらも金精軒のオリジナル。
もう少し下って、台ケ原本店にも行ってみた。店舗は先に行った韮崎店の方が広いし、昨年10月リニューアルされて新しい。しかし本店は2階に器や掛け軸の展示があり、実際に値段が付いている。戦前の教科書もチラッと見てみた。漢字(旧字体)が多く、文章読むの難しくね?って感じ。昭和十九年と書いてあった。これで初等科かよ…。隣の七賢では酒粕の入ったアイスが盛られたパフェを。鼻に抜ける香りがなんとも「和」ですな。雰囲気ある建物を楽しみたいなら、台ケ原へどぞー。珈琲店もあるよ。
ひと通り散策を終え、元いた南アルプスへ。連絡貰う前だったけど、いつものすももの農家へ、ついでだから行っちゃえ!と。いつもの貴陽は明日から~ということだったけど、特別に初物1個、頂きました。いつものあま~い汁気たっぷりの王様の味。おみやげには、割れて売り物にならないサマークイーンをたんと貰った。お返しとして、さっき買った生信玄餅をおすそわけ。地元だから逆に行かないので、生信玄餅も初めてだったらしいけど、米の甘さときな粉の風味がよかったと好評だった。
元同僚の友人とイオンで夕飯食べて、公開されたばかりの「天気の子」を観て帰った。ネタバレになるから内容は言わないが、正直「君の名は。」ほどではなかったかな…ってのが本音。日曜は一日中…寝てた w
今の次期の土日なら、両店舗も朝いちで行かずとも混雑なしで水信玄餅が食べられるので、興味ある人は是非! 韮崎店では手作りの見どころマップを配布してるよ~。
Posted at 2019/07/22 22:45:42 | |
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