左画像が7/3以降に貼られる車検ステッカー。
違和感満載ですw
以下、ごもっともな意見です。
>無車検運行を防止するのであれば、最も有効なのは
・取り締まりの強化
・罰則の厳罰化
>“無意味な速度取り締まり”を行うヒマがあるなら、車検有効期間の確認を目的とした取り締まりを強化するだけでよい。
>今回の変更はうっかり忘れてしまうことへの対策だが、そもそも自車の車検満了期間を忘れているという時点で論外だろう。やっていることは故意に車検を逃れている者と変わりがない。
うっかり車検期日を忘れるというのは。
無車検=脱税=犯罪という意識がない現れである。
高齢者に理解出来ない訳がないのだが・・・?
国交省や役人の本音wである無車検摘発での「税収UP」を狙うならば。
違反金額を高額に、100万円以上とかに設定すれば良い。
故意や脱税目的の犯罪者集団を除いて、その辺の一部の老害ドライバーや車検に無関心な連中は嫌でも車検期限を覚えると思うぞ?
それとこの内容には反対。
>情報を盛り込んだバーコードやQRコード、車検情報などもこれらに落とし込み、フロントガラスの下部といった本当に視界の妨げにならない位置に貼り付けすればそれで済む話ではないのか。
何時でも何処でも読み取るリーダーを持っている訳でもなければ、出先でそんな物を持っている方も稀であり、スマホアプリも然り。
如何なる状況下でも、道具やアイテムに頼らず、車検期日を目視確認出来る事は必須、フロントガラスに車検期限を表示するステッカーは必要でしょう。
もっとも私は。
7/3以降適用の新しい文言、「運転者の視界を妨げない前方かつ、運転席から見やすい位置」に倣って。
原則的に、これまで通りに「フロントガラスセンタ-付近に貼付する事」に倣いますがw
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検査標章(ステッカー)の貼付位置→
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「車検ステッカー」貼り付け位置の変更、どう見ても国交省の“思い付き”レベルだ
変更の理由
国土交通省自動車局整備課は2023年7月3日、自動車検査標章(いわゆる車検ステッカー)の貼り付け位置変更を発表した。
従来の標章の貼り付け位置は、「フロントガラス上部中央」だった。ちょうどルームミラーの裏辺りだったといえばわかりやすい。フロントガラス上部が着色、すなわちアンチグレアシールドになっている場合は、着色部分を避けた上部とされていたが、それでもルームミラーのほぼ裏側であることから視界の妨げにはなりにくい位置だった。
対して、新たな貼り付け位置は
・上部かつ運転席側の見やすい位置
・車両の中心線から最も遠い位置
というものだ。
具体的には、右ハンドル車の場合はフロントガラスの上部右隅。左ハンドル車の場合は同じく上部左隅となる。前述の上部着色ガラスの場合は、それを避けるというのも同じである。この変更は即日実施され。2023年7月3日以降に新規登録、もしくは継続車検を受け標章が新しくなった車両全てに適用される。なお既に貼り付け済みの標章の位置は動かす必要はない。
この変更について国土交通省は、その理由を「無車検運行を防止するため」
としている。しかし、果たしてこの程度で無車検運行が防止できるものだろうか。
国土交通省のいい分はおそらくこういうことである。
無車検運行の多くは、車両の所有者が車検の有効期間を忘れてしまうことから起こる。一方、車検ステッカーの裏側、すなわち室内側には車検期間が満了する年月日が記載されている。ドライバーの目にこの表示が入りやすくして、車検満了日への注意を喚起するということである。
無駄なあつれき生じないか
しかし、果たしてこれは妥当な変更といえるだろうか。
今回の変更に当たっては別に記載された注意書きがある。
そこには
「上記位置で運転者の視野を妨げる場合は、運転者の視野を妨げない前方かつ運転者席から見やすい位置」
も認めるとある。
すなわち注意喚起にはなる一方、視界の妨げになるかもしれないことも承知しているのである。
運転者が見やすいと感じるか、見にくいと感じるか、それはあくまで主観的な問題である。たとえ同じ車両であっても、ドライバーの体格の違いに起因する視線位置の違いによっても視界の印象は変わってくる。
そもそも従来のフロントガラス中央上部という位置は、過去に最も視界の妨げにならない位置として決定されたことは明らかだ。それに対して、いくら注意喚起のためとはいえ、視界の妨げになりかねない位置への変更は合理性に欠けるように思える。
あるドライバーが
「私のドライビングポジションと安全確認のやりかたでは、運転席側上部隅は視界の妨げになる。よって以前からの貼り付け位置とする」
としたとしよう。それを警察官などにとがめられた場合、無駄なあつれきが生じることにはならないのか。
位置変更は「思い付きレベル」
今回の変更にともなって製作された広報チラシには、上記の例外に関する記述も明記されている。しかし、それが現場の警察官等に周知徹底されるかどうかは甚だ疑問である。
今回の車検標章貼り付け位置の変更は、はっきりいって
「思い付きレベル」
でしかない、ずさんな措置といわざるを得ない。繰り返しになるが、ドライバーの視界の妨げになりかねない位置に余計な貼り付け物を増やすというだけで論外である。
無車検運行を防止するのであれば、最も有効なのは
・取り締まりの強化
・罰則の厳罰化
である。
前者については、“無意味な速度取り締まり”を行うヒマがあるなら、車検有効期間の確認を目的とした取り締まりを強化するだけでよい。
後者については、現時点で無車検車の運行が発覚した場合、6か月以下の懲役もしくは罰金30万円以下の刑事罰、行政処分としては違反点数6点の加算によって前歴なしでも30日間の免許停止処分を受けることとなる。しかし、これらの刑事罰や行政処分は甘い。厳しい罰則が控えていると周知徹底されれば、よほどのへそ曲がりでもない限り自車の車検有効期間について気に掛けるようになるだろう。
無車検で運行されている車両は、単なるうっかりからの忘れ以外に故意に車検を逃れている例もある。法的にはうっかりも故意も同じ違反である。
今回の変更はうっかり忘れてしまうことへの対策だが、そもそも自車の車検満了期間を忘れているという時点で論外だろう。やっていることは故意に車検を逃れている者と変わりがない。
車検標章そのものに関する疑問
もうひとつ、これは車検標章そのものに関する疑問だが、果たして現在のような手の込んだステッカーである必要が果たしてあるのかどうか。ということである。
昨今、相応の情報を盛り込んだバーコードやQRコードなどは社会生活に溶け込んで久しい。車検情報などもこれらに落とし込み、フロントガラスの下部といった本当に視界の妨げにならない位置に貼り付けすればそれで済む話ではないのか。
取り締まりに当たっても、これらを読み取り表示するためのリーダーを用意すれば何の問題もない。そもそもスマホアプリでも読み取ることはできる。
結局今回の変更は、裏面に車検満了年月日が記載された従来からの車検標章の使用を前提としていることがどうしても解せない。本当に無車検運行を防止したいのであれば、真の意味で有効な対策は車検標章貼り付け位置の変更などではないだろう。
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Posted at
2023/07/27 21:17:00