ハイスピードプーリーを組んでからセッティングが出なくなってましたが、前回まででなんとなく良い感じにまとまりました。ということで、今回は最終調整。
課題はずばり、ゼロ発進の鈍さです。走り出してしまえば、中速、高速での加速や最高速の伸びは連日のセッティング(笑)によりバッチリです。しかし、走り出しがもっさり・・・。
考えられる原因はプーリーボスの長さが短いことによるベルトの落としこみ不足。要はプーリー側の内側のローレシオの部分が使えてない。確かにプーリーフェイス面のベルトの跡を見ると内側はもうちょい攻められる気がします。
もう一つはクラッチウィナースプリングの強化をやっちまうと言う方法。ここまで各部に手を入れながら、ウィナースプリングは純生のまま。
そういえば、ハイプーリー買ったときにウィナースプリングが同封されてたな。コレ使えってことか。
上が純正。下が、NRマジック様の付属品。
とりあえずコレをつけてみるか、ということでラジオペンチで頑張りますが、コイツが信じられないくらい固い。(笑)
恥ずかしながら、装着を断念。
待てよ、前買ったけど結局つけなかった強化スプリングあるじゃん。ということで、コイツです。
これなら取り付けられました。一応、1000rpmアップとのこと。
早速、試走。たしかにクラッチイン回転数は上がりましたが、走り出したあと若干回転が落ち、結局もっさり。まあ確かにもっとスロットル開ければグイっと走り出しますが、発進の時にエンストしないように滅茶苦茶に回転数上げてるミッション車みたいで恥ずかしい。(笑)
それから、スピードが落ちてしまう街乗りでの旋回では、一旦駆動が切れてニュートラル状態になりやすいんですね。そうなるとその後の再加速の際に、クラッチインのタイミングでガクンと衝撃があり非常に乗りずらいです。サーキットとかなら問題ないんでしょうが、目指すのはストリート仕様ですので、ちょっと・・・。
と言うわけで、クラッチウィナースプリングはノーマルに戻し、プーリーボスのワッシャーを追加。出だしのもっさりは改善した。(気がする)わずか1mmもないワッシャーですが、その効果は侮れませんね。最高速もそれほど変化して無い感じですので、とりあえずはこれにてセッティング終了ですかね。
どうせまたどっかいじりたくなるんだろうけど。(笑)
きれいだなあ。
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2023/10/28 23:43:28