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その地域の方なら話題になったんじゃないかと。

勤務医の労働改善に高い壁　時間外勤務の上限“過労死ライン”超
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090409/CK2009040902000011.html

　今回の労使間協議では現実を踏まえ、時間外勤務の上限を決め、当直を見直した。病院側は厚労省が定める過労死認定ラインを下回るように、勤務医の時間外勤務を月８０時間以内とする案を提示した。しかし「最初から破られることが分かっている協定を結ぶべきでない」とする現場の意見があり、成人病センターでは月１２０時間を上限とすることで決着。これに沿って労働改善に取り組んでいくとした。

労働組合を抱えている、
そこそこの規模の会社に勤めていれば、
三六協定
というのを一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

普通は、
労働時間は1日8時間以内、週40時間以内
ってなことが労基法で決まってますよね、
確か。。。（労基法32条？）
これ、守らないと罰則があります。

その上で、
労働基準法36条に基づいて、労使間で
　時間外勤務は月○○時間以内、年間××時間以内
という取り決めをしていることがあります。
これを三六協定と呼び、労基署に届け出ておくことで、
使用者は従業員らに、その範囲で残業を命じることが可能になります。
逆に、これを届け出てなければ残業を命じることが出来ない、
と解釈して良いようです。


前置きはそのくらいで、
記事の内容が驚愕です。
時間外勤務の上限が月120時間って何？
ですよ。
月間労働日数が22日なら、
残業が約5.5時間。
休憩時間を考えると、普通のサラリーマンなら、
　8時出社、21時半退社
くらいです。これが毎日。
以前なら身近にいましたけどね、そんな感じの人。
でも、残業として認められてる時間なんて、、、

それはともかく、
それを堂々と協定として結んだことに驚きです。
ウチの会社でも確か、
　特別条項80時間、三六協定45時間、年360時間
だったかな？
いつぞや、労基署の査察が入って以降、
厳しく管理されて、
かつてのような無茶な勤務はさせてもらえません。
その分、確実に残業の対価はもらえますが。
ホワイトカラー的業務では、
一般企業はどこもこんなものではないかと思いますし、
あまりに突飛な協定は労基署ではねられるようです。
というのも、
過労死防止のためのガイドライン
があるからです。

で、記事に戻って、
別ルートの中の人情報によれば、
滋賀県の県立病院では、
　特別条項120時間×6ヶ月、三六協定45時間×6ヶ月、年990時間
だそうで。

労基署もこの届出を認めたんでしょうか。
だとすると相当問題があると思うのですが。
　何のための労基署なんだ、
と言われちゃいませんか。
　過労死しても知らないけどね、へへ、
みたいな感じでしょうか。

いずれにしても、
労基署のお墨付きで、
月間120時間以上の過労死レベルの仕事を医師にさせることができる
という権利を手にした滋賀県は、
これで県立病院は安泰だと思ってるんでしょうか。


人づてに、
僕も大学時代に一度だけ一緒に飲みに行ったことのある医師が、
過労で倒れて亡くなった
と今年に入ってから知らされました。
教えてくれたヤツも医師ですが、
　壊れそうになったら辞めるよ、
と言ってます。
少し怖くなりました。

ホントに、本当に、
医師の方々の労働環境が少しでも改善するのなら、
アメリカ程度の医療アクセスになっても良いのではないか、
なぜそこまで、滋賀県の医師の皆さんは犠牲になろうとするのか、
と本気で思いました。
良くない先例になりそうで本気で心配です。

備忘録として。

今日、新居の方に電話とアンテナの工事が入り、
無事に完了したようです。

現状、NTTはダブりで契約なのですが、
今住んでるところは光で、
新居の方はアナログ。
つまり、加入権は1つでオッケー。
だから可能。。。
なんだかなぁ。


アンテナ工事の方は、
本来は先日の日曜日に終わるはずでしたが、
屋根の上に上がれなかったので（ハシゴが届かず）、
今日に延期になってました。
これが結構時間がかかったようです。
2時間以上？
アンテナの取り付けやすさまで考えて、
家のデザイン考えてないので。。。(笑)

アンテナは地デジオンリーになってしまいましたので、
今使っているテレビをどうやって生かすか、
検討中。
多分、ロケフリが復活です。


引越しまで、あと3日。。。