
隣国では政権交代すると、必ずと言ってイイほど、前政権の大統領が逮捕されると言うお決まりの政治粛清が行われております。
政治と金は、日本でも問題に有っておりますが、隣国の大統領制は、やはり、権力が一極集中しており、そこに群がるコバンザメも相当なモノが有るようです。
まっ、そんなのが分かっていながら、大統領を選出する国民も、言い換えますと同じ穴のムジナなのでしょうが…?
で、政権交代から数年経ったムン君ですが、現役時代から噂されておりました、娘のタイ移住や奥方様の諸々の職権乱用疑惑が捜査され、ツイに本格的に起訴される事態になったと言う報道が…。
当時の共に民主党は、政権交代後も最大野党として君臨しており、今のユン君政権に揺さぶりをかけ、ユン君の奥方様の贈収賄容疑をことさら追及しておりましたが、内容的にムン君の娘や奥方様の嫌疑に比べましても比較にならない容疑の為、国民には関心が薄く、ムン君の操作をかく乱するには至らず…。
① 娘のタイ移住に関する疑惑
現在離婚しているとの噂が有る娘ですが、その元夫が不可解な就職で、娘ともどもタイへ移住した件ですが、その就職先がLCCのタイ・イースター航空。
で、そのタイ・イースター航空の実質的なオーナーは、隣国人で、なんとムン君が所属していた共に民主党の議員。
ちなみに、何故にタイの航空会社が隣国人オーナーかと言いますと、このオーナー、実は、隣国のLCCイースター航空のオーナーでもあるんです。
コロナ感染拡大やノー・ジャパン運動に寄り、旅行業界が苦しくなる中、販路を海外に求めタイで起業したようです。
そんなところにムン君と出会い、袖の下を使ったのか分かりませんが、18年3月に「隣国中小ベンチャー企業振興会」の理事長に就任。
更に、20年5月には共に民主党の公認を受け国会議員に当選。
そんなズブズブの二人の関係から、ムン君の娘婿を新規事業のタイ・イースター航空の専務として採用するに至り、娘のタ移住となったようです。
しかも、娘婿は航空業界での経験が全くないと言う、こんな分かり易い賄賂に、自分には甘くて他人には厳しい隣国民が、黙っている訳は有りませんモンね…。
検察は、その理事長就任の対価が娘婿の重役登用として、捜査。
その理事長就任過程で、大統領府からは「不適格」との評価にもかかわらず、ムン君の一声で就任が決まったとか?
まっ、こんな分かり易い汚職事件を、今の時代に平気で行える隣国大統領と言うのも、ある意味大したもんです。
一方、隣国イースター航空は、オーナーが変わってはいるようですが、この理事長さんは実質的に経営に深く関与しているようで、同社労組から横領や背任容疑で、追及されているようです。
当然、タイ・イースター航空の経営に関しても、ムン君政権当時から、同様に背任や横領の嫌疑で捜査が行われたものの、隣国の司法は政権に忖度するのが常で、海外企業と言う理由で、捜査が中断された経緯も有ったようです。
ところが、ユン君が就任した事で、検事上がりのユン君ですもの、側近だった検事を本捜査の管轄市長の地検長に任命し、捜査が再始動。
ムン君の側近への捜査や、ムン君夫妻の銀行口座、娘の自宅や別荘の家宅捜査等々、証拠集めを精力的に行っているとのコト。
その中で、ムン君が娘に送金していた生活費が、娘婿のタイ・イースター航空就職後に、無くなった事実が確認できたそうで、これが、理事長のムン君への賄賂として認定できるのだとか?
ただ、理事長への就任が、ムン君によるその賄賂への対価だとの立証は難しいようです?
② 奥方の職権乱用疑惑
18年7月に、ムン君は奥方同伴で、インドを公式訪問。
ところが、その4か月後に、今度は、奥方様お一人で、再度インドを訪問。
しかも、大統領専用機を利用。
経緯としましては、インド側から、観光に関する官僚や大臣クラスの訪問を要請したそうですが、奥方様が先の公式訪問で行けなかった、タージマハルに行きたいと言う、誠に身勝手な理由で、自分がその役目を買って出たようです。
しかも、大統領専用機をプライベートジェットにして…。
で、この問題は、左程に騒がれず、半ば忘れられ…。
ところが、ムン君が退任して執筆した自叙伝「運命」に、奥方様のこのインド単独訪問が記され、「大統領夫人の単独外交」と褒め称えたコトで、皮肉にも読者の記憶を呼び起こされ…。
こちらも、ソウル市議に寄り告発され、現在、捜査中とのコト。
他にも、シャネルのジャケット疑惑が…。
18年10月に、フランスを国賓訪問したムン君夫妻でしたが、その際シャネルから提供されたと言う、ハングルが描かれたジャケットを着用。
この奥方様、ムン君の就任時から、「国民の税金である大統領府特殊活動費を個人の衣装費として私的使用している」と叩かれ、数々の私的装飾品を税金で購入疑惑が…。
そんな中、このシャネルのジャケットも疑われたモノの、このジャケットに関しましては、「ジャケットはシャネルからの協賛品でシャネルに返却した」と答弁。
その後、21年になって、シャネルがそのジャケットを隣国の国立ハングル博物館に寄贈。
ところが、何事も嘘の隣国ですもの、メディアがそのジャケットを徹底検証。
すると、奥方様が18年に着ていたモノとは全くのベツモノであることが判明。
と言うコトは、「シャネルに返却した」と説明した奥方様のお言葉は…?
これに関しましても、告訴されているとのコト。
まぁ、やられた方は「政治報復」と反論しているようですが、じゃぁ、任期中に叩かれないようにすればいいだけなんですが、それが出来ないんですね…。
日本でも、大なり小なりのこの手のモノは否定出来ないでしょうが、流石に身内に襟を正させるのは、トップに立つ方の役目でもありますからね…。
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Posted at
2024/09/18 07:07:57