
※其の壱からの続き
更には、車と同時進行で、二輪車を開発するメーカーも生まれ、二輪車も好調に推移。
ところが、二輪車も特殊な車両である為に、購入者は限定的に…。
そこで、二輪車のノウハウを生かした四輪車製造を視野に…。
当然、イキナリ、先駆者の領域に入り込むと、摩擦も起きるし、ブランド力も無い為、バイクのエンジンサイズから、それに見合った車体サイズで参入。
それが、功を奏し、且つ、戦後の日本は、バブル期を迎えており、車は家庭に1台から、奥様や子供と各個人が保有に移行…。
又、日本の道路事情や、税制優遇も相まって、家庭のサブカーとして一気に社会的地位を確保。
すると、その軽の利便性を残したまま、より高級感を求める方が増え…。
当然、価格もそれに連れ、高騰。
一方、既存の自動車は、次第に高級感を求め肥大化…。
と、同時に、価格も青天井となり、国産車でも1千万超えが出てきております。
そう、車が、その人のステータスを表す代名詞ともなって久しいのです。
しかし、軽自動車は、その開発からして、安価をウリにしておりましたし、現に、買い物車とかの「動けばいい」モノとしての認識で所有される方が多く、どうしても、ステータスのシンボルとは言い難く…。
又、男性は力強いと言うイメージから、軽自動車そのものは非力で、ペラペラ感が強く、そんな車に乗る男性も、そのように頼りなさがイメージされるようです。
とは言え、軽自動車の利点は、今の時代だからこそ多くのモノが有るようです。
価格は勿論の事、その維持費も俗に言う3ナンバー車とは、比べ物にならず…。
実際、多くの自家用車は、複数で乗るより個人で乗る機会が多く、当然、環境への負荷は、小さく抑えられております。
そのように、財布にも地球にも優しい軽自動車なのですが、俗に言います所の「価値観の相違」が現代のギャルには存在するようです。
そう、ブランド好きの女子が、そのブランドを持ちたいと願う「所有欲」に、車も含まれるようです。
よって、自分では持てないブランドなので、せめて自分の彼氏が持つ車は、ブランド品であって欲しい…となるのでしょう?
――軽自動車を選ぶことが恥ずかしいわけではなく、その選択を軽視する価値観こそが問題と捉えるべきだろう――
と、この筆者は、こう締めくくっておりました。
が、ブランド嗜好のギャル達には、この言葉は、全く響かないでしょね?
とは言いましても、軽自動車乗りにも、やはり、軽自動車を「恥」と感じている方も多いようで、最近の白ナンバー普及も、その傾向に有るようです。
皆様もご存知の通り、軽自動車のナンバーは黄色と定められております。
他にもご当地の特色を有した、図柄入りナンバープレートも用意されております。
原チャに至っては、四角のプレートにこだわらず、模様に合わせた外形のモノのも有るようです。
当初は、確か、ラグビーWC開催が日本で行われたことを、記念しての寄付集めから、続く東京五輪にも波及し、その効果は絶大なモノだったようです。
て言うか、これこそが、軽自動車オーナーの「恥ずかしい」思いを表している顕著な例では無いでしょうか?(笑)
ていうか、ナンバーが白色になった所で、軽は軽なんですけどね…。
おしまい
ブログ一覧 |
話題 | 日記
Posted at
2025/05/13 07:04:55