日本人の親切心を実証実験した外国人ユーチューバーの末路

オーバーツーリズムが問題となって久しいですが、タダの観光客以外にも、いわゆる迷惑系ユーチューバーの多くが、日本へ“出稼ぎ”に来ているようです。
中でも、新幹線への無賃乗車とか、日本人へのいたずら等が、ライブ配信されており、英語が苦手な警官とも相まって、日本人をバカにしている内容が多いのだとか？
で、これも、そんな迷惑系ユーチューバーの一つでしょうか、日本人を称賛しているかのような内容…でも、よく考えてみると、日本人を試しているような…？



日本に対する外国人観光客の多くは、日本の文化に驚く方が多いようです。
例えば、英語が上手くなくても、困っている外国人が居れば言葉を掛けて、親切に助けてあげるとか、電車を待つときは列を作り、下りる人を優先するとか…。
中でも、外国人が一番に驚く事は、財布を落としても警察に届け出てくれ、ほぼ完ぺきに落とし主に戻ると言うモノ。



そこに目を付けた米国人ユーチューバーが、わざと財布を落とし、戻って来るかを実験した動画をアップしたようです。
動画自体は、2020年にアップされたモノだそうです。
その動画で使用した財布には、運転免許証、デビットカード、新幹線の切符、更に現金5000円札を入れ…。



結果としましては、50回検証し、50回全て戻って来たそうです。
まっ、外国人の運転免許証が有れば、確率は高くはなるでしょうね？
まして、恐らく、検証現場は、東京都内の繁華街だった可能性が高く…。
5000円と言う微妙な額もそうですが、交番も結構近場に、多く有りますからね…。
まして、隣国人や四千年国人が、少なかったのでしょう？



まっ、現実問題、千葉とか群馬・山梨・静岡辺りの郊外都市だったら、戻らない可能性は高いでしょうからね？
それでも、この動画は1000万回以上の再生回数を記録しているとか？
コメントも、日本人からも多く、「やっぱり日本はすごい」とのコメントで溢れ返っているとか？
しかし、冷静に考えますと、日本人が日本の文化を試されているわけで、一部の視聴者からは批判の声も…。



それらに対し、当のユーチューバーは、「日本人の正直さに心から感動した」「1つの財布で撮影しており、やらせや編集は一切ない」等と、説明しているそうですが、「やらせではない」と言いながら、「わざと財布を落とす」と言う行為が、我々日本人には、「やらせ」以外のナニモノでもなく…。

そう、賛否両論で、この“実証実験”が、下記、炎上したようです。



「こうやって、人の親切心を試す動画は・・・。同じ事をされたらどう思うのでしょうか？」

「日本人の善意を試すようなことをして不快に感じた」

「検証ではなく、もはや仕掛け的な挑発に見えた」

「文化を尊重するなら、もっと違う形で紹介してほしい」



「サイフの落とし方によって結果は違うと思います。人があまりいない場所や、野外で落とした場合は返って来づらいのではないでしょうか？」

「私は結構新しい財布を落としましたが、帰ってはきませんでした。一万円札8枚とクレジットカードが5枚くらいなくなりました。」



日本でも、一時期、迷惑系ユーチューバーと称する輩が、活発化しておりましたが、昨今、ユーチューバーが増えてきたせいか、迷惑系は人気が無くなって来たようです？