
訴訟大国として有名な米国ですが…。
その中でも、とくに有名なのが、マクドのコーヒー事件では無いでしょうか?
マクドのドライブスルーを利用した男性が、うっかりアツアツのコーヒーを膝にこぼし、やけどを負い、その男性はマックに治療費を要求。
その額、何と2万ドル(当時の日本円で約240万円)…。
ところが、マックが応じたのは800ドル(同9万6000円)。
あまりの差額にムカついた男性は、正式に訴訟へ…。
このニュースは、多くの国民の関心を集め、終いにゃ60万ドル(推定:同7260万ドル)と言う、笑っちゃうような額に迄発展。
で、今回は、Google Mapを利用した男性が、車のナビで利用した際に、陥落した通行止めの橋に案内され、不幸な事に雨で夜間な上に、通行止めの看板も無く、橋が陥落していることに気づかず、車ごと転落し亡くなったそうです。
これに対し、遺族がGoogleを提訴。
賠償額は10万ドル(当時の日本円で1200万円)を要求
その陥落していた橋と言うのは、9年前(別の記事では13年前と言う記載も)に壊れ、その後修理されること無く現在まで放置されていたようです。
当然、地元では問題視されていたそうで、Googleにも問題提起をしていたとのコト。
この橋と言うのは、自治体が管理しているモノではなく、作った会社も解散していたと言う事で、地元住人もGoogleのナビで案内される事実は確認しており、Googleに対し危険性を伝えていたそうです。
Googleのナビを含め、一般的な利用に当たっては、「道路状況や標識を確認して通行して下さい」の注意書きが有りますので、必ずそのナビ通りに行けと言うモノでは有りませんモンね…。
よって、この訴えは却下されたそうです。
他にも、過去の米国でのトンデモ裁判事例を紹介致しましょう。
① CMのような女の子に会えないのはなぁぜなぁぜ?
米国内でのBudweiser(ビール名)のCMに、下記キャッチコピーが…。
「バドワイザーを飲めば、美しい女性や南国、いろんなファンタジーが現実に」
と、このCMに出て来る美女や美しい風景に虜になったとある男性が、そのフレーズを信じて愛飲…。
ところが、いくら飲んでも現実に、その夢は現れず…。
怒ったこの男性は、「CMはフェイクだ!」と怒りの提訴。
その慰謝料、何と1万ドル…。
1991年の話だと言うので、当時のレートは約135円だそうで、135万円っすか?
まっ、流石に、当時は今のような訴訟大国でも無かったのでしょうか、この訴えは却下されたようですが…?
② お化け屋敷がリアルに怖いのはなぁぜなぁぜ?
米国フロリダのユニバーサル・スタジオ内にある「ハロウィン・ホラー・ナイト(お化け屋敷アトラクション)」へ女性が入場。
怖がりながらも順調に出口に向かっていた所、出口手前でチェーンソーを持ったスタッフが現れ、追いかけ回されたそうです。
そうして、ツイに女性は転倒。
にも拘らず、チェーンソーマンは、執拗に倒れて泣き叫んでいる彼女を煽ったそうです。
それで「心的外傷」を負ったとして、施設を提訴。
慰謝料1万5000ドルを勝ち取ったとのコト。
1995年の話だそうで、当時のレートは約94円だそうで、約141万円っすか?
まぁ、お化け屋敷のスタッフは、忠実に職務に従った訳で…。
てか、お化け屋敷なんて、怖がってナンボのモノだとは思うのですけどね?
この女性、お化け屋敷に何を求めたかったのでしょう?
ところが、日本では、逆に、酔った客がビックリした弾みに、お化けを殴って怪我を負わせた事件が起き、治療費などを合わせ、1000万円の支払い判決が出た裁判も起きましたが…。
Posted at 2023/11/09 07:06:51 | |
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