
昨年、イスラエル軍がハマス攻撃での誤射に寄り、「自国民人質3人を射殺」と言う報道が有りましたが、日本メディアは、ここぞとばかりにイスラエル非難を報道しておりました。
イスラエル軍発表に寄りますと、「(3人に)脅威を感じた」為に発砲し、結果、射殺してしまったとのコト。
まぁ、イスラエル軍も政府も、下手に言い訳するより、誤射を速やかに認め国民に謝罪する方が得策として、誤射を公表したと思われます。
まして、その後の報道で、3人は白旗を揚げていたとか?
しかし、この報道を、日本メディアは、鬼の首を取ったように、イスラエルの失態として執拗に報道しておりました。
てか、普通に考えまして、いくら戦場での余裕の無い心理状況とは言いましても、白旗を掲げている丸腰(かどうかは報道にはありませんでしたが…)の3人に、無造作に発砲しますかね?
イスラエル軍の発表にも有りました、「脅威」を感じたその脅威の正体とは一体何だったのでしょう?
その脅威に言及した日本のメディアは、皆無でしたけどね…。
又、イスラエル軍のミスとしての報道ばかりで、人質を最前線に立たせたハマスへの非難は無く…。
てか、人質そのものを拉致して行ったハマスを、何故、メディアは非難しないのでしょう?
そんな折、隣国のメディアに、このような記事が…。
――ドローンは見た! ロシア軍、捕虜のウクライナ兵3人を前に立たせながら敵陣攻撃――
その画像が、コレ…。
そう、戦場は違いますが、ロシアのウクライナ侵攻での、人質を盾にした最前線のドローン撮影画像だそうです。
ウクライナ軍が攻撃できないように、ロシア軍がウクライナ軍兵士の捕虜を最前列に歩かせて、人間の盾としている映像だそうです。
仮に、この画像が本当なら、ジュネーブ協定での捕虜の人道的扱いを定めている内容から、明らかな戦争犯罪です。
まっ、これがロシア軍の仕業なら、西側で見る人の殆どは「本物」と認識するでしょうが?
て言うか、日本のメディアからの、このような報道は、記憶に有りませんが…?
恐らく、この状況が、イスラエルとハマスの地上戦でも行われていたとなりますと、人質であった3人がイスラエル軍に誤射されたと言う事実も、何となく理解できますよね?
恐らくですが、ハマスは3人に白旗を持たせ、盾にしたばかりでなく、その後方からイスラエル軍に向かって、発砲していたのではないしょうか?
その状況では、イスラエル軍は反撃をしなければ、危機的状況だったとも思われます。
その攻防の中で、イスラエル軍の発砲が人質に当たったか、ハマス側からの発砲に当たったか?
イスラエル軍としては、どちらにしても、人質が亡くなった事実は事実として、公表するしか無く…。
断腸の思いで、「3人の人質は自国の弾に倒れた」としたのでは?
他にも、ガザに有る地下トンネルへの攻撃として、トンネル内への海水注入が実行されたとか?
こちらも、地下トンネル内に、人質が残されている可能性は否定できないのですが、生存そのモノを確認出来ない状況のイスラエル側は、ハマスの壊滅には致し方のない方法として決断したようです。
結局、交渉が遅れれば、それだけハマス壊滅作戦が送れる事を危惧したイスラエル側の強硬策なんでしょう?
まっ、でもこれが、戦争なんです。
だから、武器を捨てて世界平和を叫ぶのか、相手に攻め入られないように軍備を拡大するのか…?
しかし、この二択には、相手が居ると言う事を忘れてはなりません…。
前者の場合、相手も同時に武器を捨てなければ、最初に捨てた方は、正にピエロ。
実際に、世界で起きている争いを見て見ますと、自分から先に武器を捨てて和平交渉を結ぼうとする終わり方は有りませんモンね…。
米国のアフガン撤退でも、撤退決定後に亡くなった米兵が居たのも事実ですし…。
Posted at 2024/01/11 07:12:31 | |
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