
最近、道路交通法の改訂により、自転車への取り締まりが強化され始めて来ております。
まっ、車を運転する側からしてみますと、遅きに逸した感は拭えませんけどね…。
用は、車や自動二輪に対する罰則を強化しても、ある程度までは事故件数を減らせても、そこから、更に減らそうとしましても、限界に来ているのかも知れません?
そこで、警察は考えた…。
「やっぱ、片方だけを取り締まっても、無理だゎ…」と…。
何せ、信号は無視する、一時停止は止まらない…、では、車からしてみますと、突っ込んで来られているようなモノ…。
なのに、前方不注意だの、速度違反だのと、それらしき理由で突っ込んで来た方は無罪放免。
下手すりゃ、怪我を負わせたり、自転車が壊れたりしたら、何故かそこまで車側の責任に…。
そんな理不尽な道路交通法にも、やっとこさメスが入るようです。
大きく変わるのは、車では既に導入されています「ながら運転」への罰則で、違反金を科す青切符が切られるようです。
他にも、歩行者や他社車両への悪質的な一時停止無視や信号無視も、警察官の判断で同様に青切符が切られるとか?
対象者は16歳以上で、反則金は原付並みだそうです。
てか、これも、周知徹底は難しでしょうね?
TV特番の自転車取り締まりでも、特におばちゃんちは、「知らない」「聞いていない」ですからね…。
まぁ、そりゃそうでしょうよ…。
数十年もの間、美川憲一のCMじゃないですが「おどきなさいよ!」ってな感じで、自分勝手な交通法規で乗って来たんですもの、昨日の今日で乗り方を替えられる訳が有りませんよね…。
基本、自転車は、車道の左側に寄り、一列で通行しなければなりませんが、怒りのドラレコ画像などでは、ひょっこり犯じゃありませんが、車道の真ん中や、下手すりゃ右折レーンから右折して行くオバサマも居ますモンね…。
ちなみに、車が自転車をイエローラインで食み出しながら追い越しても、違反ではないそうです。
追越し禁止の条文に「軽車両は除く」と有るようです。

※画像は、自転車を追い越す際の「いたわり空間」推奨ステッカーだそうです。
自転車を追い越す際、あまりに近くを高速で追越し、驚いた自転車が倒れたりした場合、車との接触が無くても、事故の責任は車に有るそうですので、やはり、自転車の追越しには充分な空間確保が必要です。
もう一つ、大きな道路交通法改定が、こちらは今のところ承認段階ですが、25年11月に法改正行われます。
それが、原チャ(原付一種)の規定変更です。
現状の原チャは、50㏄未満となっており、皆様ご存知の通り、普通免許証を取ると、オマケで原付免許証も付いて来ます。
まっ、16歳から取得出来る運転免許証ですので、当然ですが、原付免許証のみを取得する方もいらっしゃいます。
ところが、肝心の原チャ本体が、相次ぐ排ガス規制強化に寄り、メーカーのエンジン開発コストが大赤字となり、生産中止を余儀なくされております。
ならば、原付免許証を廃止すれば良いと思うのですが、そこはそれ、二輪メーカーも原チャ市場を捨てるにはもったいない話。
で、「何とか排気量制限を変えられんじゃろか…?」と、国を動かしたようです。
まっ、国の議員さんもパー券を買ってもらう手前、無下に断る訳にも行かず…。
結果、上限を125㏄未満まで、一気に引き上げる事に…。
但し、現状の125㏄は小型自動二輪と言う免許証区分ですので、既存の小型自動二輪免許証を廃止する訳には行かず…。
そこで、苦肉の策として、出力を抑えたエンジンを別途用意すると言うモノ。
その出力制限は、4kW(5.4PS)以下になるそうです。
原チャの現行車を見てみましたが、やはり、4kWまでのエンジンは無いようで、全社右倣いで、最大3.3kWで横並びです?
コレからしてみますと、出力アップになるので、スペックとしましては、乗り易くはなるのでしょうか?
ただ、現行の125㏄のエンジンを見てみますと、やはり、新規格の原チャエンジンに比べますと、倍以上の高出力のエンジンも有り、言い替えますと、改造してリアル125㏄に変身できるかも知れません?
まっ、改訂内容には、その改造にも触れ「改造出来ない構造」と言う文言も有るようです。
とは言いましても、現行の原チャだって、改造はご法度なんですが、魔改造の改造キットまで販売されていますモンね…。
まっ、エンジンの出力を抑えただけでは、取り締まる方の負担が大きくなる為、恐らくですが、専用の車体となり、外見で原チャと判断が出来るようにはなると思います。
当然、一人乗りで、ナンバーも原チャナンバーのままだし、交差点は二段階右折のまま…?
ちなみに、原チャは、軽車両では有りませんので、車のイエローラインを跨いでの追越しは禁止となります。
まっ、それで検挙されたと言う話は聞いたことありませんが?
Posted at 2024/01/12 07:22:04 | |
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