
先に、隣国最大野党党首ジェミョン君が、釜山遊説中に暴漢に襲われた旨を報告致しましたが、その時に負った傷の処置問題で、ひと騒動が起きていたようです。
岸田首相も、自分の政策秘書として、息子を採用した後に、その息子が官邸内で自撮りパーティーを行ったとかで炎上し、解任された話が有りましたが、とかく公私混同には、国民の目は厳しいモノが有りますからね…。
で、ジェミョン君が炎上したモノはと言いますと、暴漢に襲われた際に負傷した傷の手当をした際に、その処置を、わざわざソウル大学の病院までヘリ搬送したコトに、「特権行使」との批判が上がったようです。
隣国第2位の都市釜山ですので、当然ですが、医療施設はソウルと遜色は無く…。
直後に緊急搬送された釜山大学病院では、血管の縫合手術などを準備していたようですが、ジェミョン君本人が、病院側から渡された手術同意書へのサインを拒否したとか?
まっ、拒否したというのですから、意識はハッキリしており、釜山で入院生活を送るより、「家族が居るソウルの方がええよなぁ…」と言う、単純なワガママだったのでしょう?
駄菓子菓子(笑)、ソウルへの転院に救急ヘリを使った事が、隣国国民の逆鱗に触れたようです。
日本でも、東京一極集中が問題化していますが、隣国は日本以上に上下関係を重視するお国柄ですので、地方とソウルの差別化は大きいようです。
ちなみに、ジェミョン君を襲った暴漢は、かなりの殺意が有ったようで、警察の取り調べに対し、「李在明が大統領になることを防がなければならない」「国のために李在明を殺す」等と供述しているとか?
まっ、ジェミョン君一人が居なくなっても、私利私欲の為には、周りを平気で踏み台にするジェミョン君やムン君の替わりは、ゴロゴロ居る訳で…。
これは、政治理念の対立からの国民の分団とも言えるのでしょうが、隣国では、他にも多くの国民の分団が、表面化しているそうです。
ジェンダー対立、地域対立、階層対立、等々。
まっ、これらは、日本でも同じ事が言えますけどね…。
同性婚問題、首都移転問題、特権階級問題、等々。
中でも一番に大きな問題としましては、憲法改正問題ではないでしょうか?
世界情勢が、大きく変わろうとしている中、80年近くも前の憲法に、未だにしがみ付いている状況で、果たして良いのか悪いのか?
議論する事さえタブーと主張する人が、北方領土を返せ、竹島から出て行け、尖閣は日本の領土だ、云々を、いつまでも叫んでいるだけで良いのでしょうか?
いや、叫ぶ方ならまだいい方でしょう?
日本は、日本人だけのモノではないんです…と言う方まで現れましたモンんね…。
話しを隣国に戻しまして…。
今、隣国では、地方対立が表面化して来ており、ソウル一極集中が顕著なんだそうです。
これは、隣国民の序列優先主義から来ているようです。
いい例が、ランキング大好き民族ですからね…。
そう、釜山は、隣国第二の都市なので、やっぱ、ソウルには全てに劣る…と言う考えのようです?
「ビッグ5」と呼ばれるソウル大学病院やソウル峨山病院、サムスン病院といった有名総合病院では、診療を受けるために数ヵ月も待機しなければならない状況なのだそうです。
そうして、病院近くのホテルは地方から上京した患者の家族でいつも満室で、統計によると、2022年にソウルの「ビッグ5」病院を訪れた非首都圏患者は71万3284人、使った治療費は2兆1800億ウォン(2400億円)に達するとのコト。
当然、医者の収入もソウルと地方では、雲泥の差。
となりますと、地方出身者の医者は地方に戻りたがらず、地方の医学部卒の医者も、ソウルに行きたがり…。
そう、地方医療の崩壊が始まって久しいそうです。
そこで、ジェミョン君の民主党は、ユン君政権の反対を押し切って、地域医療制度の改革に乗り出し、「地域医師制」の法案を通し、医者に一定期間の地方勤務を義務化したのだそうです。
※其の弐に続く
Posted at 2024/01/23 07:07:17 | |
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