
今の時代、結婚観も様変わりしており、ウェデイングプランナーの方々も、その対応に困惑も有るようです。
まっ、要は、子供のDQNネーム同様、一般的な結婚式に疑問を呈し、当事者の二人が描く理想の式を挙げたいと言う思いが強い方もいらっしゃるようです。
そのような思いを、新婦さんとなる女性Aさんが、某ネット配信メディアの取材に応じ、持論を展開したようです。
結婚式を計画する中で、プランナーの方と話を進めると、基本的に一般的な式次第を推奨されるわけで…。
ところが、その一般的なプログラムは、全てが新郎・新婦の役割が決められており、そこに大きな違和感を覚え、それが大きなストレスになったそうです。
このAさん、女性起業家だそうで、いわゆる出たがり屋…。
日本人女性にありがちな、一歩下がって…と言う気持ちはサラサラ…の方のようで、従来の嫁をめとる的な式典にブチ切れたそうです。
① ブーケトス
まっ、こちらは、海外の儀式を取り入れたモノですが、日本でも次第に花嫁の立場が上がって来た事を示す儀式として、結婚式の式次第に取り入れている方も多いようです。
ところが、このAさんにしてみますと、ブーケトスは未婚女性の為の儀式であり、未婚者を炙り出す儀式なのだそうです。
新婦がバックトスしたブーケを「キャッチ出来たら次に結婚できる」と言う、いわゆるゲン担ぎ的な儀式なので、ひとつの『お遊び』と考えれば、余興の楽しみともいえるのですけどね…。
ところがAさんにしてみますと、「かなり余計なお世話」なのだとか?
まぁ、昨今の晩婚化に寄り、新婦を含め、ブーケトスへの参加者も高齢化なのか、ブーケトスへの参加にためらう人も多いのかもですね?(笑)
② 招待状
Aさんは、招待状をWEBで配信したそうです。
まっ、受ける方は、返信ハガキを出す手間も省け、割と好評だったとか?
ところが、その招待状の配信時に、新郎さんより上にAさんの自己紹介を配した所、プランナーから、「一般的には新郎の紹介が先で、新婦はその後ですが、構いませんか?」とのイチャモンが…。
③ 新郎・新婦挨拶
式の最後を締める、新郎・新婦の挨拶ですが、ここでも、一般的には新郎が代表して挨拶をするのが一般的なのですが…。
ここでもAさんは「新郎と一緒に私もやりた~い!」と、プランナーに提言。
ところが、プランナーからは「新郎が言った方が締まる」と、返され、ここでもモヤモヤっと…。
と、一事が万事で、このAさんは、至る所で結婚式の不当な当り前に直面し、ブチ切れては、その都度、新郎さんと軌道修正して自分を表現したようです。
まっ、新郎さんも、最初から尻に敷かれる覚悟はあったのでしょうか?
て言うか、結婚式費用の割合はどうだったのでしょう?
親の援助を含め、婿養子でもない限り、やはり招待客の多い新郎側の負担が多いのが一般的ではないでしょうか?
結婚式を終えた新郎の声として、下記、紹介されておりました。
「全体を通して『二人の代表は新郎』という圧を強く感じた。式の準備中は、新婦が『こんな結婚式にしたい』というイメージを担当者と擦り合わせを行っているにもかかわらず、最終的に新郎側に許可を求めるようなニュアンスの場面が多くあった。新郎新婦のバイアスに加えて新郎の父が一番上、親族の配席などで家父長制を強く意識させられた。『現在の感覚とあまりにかけ離れているのではないか』と感じた」
まっ、これが日本の文化と言えばそれまでですけどね…。
その昔から、嫁を迎えると言う感覚で、嫁をお金で買うような『結納』なんて儀式も、いまだに有りますしね…。
ただ、この新郎・新婦のお二人、こんなブチ切れ結婚式準備でも、結婚式自体はイイ思い出になったとのコト。
「結婚式は挙げてよかったと心から思っている。人からお祝いをしてもらって、私の幸せをみんなも幸せと思ってくれていることにエネルギーを感じた」
この新郎・新婦の結婚式では、他にも当たり前のモノを、下記対応したとのコト。
ご祝儀→PayPay払い
写真→Google共有
結婚届→事実婚
う~ん、結婚式を挙げながら、法律的には夫婦ではない事実婚を選択ですか…。
まっ、最初は、結婚式の常識に異議を唱える記事かと思っておりましたら、なんてことない、ジェンダーレスを肯定するのと同じで、少子高齢化を助長する記事だったようです?
まっ、このような新婦さんの考えでは、義実家との関係が上手く行くとは思われず…?
旧態依然の体質が色濃い地域コミュニティーには、常に不満を抱き、理解を示さず…。
今後、こういう考えの方が増えて行くのでしょうね?
Posted at 2024/08/27 06:59:44 | |
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