
先日、煽りハンドルを記事に致しましたが、そもそも、各ドライバーは、自車の左側への感覚を、どのように認識しているのでしょう?
確かに、日本の左側通行ルールでの右ハンドル車では、自車の右側は窓から顔を出せば、後ろも前も確認できますが、左側はミラーとかで確認するしかなく…。
しかも、ミラーに映らない死角も多く存在致します。
そこで、多くのドライバーは、「キープレフト」が上手くできず、次第に左寄せが出来なくなったドライバーも少なくないようです。
その結果が、「煽りハンドル」として、如実に表れて来ております。
そう、常に煽りハンドル運転をされているドライバーは、運転に「ド」が付くほどの、ヘタクソ運転なんです。(笑)
昨日も、ご近所さんの嫌われ者のプリウスが、私の前を走っておりまして、T字路の突き当りで一時停止なんですが、左折ウインカーを出しながら、マジに対向車線に止まり、左右確認…。
運よく本線側からの右左折車が来ませんでしたが、こんな運転、初めて見ました。
流石、嫌われ者です。(笑)
実際、教習所では、「煽りハンドル」なんて運転操作は教習しておらず、曲がる場所が近づいたら、先ずは自車を車線の左側に寄せて徐行し左折を開始する…と教習されているハズ。
又、日本の道路事情では、対向車同士がすれ違うのに、充分な道幅が確保されていない道路も数多く存在します。
そんな道路にも、自転車・歩行者は勿論、電柱や看板なども有り、左寄せが苦手なドライバーには、マジに過酷なリアル・ロールプレイングゲーム…。
てか、運転に自信の無いドライバーは、そんな道路を走らなければいいと思うのですが、信号が少ない、最短距離で行ける…となると、自身の運転技量よりも、そちらを優先するのでしょうね?
まっ、その身勝手な選択が、他の多くのドライバーの通行を妨げるだけでなく、後続車両や対向車両を一時的にでもストップし、それらの多くの車両が、再度、一斉に動き出すのですから、燃費や二酸化炭素排出に、多大な悪影響を与えているわけで…。(笑)
実際、SNS上でも、左寄せが苦手と言う方の投稿も少なくないのだとか?
「左寄せするのが怖くて左側に間を空けすぎてしまう」
「教習所の教官に左寄せが甘いって言われた」
「駐車場でクルマを左に寄せたら擦ってしまった…」
まぁ、自分の下手さを自虐ネタにする方なら、まだ可愛いのでしょう?
問題は、下手を隠しているアナタ、下手なのに上手いと勘違いしているキミ…達が、問題を大きくしているのです。(笑)
と言うコトで、左寄せが上手くない人への、その車両感覚の克服術(JAF監修)が有りましたので、紹介を致しましょう。
車や個人の体格により、多少の誤差は有りますが、先ずは広い駐車場など、白線の真上に自車の左側の前後のタイヤを真っ直ぐにして乗せます。
その状態を確認し、運転席に座りますと、殆どの方は、ボンネットの中心にそのタイヤが乗った白線が見えるはずです。
そう、その白線の位置を覚えておけば、自車の左側の感覚が掴めると言うコトなんです…。
まっ、一番手っ取り早いのが、左前に俗にいう「ヘタクソ棒」を付けると言う対策が一番かもしれません?(笑)
て言うか、これって、今、教習所では教えていないんですかね?
コレ、私は、知っていましたが、確か、教習所で教わった記憶が…?
他にも、一時停止の停止線ですが、これも、車や個人の体格で多少の誤差は有るでしょうが、Aピラーの付け根を目標にすると言うのも有り、私はコレも実践しております。
て言うか、この停止線も、守らない人はいますよね…。
まだ信号の変わり目で、停止線をオーバーしたと言うのなら、分からない訳でもありませんが、赤信号で近づいて来て、停止線手前で十分に止まれるのに、わざわざ停止線をオーバーし、下手すりゃ、横断歩道上で停止する車も居ますモンね…。
それも、明らかに大型車用に、交差点からかなり離れて引いてあるような停止線であっても…。
そんな奴に限って、大型車が来ると、バックせずに、前に出て避けようとするから、大型車も身動きが取れず、そうこうしていると、信号も変わり後続車には詰められ、大型車からはクラクションと、パニックに…。(笑)
停止線不保持や煽りハンドルは、長年の運転による癖ですので、一朝一夕には直りません。
特に高齢者講習では、厳しくチェックされますので、やはり、普段の運転から修正しておくに越したことは有りませんので、皆様も意識して正しい運転テクを身に着けてほしいモノです。
Posted at 2024/08/29 07:06:58 | |
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