
本日は、13日の金曜日…。
まっ、仏教徒の私には関係ありませんが、兵庫県知事様は、どのようなお気持ちで日々を過ごされているのでしょう?
さてさて、本来なら自民党総裁選の方が、ビッグニュースなのですが、多くの国民の目は、何故か兵庫県政へ向いているのが現状ではないでしょうか?
パワハラ問題に関連し、内部告発者が自〇した事がキッカケで、全国規模のニュースになり、パワハラ以外にもこれでもかと言うおねだり疑惑が出て来た事で、メディアも週刊誌記事のような騒ぎ様…。
しかも、この知事様の答弁には、話した内容に意味は無く、自己弁護と問題のすり替えだけで、ただただイラっとするだけなのですが、何故かその言い回しがクセになり聞き入ってしまう魔力が有ります。(笑)
百条委員会での質問者もかなりイラついているのが伺えますが、この知事様のあまりのメンタル強さに、期待した回答が返ってくるわけも無く、半分投げ槍みたいな質問も多くなってきたようです?
「公益通報対象ではない」とし「懲戒処分を早めた」件に関しては、一貫して、「虚偽の文章であり、違法性が無いとして処分した」との回答でしたが、これに対し、「その告発文章の何処が嘘八百で噂話なのか?」を問うた質問者は皆無でしたが…、何故?
更に、パワハラのアンケート結果を突きつけられた際には、「不快に思われた方が居れば、真摯に反省し、謝罪したい」と、心にもない事を…。
相手が、不快に思えば、それだけでパワハラなんですけどね…。
パワハラ問題は、パワハラをやってる方が認識していないところが問題なんです。
子供のイジメ問題でも、イジメる側がイジメと認識していないところで、イジメ行為がエスカレートして行く事例が多く有りますモンね…。
又、「聞いていない、知らない」等のパワハラ発言も多く、相手に完璧を要求する割に、「自分は完璧な人間ではないので、全てを覚えているわけではない」と、平気な顔して答弁しておりますが、そこにツッコミを入れる百条委員会の質問者は見当たりませんでしたね…。
実際、民間会社でも同じですが、社長が全てを理解して、それにすべて口を出すなんて事はまず無理。
だから、担当の部や課が有り、そこに権限と責任を与えることで、組織が成り立っている訳なんです。
まっ、最終的な責任者は、あくまでも社長では有るのですけどね…。
逆を言いますと、部下の責任を背負ってくれるのが『長』の肩書が付く方の役目なんです。
それを、「聞いてない、知らない」と責められては、信頼関係なんて起きる訳が有りませんモンね…。
てか、部下をかばうどころか、叱責するような発言が出ること自体、パワハラ認定なんですけどね…。
他にも、エレベーターに乗り損なった際の、同行者への暴言や、とある施設の入り口への車付けが出来なく、歩かされた事への叱責、出先での着替えや身だしなみへの注文等々、県民の為に働く県職員が、知事様専用のお守り役になっている現状に、何も感じていないと言う…。
挙句、亡くなられた方への道義的責任問われた質問には、「道義的質問の意味が分からない」とか、「亡くなった原因は本人しか分からない」とか、イジメ自〇問題の加害者と、何ら変わらない発言には呆れてしまいますね…。
で、先日の記者会見では、涙する場面が有り、記者達が驚く場面も…。
そのシーンを振り返ってみましょう…。
県会議員全員86名による辞職勧告を受け、不信任案が提出されれば、可決することが確実になったことから、「知事選では斎藤知事を応援した議員も、不信任案賛成に回ると言う状況を、どう受け取るのか?」と言う記者からの質問を受けた後の事でした…。
「自分自身に悔しい思いではあります。でもあの、先生方も、心から今も感謝はしていますので。はい、本当に申し訳ない」
と、いつもの答弁のように、血の通わないような言葉でしたが、話し出そうとした瞬間、ウルッと来たかと思うと、言葉に詰まりながら目には涙が溢れ、上記の言葉を続け…。
最後まで亡くなった2人の職員への言及が無かったことから、涙した理由を記者から問われると、その職員へのお悔やみの言葉は述べたモノの、「自分の立場が窮地に陥った事への悔し涙だった」と説明。
いやぁ、武田鉄矢も歌いました、正に「アンタが大将(九州方面での相手を茶化す言葉)」ですね、この知事様は…。
こんなお涙笑劇場に、ネットでは、同じ兵庫県の元兵庫県議会議員だった野々村竜太郎さんを引き合いに出し、「兵庫県の政治家は泣くのが仕事か?」とか「自ら辞職した分、ののちゃんは偉い!」とか、言いたい放題でしたね…。
で、この知事様、自ら職を辞する気はサラサラ無く…。
このまま不信任案が提出され可決しますと、一応法的拘束力が有り、知事は辞職となります。
ところが、救済措置が有り、知事が10日以内に不信任を突き付けられた県議会を解散できるそうです。
そこから40日以内に解散させられた県会議員の選挙を行い、新県議会にて不信任案が出なければ、知事様はそのまま継続。
しかし、不信任案が再提出され、その不信任案が可決すれば、そこで完全に知事様は失職…となるそうです。
恐らく、そこまで行くことを覚悟なんでしょうね…。
という事は、年末の賞与狙いなのか…?
もう一つは、兵庫県民による県知事へのリコールです。
但し、こちらは難易度が高いようです。
農村部ですと、隣近所の付き合いなのでリコール運動もまとまり易いのですが、大都市圏では人口も多く、政治に無関心な方も一定数居ますので、リコール自体が浸透しない面もあるようです。
実際、愛知県知事のリコール運動が20年に行われましたが、署名運動が進まず、挙句不正な署名が発覚し、逆に署名団体役員が逮捕される事態に…。
Posted at 2024/09/13 07:03:48 | |
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