
自○した元県民局長の私的文章の情報漏洩に関する第三者委員会が組織され、その報告書が諸々の委員会の最終版として公表されました。
その報告書に寄りますと、元総務部長のI氏による情報漏洩を認め、その情報漏洩行為は“元被告ん”による指示の可能性が高いと、“元被告ん”を名指しで黒幕とは断定していませんが、I氏の独断に寄るところのモノでも無い…と、コレマタ曖昧な内容。
このI氏への聞き取り調査では、当初、I氏は情報漏洩を否定しておりましたが、こちらも元副知事のK氏等の漏洩自供に寄り、最初の答弁内容を覆す弁明書を提出し、そこに漏洩の実態を自供したようです。
この第三者委員会の報告が公表されるまでは、“元被告ん”もI氏をかばい、「I氏はやっていないと言っているのでやっていないと信じる」と牛タン倶楽部の絆を示していたのですが…。
漏洩の実態はと言いますと、元県民局長の公用PCを押収したK氏が、そのPCの中にあったとされるデータを紙にコピーして、数名の県議に見せて回ったと言うモノ。
まっ、いくら県幹部とは言え、自分で押収されたPCから勝手にコピーするなんてコト、出来るわけも無く…。
当然ですが、“元被告ん”了承の上、K氏がコピーした上で「県議に内容を共有してくれ」と、I氏に依頼し渡したと思うのが一般的でしょう?
更に、その漏洩の目的と言うのが、百条委員会のかく乱を目的とした、県議会の分断を狙ったモノであるとの疑いが…。
まっ、これも県議会への「根回し」と、説明する“元被告ん”派の意見も有るようですが、根回しに個人を貶めるような個人データを使う理由なんて皆無。
逆に、犯罪色濃厚な悪質な行為。
第三者委員会の公表を受け、人事課による懲罰委員会が開かれたようで、当初は6ヶ月の停職案だったモノが、甘々の停職3ヶ月で決定したようです。
しかし、「知事からの指示の可能性が高い」と言うところには、“元被告ん”への懲戒は全く触れられず…。
しかも、そのI氏への懲罰選定には、「指示を受けてやった」ことに対する減刑が加味されているとか?
更に、この甘々懲罰裁定には、“元被告ん”の天の声が有ったとか無かったとか…?
まぁ、普通に考えて、「“元被告ん”の指示でやった」と言う、牛タン俱楽部3人の証言が有っただけでも“元被告ん”黒幕説は確定なのに、当の本人は「県職員の不祥事」に対する形式的な謝罪は口にしましたが、自分の関与へは「やってません」の一点張り…。
そんな状況に、人身御供状態のI氏への口止め料的な甘々裁定ゴリ押しだったのは、推測に難しくありませんモンね…。
しかし、このI氏、元総務部長と言う、諸々の法の下に業務を行わなければならない立場でありながら、いくら上司からの指示とは言え、それを「業務行為」と言い訳した時点で、アウトなんですけどね…。
逆に“元被告ん”やK氏に対し、「それは法律違反ですからお止めください」とでも言えば、救いようが有ったのかも知れませんが…。
逆に、“元被告ん”は、保身全開に、下記コメントを公表。
「このたび総務部長という要職にあった県職員が懲戒処分に該当するという状況になりました。県民の皆さんの信頼を損なうものであります。組織の長として誠に申し訳なく思っており、深く県民の皆さんにおわびを申し上げたい。改めて漏えいに関する指示はしていないという認識に変わりありません。県政をしっかり前に進めることが、私の大事な役割だと思っています」
いやはや、信頼を損なっているのは、あなた自身なんですけどね…。
しかし、この方のコメントには、毎回毎回イラっとしますよね…。
「漏えいに関する指示はしていないという認識」って、「していない」と断言せず、『認識』と言う装飾語を付けて、後で何か出て来た際に、「それかぁ…、自分合はそう言う認識で言ってないんだけどなぁ…」と言う言い訳の為に…?
※其の弐に続く
Posted at 2025/06/10 06:57:59 | |
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