
※其の参からの続き
そんな隣国の状況に、危機感を覚えた男子大学生にインタビュー…。
ジェミョン君の政策に対し、対抗馬の金文洙候補も、これらの不正選挙撲滅を選挙公約として展開したようですが、この大学生はユン元大統領の戒厳令をキッカケに政治に関心を持ったそうで、「これまでとは全然違う気持ちです。以前は、両親から言われた候補に投票しましたが、今回は、自分が心の底から支持する候補を選びます」とコメントし、右派YouTuberの「中国介入説」を信じ、金文洙候補へ投票したようです。
更に、「私にとって最も重大なのはスパイの問題です。多くの中国資本が韓国に入ってきていて、企業の機密情報が中国に漏れたりしています。普通の大学生ですが、戒厳令をきっかけに国の非常事態について発信しているのです」と続け…。
この学生さん、個人での応援に留まらず、この活動を仲間に広め、政治組織を擁立。
ユン元大統領弾劾への「反対デモ」等を行って来たそうです。
すると、その矛先は次第に中国人へと…。
元々民族意識が強い隣国人ですモノ、中国人に寄る土地買収などに強い不満を抱き、ソウル市内にある「リトル・チャイナ」と呼ばれる中国人地域で、排斥デモを行ったりしたようです。
と、この取材では、この学生に中国人からの危害・損害の有無を尋ねたようです。
すると、下記回答が…。
「悪くは言いたくないけど、私の大学では 周りに(中国からの)留学生がたくさんいます。実技が中学・高校レベルの人たちが入ってきていて、入試で特別扱いをしているのではないかと考えています」
日本での外免切替え問題と同じですね…。
で、取材陣は、その「リトル・チャイナ」を突撃取材。
看板等は、意識してかハングルが殆どだったようです。
住人に取材すると、「話すのが怖い」とノーコメント…。
代わりに、地元の不動産業者に、トラブル等を尋ねると、「全くありません。中国人はボランティア活動や、防犯活動などにも取り組んでくれています」と、あくまでも上得意客を擁護。
そうして、話は前述の若者層における男女分断へ…。
これは、ユン元大統領の弾劾裁判時から顕著に表れていたようです。
弾劾要求デモの中には、若い女性が目立ったとか…?
そんな若い女性に取材してみると、「民主主義国家で起きてはならないこと。内乱に関わった人は処罰されるべき」「絶対に弾劾すべきです」等とコメント。
その影響か、今度の大統領選の出口投票では、20代女性の得票率は58.1%にのぼったが、20代男性では24%にとどまったようです。
その要因として考えられるのが、隣国にある女性家族省と言う国家機関の存続。
ユン元大統領は、「男女差別は無くなっている」とし、省の廃止を提案。
その考えを継承した、第三の候補者の李俊錫氏は、廃止を公約としたものの、ジェミョン君は、逆に存続を公約に…。
結果は、20代の男性の得票率は37.2%と最も高かった一方で、20代の女性の得票率は10.3%にとどまったようです。
この男女分断の背景には、どうも、兵役問題が関係しているようです。
若い男性の間では、避けて通れないのがこの兵役問題。
厳しい軍隊生活を経験した割に、一般社会に戻っても、その見返りは何もなく…。
当然、「女性に兵役が無いのは差別だ!」と言う不満が出る訳で…。
その女性を特別扱いする「女性家族省は要らない!」と言う考えの若い男性層が増えているようです。
今回の選挙戦公約のように、それらの男女不平等政策を、選挙に利用する政治家の影響も大きいと言う分析も有るようです。
まっ、どちらにしましても、中・朝寄りのジェミョン君が選ばれたことは事実であり、ムン君を凌ぐ最強反日家と言われている人物に、日本がどのように振り回されるのか、心しておきましょう。
おしまい
Posted at 2025/06/19 06:58:22 | |
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韓国 | 日記