
2002年に行われた日韓WC(ワールドカップ)は、日本がベスト16、隣国は何とベスト4まで勝ち進みました。
まっ、隣国と対戦した相手国では、未だに思い出したくも無い黒歴史として、この大会での隣国のラフプレイ・審判買収疑惑等々、悪行を脳裏に刻んでいるようです。
ところが、隣国では、逆に、「ベスト4神話」として、出場した選手を未だに英雄視しております。
裏を返しますと、そのWCから20年以上過ぎた現在、選手のレベルアップが図られず、世界の舞台からは遠ざかる一方…。
それでも、ソン・フンミンとかイ・ガンインとか、天才的な選手は居るには居るのですが、その両者も犬猿の仲と言われているように、チーム状態はバラバラ
そこで、「ベスト4神話」のレジェンド達の力を今一度…と、神頼みを始めております。
実際、昔取った杵柄で、当時のレジェンド達は、メディア界には引っ張りだこのようです。
視聴率がモノを言うテレビ界ですので、当時の選手を集めたチームを作り、現役のKリーグ選手との試合など、強化指導を兼ねた番組を放映したり、女性芸能人のサッカーチームを指揮したり…と、存分にレジェンド振りを見せつけているのだとか…。
但し、隣国サッカー協会との繋がりは皆無のようです?
そこで、隣国メディアの記者が、現在の隣国サッカー界を憂いておりましたので、紹介を致しましょう。
記事のタイトルは、下記。
――韓国サッカー2002年W杯世代に告ぐ――
そうして、下記、皮肉を…。
――2002年のレジェンドたちの芸能番組出演をとがめるつもりは一切ない。
韓日W杯は彼らを「著名人」にまで引き上げ、スターを望むテレビ局と豊富な出演料を手にすることができるサッカー関係者の「ニーズ」が合致した――
いやはや、サッカー界の将来を憂いているのか、ハタマタ、そのギャラを羨んでいるのか…?
続けて、下記コメント。
――サッカー現場からはお呼びが掛からないため、芸能界にでも進出するのではないかと疑問を抱く人もいるだろうが、アジア杯ベスト4脱落以降、混乱の1年間を経験した韓国サッカーが、新しいリーダーを選ぶ準備をするこの時期に、2002世代の姿が見られないというのは何だか物寂しい――
隣国代表チームの監督選任では、外国人監督から敬遠され続け、終いにゃ、成績不振で辞めたホン・ミョンボが再選されると言うゴタゴタが続き、国会議員まで出て来ましたモンね…。
まっ、その事でFIFAからは、「政治関与」として、厳重注意を受けましたけどね…。
更に、隣国サッカー協会の現会長チョン・モンギュも長期政権の為、「辞めろ」コールも次第に大きくなり…。
となりますと、次期会長の名前が、あちらこちらで沸き起こるのは自然の流れ…。
現職の副会長や歴代の代表監督は、当然のコト…。
じゃぁ、街の人は…、という事で、世論調査が好きな隣国です。
早速、調査を行った結果、日韓WCのポルトガル戦で決勝点を叩き出したパク・チソンが35.9%でトップだったとか?
他にも、日韓WCで背番号「10」だったイ・ヨンピョも名前が挙がったそうです。
パク自身も、昨今の隣国サッカー界を憂いおりて、「協会は信頼を失った。正直な人が願われている」とのコメントも残しているそうです。
ところが、いざ隣国サッカー界との関わり合いはと言いますと、両者共に積極性に欠ける行動だとか…?
パク・チソン:Kリーグの全北現代の顧問
イ・ヨンピョ:隣国サッカー協会副会長を辞任
――これまで2002世代が「批評」する姿はよく目にした。韓国サッカーを懸念する気持ちは十分理解している。
なので、これからは彼らにもぶつかり合い、壊し壊される中、ややもすると失うものも多い挑戦をしてもらいたい。
選挙戦に飛び込んで、より良い韓国サッカーのための公約を掲げ争い、熾烈(しれつ)に論争も繰り広げてみるのはいかがだろうか。
女性芸能人チームの勝利のために歯を食いしばっている姿よりは、サッカーで国民に受けた愛をサッカーで返すという決まり切った言葉をしっかりと行動で示す「2002レジェンド」を見てみたい――
と、この記者は締め括っておりました。
「失うモノも多い」って、これこそが隣国で上に立つものの苦悩なんですけどね…。
特にスポーツに関しましての民度は、「勝利絶対主義」の上に成り立っていますので、例え就任1年目でも、勝てなきゃボロクソですモンね…。
て言うか、日本には「名選手、名監督にあらず」と言う言葉も有りますけどね…。
総合的なマネージメント力は、秀でた専門技術者とはベツモノなんですよね…。
名選手の名声に頼っていても、冒頭のソン・フンミンとイ・ガンインの確執のように、チーム内で争うことにもなりかねません。
Posted at 2025/02/18 07:03:14 | |
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韓国 | 日記