
モペットの違法運転が社会問題化して久しいですが、最近では新たに「違法改造自転車」が横行しているようです。
まっ、モペットは、販売者が販売時点で正規に販売し、購入者も購入時点で正式な手続である登録や保険加入をすれば、堂々と一般道を走行できるのですが…。
何でも、普通のチャリに後付けで完全電動走行ができるキットが、ネット等で販売されているようです。
しかも、爆速だとか?
元々、モペットは、日本の道交法で違法認定されるまでに、バンバン売りたいだけ売られており、購入者も、電動アシストの延長みたいな感覚で購入していたようです。
まっ、元々がチャリ感覚で乗り回していた連中ですモノ、事故が多発したところで、法制化を急ぎ取り締まりを強化したようですが、やってることが後手後手なので、切符を切られるのは正に氷山の一角…。
又、販売者も違法と知りながら、その事は購入者には告げず、正に売らんかな主義。
実際、販売者の中には、在留外国人も居て、日本の法律に疎い、同胞の在留外国人向けに、日本の道交法を説明せず販売するケースもあるようです。
外面切替問題も大きな問題になっておりますが、やはり、真面目に在留資格を取り、真面目に日本で働いている方が大半と思われますので、不法滞在者は言うまでも無く、犯罪歴のある外国人は、即刻送り返して貰いたいものです。
で、違法改造電動チャリの話ですが…。
道交法に寄りますと、電動アシストチャリの規定は24㌔以上で完全人力走行とのコト。
ところが、違法改造チャリの中には、60キロも出るようなキットも有るそうです。
この違法改造チャリで検挙されたのが、ウズベキスタン人男性。
違法改造に加え、当然ながら無免許運転も…。
この改造キットは、21年頃から出回り始め、警察は、23年頃から取り締まり強化に乗り出したようです。
ペダルを漕いで始動するモノから、スイッチだけで動き出すものまで、色々な型式が有り、30㌔くらいまでは、平気で出せるそうです。
既存の電動アシストチャリを改造するモノから、ポン付のユニットまで、その種類も様々。
価格はピンキリで、電動アシストチャリの改造は、ある程度の知識がないと難しいようですが、1万円チョイくらいからで、ポン付は正にポン付なので簡単ですが、価格は高目の5万円くらいから。
しかし、ナンバープレートや、各種灯火類等、行動走行用に必要なモノが無いので、当然、「アシスト」的な効能表記しか謳ってないようです?
前述の通り、モペットによる事故件数も増えており、この改造電動チャリとの区分けはされてはいないようですが、24年の都内の人身事故だけでも33件発生しており、内一件は運転手が死亡したようです。
違反件数は1519件と更に多く、内訳はは、下記。
① ナンバー登録無し:643件
② ヘルメット装着なし:494件
③ 歩道走行など通行区分違反:178件 等
では、前述のウズベキスタンは、自分で改造?
いや、そこには、お金さえ出せば、違法改造なんて平気でやる闇業者が居るのだそうです?
そこで、そんな闇業者を直撃。
アパートの1階部分が、それで、一見すると、普通の自転車屋さん。
店舗前には、今流行りのファットタイヤの電動アシストチャリが、数台並べて陳列。
店内にも同様なチャリが、30台以上…。
客を装ってチャリ物色し、店員に声掛け…。
すると、「違法」と「自己責任」を口にし、改造電動チャリの存在を匂わせ、価格は30万円程とのコト。
他にも、正規の電動アシストチャリの「改造販売」可能とのコトで、こちらは、追加費用無しでOKとのコト。
但し、「電動走行の改造はしても、ブレーキの改造はしないので、あくまでも自己責任で…」とのコト。
では、同のような人が、購入していくのでしょう?
この店では、夜の商売の方が多いのだとか?
要は、お酒関係で、チャリでも飲酒運転にはなりますが、飲酒運転のリスクは車の方がはるかに高く…。
そうは言いましても、警察はこのような「違法改造チャリ」に対し、指をくわえて見ているわけはなく、取り締まりを強化しているようで、先日は、店舗を摘発したニュースも有りました。
まっ、何でもそうですが、日本の公安局も、問題が起きてから対策を講じる事案が多く、多くの市民に行き渡ってから取り締まっても、難しいですよね…。
更に、不法滞在者も相まって、そういう方が、お金儲けの為に違法を認識しながら、手を染めていく実態も有るようです。
Posted at 2025/08/01 06:57:19 | |
トラックバック(0) |
話題 | 日記