見栄張る週末派選手も勝ってもおかしくないいい走りでした。
ちなみにFJのシャーシとなるオスカーSKxxとR&DFVxx。私のような素人が見ても同じFJのシャーシでありながら結構造りが違うように見えます。
こちらはFV(R&DFV95)。Aアームのナックル側(Aの先端部分)に補強溶接が入っており、アームそのものの剛性が高そうです。ロッカーのプッシュロッド側じゃない方にボールジョイントでマウントされているものは一体何でしょう。
こちらはSK(オスカーSK96)。Aアームの補強溶接がない代わりに、Aアーム自体がFVより少し太め?に見えます。後はシフトリンケージの取り回しやマフラーのマウントなどFVとの細かい違いもあるようですが、凄く気になるのがロッカーの設計の違い。一般的なサスペンションで言う、いわゆる「レバー比」に相当する考え方がFVと全く違うデザインに見えます。
スプリングの自由長も僅かに短く見え、どちらかと言うとSKの方がカチカチした動きをするのかな?と言う気がしますが、結局こんなに違うのにタイム的に大きな差があるわけでもなく、シャーシやサスペンションの設計って本当に奥が深いなぁ~って感じです。
SFJの方は、ポールの中山選手、2ndグリッドの神子島選手を始め、予選59秒台の5台を中心にどんなレースを見せてくれるか!?と思ったら、かなり波乱のレース。スタートは神子島選手が絶妙なスタートを決めホールショットを奪います!しかしその後プチレーシングアクシデントの連続で、トップ独走中の中山選手にフロントウィング破損によりオレンジボールが出たり、超いい走りをしていた神子島選手が2ヘアあたりでアクシデントがあったか大きく後退、結果として山浦選手が優勝!でした。
2番手には沖永選手、3番手には加賀美選手、いずれも波乱の展開の中、終始確実なドライビングで生き残った選手です。特に加賀美選手は予選でのタイムが出てなかったため、多分厳しいコンディションだったと思うのですが、このあたりは経験を感じました。
レース後、納得いかない表情の神子島選手。レース中ファステスト連発、リスクは取らないけど速く走れる?クレバーなドライビングを見せたかと思えば、ココ!ってところではインを差されてもアウトで決して引かない熱いドライビングも見せてただけに残念ですが、まぁ実力が伴っている状態の人にはそのうち運の女神様も振り向いてくれるでしょう^^
バイク駐車場の前には、あのFCSカーボンフルカウル軍団の方々がいました。このカウルを付けるだけで、もてぎで最高速が 10km/h上がったとか・・・まったく羨ましいと言うか、凄い話です。
今回の筑波戦は盛況で、SK1クラスが10台、SK2クラスが20台、SK3クラスが10台のエントリーです。ちなみに私はSK3クラス(ROTAX MAX)のことが全然分からないので、ブログでは何も書けませんがどうか悪しからずご了承ください。
今回、S野選手、K茂選手は軽量化のため?一見普通に見えるビレル系のサイドカウルが何だか普通じゃない凄いことになっていました。薄い!軽い!
決勝開始10分前、11時を過ぎて上がってきた気温に対し、E口選手は直前のジェッティング変更!吉と出るか、凶と出るか・・・
ちなみにS野選手製作のFRPアンダーパネルも新規装着!!筑波の場合だと最終コーナーなど、高速コーナーでの安定性がかなり違うようです。
そう言えば、もてぎで車検不合格となったアンパネも、取り外した後はS字とか高速コーナーの切り返しの挙動がかなり不安定となりました。やはりアンパネは高速コースではもちろん、筑波サイズでも必要かも知れません。。。
そのせいか、気温30度オーバーの8月だと言うのに予選ポールのS野選手のタイムはナンと 0秒1!!正直、SLタイヤでこのタイムは脅威的だと思います。次回 11月の筑波戦はハイグリップの時代のように分切りでの戦いになる予感です。
アンダーパネルを付けると普通整備性が悪くなりますが、写真のE口選手は整備用の工具、ジェットホルダーのトレーとして有効活用していました。笑
私はS也選手のサポートに付きます。S也選手はすげーセンスある選手ですが、今年前半の精力的な参戦に加えてK-TAIでレース資金を投入しまくったため、今回 O/Hなし、中古タイヤでの参戦です。
・・・と言うことでスタート!と思ったら、いきなりオープニングラップの 1コーナーで多重クラッシュ!予選3番手で絶好調のA坂さん初め、ナンと 6台がスタート後300mでリタイヤと言う大変なことになってしまいました。
SK1クラスは、1~2秒差の間隔でそれぞれが順調にラップを重ねる安定した展開です。
SK2クラスは予選ポールのS野選手が余裕の逃げ切りか?と思ったらレース中盤、Go選手とT澤選手に徐々に差を詰められます。S野選手は、(後から聞いた話では)特にマシンに問題があったわけでもなく、前もおらず孤独だったので・・・笑とのことでした。
しかしGo選手、T澤選手、の2位争いは圧巻!特に 1コーナーでの動き、ライン取りはブレーキングでの姿勢制御テクとかを前提に、お互いの射程距離を完璧に把握していなければ出来ない動きでかなり見ごたえがありました。また、中盤でのE口選手、S也選手、FクラモチN村選手のバトルも手に汗握る感じでした。
結果、SK1クラスは確かK-TAIでも優勝したK藤選手が優勝、続いてFCS軍団H立選手、3位はFクラモチS井選手。S井選手は春のYZ250Fシェイクダウンではナラシでブロー?とか数々の苦難を乗り越え、最近好調のようで何よりです。SK2クラスは結局は決して楽ではない戦いながらも横綱な守りでS野選手が優勝、Go選手が2位、T澤選手が3位でゴールです。
シリーズのランキングも面白くなってきましたし、2009年残りのレースも本当に楽しみです^^
ちなみにTC2000はダンロップ入口から80Rにかけて、路面改修が行われています。気になるのはダンロップクリップ付近にあるムフフな窪みが平らになっちゃったのか?と言うことと、80Rの右→左の切り返しの安定感は?ってところです。自分のマシンのセットが出てないせいかも知れませんが、80Rの切り替えしは超々々々々丁寧に、キレイにやらないと、リアが少し抜けてタイムロスしてしまいます。また、一番踏ん張って欲しいダンロップの立ち上がりは改修されてないようなので、そこはムリできなそうです。
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