
11月のミラノショーで、とても気になるバイクがあったのですが、ブログに書けずにいたのがXSR900 ABARTHです。
XSR900のMT-09との違いは色々ある中でも、やはりタンクのデザインが違うためエクステリアの方向性がMT-09とは違う方向に向けるところが大きいと思います。
YAMAHAとFIATの関係は深いですが、ABARTHもMotoGPへのスポンサー歴は長く、古い時代は知りませんが10年位前にはこんなかっこいいマシン

もありましたし、2015年からも2年契約で今シーズンまでYAMAHAのMotoGPファクトリーマシンにはABARTHのロゴが貼られていました。
実はネオ・レトロとかレトロなデザインは、日本では流行っていましたがヨーロッパとかではイマイチ。リアルな旧車はもちろんマニアがたくさんいますが、最近のバイクをレトロ風なエクステリアで出しても、日本ほど人気が出ない状況だったと思います。
そんな中、BMWもR nineT

とか出してきたり、日本が牽引する形で世界の方向性もついてきたように感じています。このあたり、10月のインターモトの発表車両で明らかになった感がありました。
そして冒頭の、11月のミラノショーで発表のあった、XSR900とABARTHの強力なコラボ。

古きよきカフェレーサーのイメージを、

決して古いものを求めるのではなく、新しいデザインとして、新しさと古さをうまく融合させて造り込み、まとめ上げています。
上の写真とか見ると、「いやいや普通にレトロな古いデザインでしょ?」ってパッと見感じるかも知れませんが、部分部分は新しいデザインが取り込まれています。以下、ご覧ください。
標準XSR900との違いと言う観点では、まず特徴的なのがやはりカーボンのカウル。
そしてボディ全体の中でも目を引くのがタンクのカラーリング。
ABARTHであることの証は、タンクカバーに。

そしてABARTH695になぞらえて限定695台のシリアルナンバープレートが。

その他、フェンダーにもマークが付いていたりします。
また装備としては、日本でもワイズギア製で購入可能なオプションのホワイトステッチのアルカンターラなタックロールシートが、レッドステッチに。

そしてカフェレーサースタイリングが、ただ古いだけではないことを象徴するのがこのカーボンシングルシートカバーの造形。

新世代のカフェレーサーを感じさせます。
またかなり気になるのがスワローハン。
こ、これはどうなの?www
普通のアップハンを間違って逆に付けちゃった風ですが、正直、ここまで下げるなら車両価格を高くしても造形美溢れるセパハンにした方がよかったんじゃ・・・w
まぁ飽きたらなおさんに頼めば反対向きに付けてくれてキューっと絞ってくれて旧車會系の仕様変更もカンタンです(^_^;)
その他、大物としてはロゴが無ければテルミニョーニ製だと思ってしまいそうなアクラポビッチのマフラー(ロータイプ)
二本出しになっています。アクラポビッチのマフラーは他にオプションではハイタイプもあります。

こちらの装着写真が見つけられなかったのですが、イメージ図だとこの通り。

こ、これもどうなんだろうwww
ちょっとトラッカー系ぽくもあり、真っ先にに思い浮かべたのがクロスカブ

でした。クロスカブはクロスカブでめっちゃカッコいいのですが、カフェレーサーとはちょっと違うイメージw
まぁでも、新しいカフェレーサーっぽいデザインで、佇んでたらかっこいいっすね(*´∀`*)
こんな感じ、最高!!!
と言うことで、自分がこの形にするか、と言うとちょっと違うのですが、方向性の参考として気になる1台でした(*´∀`*)。
Posted at 2016/12/05 01:42:47 | |
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