
いやーーー、2021年のFIAフォーミュラー、楽しみ過ぎます!!!
まずは何と言ってもFIA-F3に参戦する岩佐選手。
以前のブログで2020年のフランスF4で頑張っている岩佐選手と佐藤選手に触れ、どうかF3に上がれますように・・・・とお祈りをしていたわけですが、その翌月、何と何と岩佐選手のレッドブルジュニア入りが発表。
レッドブルと提携しているHiTECH GPからのFIA-F3参戦となりました。
今年のF3のチーム力的には、去年に続いてPrema, Trident, ARTの3強、続いてHiTECH位の序列ではないかと思っていて、HiTECHからデビュー出来ると言うことは、F1で言えばアストンマーチン(レーシングポイント)、アルピーヌ(ルノー)辺りからデビュー出来るようなものなので、Jenzerと言うビリ争いのF1で言えばWilliamsかハースか?と言うチームからのF3参戦だった角田選手に比べれば既にスタート地点で一段上の環境が整っています。
そして蹴落として欲しいライバル!!・・・は、同じレッドブルジュニアドライバー達。F3には岩佐選手含め5人参加していて、その中で上位の結果を出し、印象に残る走りをすることでF2への道が開けます。特に同じHiTECHから参戦するJak Crawford選手にチームメイト対決で勝つこと、チーム力が上のチームのドライバーより先にチェッカーを受けることは最重要ではないかと思います。
あとは、何かと有名ドライバーの子兄弟親戚とかとの対決はニュースになりやすく、楽勝しておくことは重要だと思います。今年のF3参戦ドライバーだと、
・ルクレールの弟
・ミック・ドゥーハンの子
・シューマッハの甥(ラルフの息子
・ナニーニの甥
あたりでしょうか。
ルクレールの弟以外はそんなに速くないかな・・・
とても楽しみにしています(*´▽`*)
続いてF2は正直今年は余り興味がなく、昨年は全戦予選も決勝も見ましたが、今年は見ないと思います(;^ω^) 佐藤万璃音選手ゴメンナサイ(;^_^A
ただ個人的には実力があるのにF1へのチャンスが無かったアイロットや、個人的には歴代最高中国人ドライバーだと思っている周冠宇選手、彼はマゼピンと対照的な素晴らしいスポーツマンシップを持つドライバーなので、何とかF1に上がってこられないか、は気になっています。
最後にF1ですが、個人的な見どころはたくさんありすぎます。
・フェラーリの復活あるか?
・DASを失ったメルセデス
・アロンソの走り、オコンとのチームメイト対決
・ベッテル老化説?ストロールとのチームメイト対決
・ハースの転落
・フェルスタッペンが凄すぎた?ガスリー、アルボンがだめだった?ペレスとのチームメイト対決
・マゼピンのスポーツマンシップ
・シーズン後半に話題になるであろうメルセデスの2022年シート
・そして角田選手。。。
角田選手については、それだけで気になる事、見どころはあり過ぎですね。。。F4以降、F3, F2とほとんどのレースを見ていますが、F4ではたまにあったミスがF3の後半位からかなりの熟練領域に達し、超ミスの少ないドライバーになったと思います。
F4初年度の2017年は、正直世界を戦ってきた笹原選手や宮田選手の方が一枚上手だった感もありますが、2018年はもうゆるぎない完勝でした。
そしてF3。F3で弱小チームであるイエンツァーに所属したことが、めっちゃ勉強になったのでは、と思います。前半苦戦しながらも、後半めきめきと成績が上がってきたのは、慣れもあるにしても遅いマシンを速く走らせるためのテクニックとセットアップ能力が恐ろしく向上したんだと思います。
そして忘れられないシーズン後半のスパとモンツァ。あのマシンで優勝とか2位とか一体どうなっているんだと。ストレートの決して速くないマシンで上位を走り、レースをやっている人なら分かると思いますが、前車より速いながらもラップタイムの差が少なく攻めあぐねているときに、後ろからビタビタにスキを狙われているとき。
前を抜こうとレコードライン走り以外をするとすぐに、後ろがねじ込んでくる、、、精神的なプレッシャーが強く、ミスを起こしやすいそんなときに全く動ぜず正確なラップを刻み、明らかにブレーキングとタイヤマネジメントテクニックが一枚上手の角田選手は、本当に「強い」ドライバーになったと思います。
ただこれも正直、かっこよくあって欲しいセナタイプやマンセルタイプではなく、プロストの再来だと思います。F3後半で仕上がってきて、F2でプロストが完成しました。正直ちょっと微妙で、フェルスタッペンしかり、ハミルトンしかり、ベッテルしかり、チャンピオンを取るようなドライバーは、F1デビューからしばらくの間、レース中のアドレナリン噴出量がハンパなく、皆さんアグレッシブで一定ダーティーなドライビングを当初していたと思います。それが徐々に影を薄め、円熟の境地となって行くわけですが、、、角田選手、もう円熟の境地じゃないですか(;^_^A??
なので、まずはガスリーに勝つことだとは思いますが一発の速さで予選の勝ち負けでどうこうではなく、気づいたらドライバーズランキングで上位にいる、の円熟の結果を残し、順当に2023年、ペレスの状況によっては2022年のレッドブル入りを目指して欲しいっす。
マシン側については、アルファタウリAT-02は、今回のバーレーンテストでセクター1, 3で驚異的な、レッドブル、メルセデスにも引けを取らない速さを見せました。ストレートやストップ&ゴーの立ち上がり加速の長所を残しつつ、遅かったセクター2に特徴的な中高速コーナーと切り返し時の左右のヨーの収束が速くなるセッティングを見つけたら、、、1987年のウイリアムズホンダにマンセル・ピケ、ロータスホンダにセナと中嶋、のあの時代が再来してもおかしくないかも!?
いやーーー、ワクワクします!
早く再来週、バーレーンGPが始まらないかなー(*´▽`*)
Posted at 2021/03/16 04:00:34 | |
トラックバック(0) |
F1・フォーミュラー | 日記