(参考資料) 自動防眩ミラー流用取付・配線のヒント with プリクラッシュセーフティーカバー脱着
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ここからはおそらく一番需要が多いであろう、TOYOTA Safety Sense C 装着車で自動防眩ミラーを着けたい方向けを想定した作業の手順の一部をご説明します。
まずは、インナーミラーを作業がしやすいように動かします。
次はプリクラッシュセーフティーカバー 2nd を外します。
かん合部分が丸印の3か所、ガイドが三角の2か所あります。
整備書には、左右の片方を最初に外すと他方が折れる場合があるので両方同時にとのこと。
そこで…
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そこで、私は先が釣り針状に曲がっているピッキングツールを使用。
ちょうど写真の位置に縦の筋交いが見えますので、上から3つめのスリットにピッキングツールを通して引っかけて、手前にゆっくりと引き出しました。
あとは空いた手を当ててゆっくり起こすと他の2か所 (写真2の赤丸) が同時に外れます。
ちなみにココを壊した場合は単体で購入可能です。
品番:88184-12020 プリクラッシュセーフティーカバー 2ND \690円 (税別)
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次はプリクラッシュセーフティーカバーをフロントガラスに沿わせるようにして下 (車両前方) にずらせばカバーは外すことができます。
このときうっかりセンサーのレンズ部分を触れたりしないように注意してください。指の添え方によっては一番下のレーザー発射部に触れてしまいます。
命を守る安全装置なので作業中も触れないようにしてください。
ちなみにこの部分のカバー、赤いクリップも購入できます。
88183-12020 プリクラッシュセーフティーカバー \2,150円 (税別) ※クリップ2個付き。
90467-05171 クリップ単体 1個 \50円 (税別)
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この写真は、TSS C + 自動防眩ミラー装着車 (120T、120T “RS パッケージ”、HYBRID “G パッケージ”) の場合の写真です。
そのため自動防眩ミラーの配線がありますが、未装着車の場合は配線がないはずなので、無い配線を自分で作る必要があります。
ここからが未確認情報ですが、もし、自動防眩ミラー非装着車でコネクターがある場合は、コネクターを接続すれば動作するかもしれません。(可能性としては HYBRID 車にはあるかもしれません。自動防眩ミラーを検討、購入される前に調べておくと良いかと思います。)
あくまで自動防眩ミラー未装着車は、ない方が普通なので…そこはご理解ください。
ちなみにTSS C コネクターを誤って外した場合は初期化が必要です。
とはいえ、初期化は簡単。
①エンジンを始動する。
②メータ車速35 km/h以上で5秒以上直進走行する。
③IG OFF (エンジンを切る)
これで終了です。
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インナーミラーを取り外します。
①ロック部分が T20 のトルクススネジでかかっていますのでこれを緩めます。
ちなみに取付時の締め付けトルクは 1.75 N・m (18 kgf・cm) で、小さなトルクなので、ドライバーの軸で締めるぐらいでも OK と思われます。
②ミラーが落下しないように、手をを絵ながら車両上部 (後方) にスライドさせながら動かすと外すことができます。
自動防眩ミラーを取り付けられる場合は、この逆で取り付けて、自作ハーネスのコネクターを差し込みます。
差し込んだケーブルは天井 (ライニング) を曲がらないように (しわが寄らないように) すこしだけ引っ張って隙間に配線を押し込みます。
事前にハーネスにクッションを貼っておくなど、異音対策をおこなっておくといいですね。
通した配線をAピラーカバーを外したAピラーに通していきます。既存の配線があるので結束バンド (ナイロンバンド、インシュロック、タイラップ、ケーブルタイ) で一緒に結束しておくと良いかと思います。
あとは、インパネのサイドや、グローブボックス、(運転席側の場合は、運転席足元) などを通してナビ裏やインパネボックスから電源を取れば OK です。
マイナス側は、カーナビ側面の金具に共締めしたり、運転席・助手席の足元に太い白地に黒の配線 (アース線) が集まるアースポイントがありますので、そこに留めるなどをおこなってください。
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ミラーを外すとこのような感じになります。
白いコネクターの固定部 (クランプ) は調べて見たところ、品番:82711-1E360 \50円 (税別) でいいようです。
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