グローバル競争を目の当たりにする

ナナちゃんウィッグでコギャル風です（笑）
今日の話と写真とは全然関係ありませんが（汗）

さて、

実は今、自分と一緒に仕事をしてくれる新たな人材を探しているのですが、世の中の変化を象徴することが起こりつつあります。

依頼しているヘッドハンターが連れてきた数名と面談したのですが、現在最も有力なのが日本の有名大学で勉強し、卒業後も日本企業で働いてきたタイ人男性。母国語の他に日本語と英語が堪能で、31歳と若いのにしっかりしたビジョンを持ち、質問もきっちり用意して面談に来ていました。何故日本の企業から外資に移りたいのか聞いたところ、「日本国内の経済は成長が見込めないので国際的な仕事がしたい」とのこと。

一方、他の候補の日本人はというと、欧米の大学を卒業しているものの向こうでの定職が見つからずに仕方なく帰国。現在は国内企業に勤めるが、もっとグローバルな仕事がしたい、といった感じ。つまりここでは、海外で生き残れなかった日本人と、日本で生き残っているタイ人を比較しているわけです。勝敗は明白。どう考えてもタイ人の方に軍配が上がってしまいます。因みにですが、候補者の中で一番高い給料をもらっているのもタイ人でした。

私の会社は外資系ですから一般的な日本企業とは違うかも知れません。でも現実、日本で募集する日本を拠点とした仕事の求人で日本人が負けようとしています。ついにそういう時代になったのだな～と、つくづく感じました。自分自身、どこの国のどんな人間とも勝負できる仕事をしなければなりません。もっと頑張らないといけません。