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もう一週間前になってしまいましたが、近くのAUDIで♪
奥のクルマにも乗ってみたかったですが．．．無理ですね（笑）


初代TTから現行へのフルモデルチェンジはたしか3年近く2年ちょっと前でしたが、
私にしてみるとやっと本命、アウディならではのグレードが出た！という印象です。

アウディならではの個性って何か？

内装の高級感もありますが、私は彼らのキャッチフレーズ"Vorsprung durch Technik"にある通り、技術の先進性だと思います。
表向きは控え目だけれど、必ず最先端の技術が導入されている。だからこそ得られる走りの味がある。それがアウディではないでしょうか？
特に軽量であることと剛性があることを同時に実現している点で、アウディは素晴らしい。

前置きが長くなりましたが、アウディTTを他のライバルと差別化するための最も大きなポイントは走りの軽快感だと思ってました。現行TTはピュアスポーツを目指しているとのことだから尚更です。だからクワトロが重くて大人しい3.2Lで出てきたときは少しがっかりしたものです。
そして2度ほど運転しましたが．．．
誤解を恐れずに言うと、アクセル・ブレーキ等の演出は軽快なものの、フロントヘビーが隠しきれていない。下りコーナーは特に。DSGはシフトが上手すぎるのでマイルドなエンジンとの組み合わせでは少し物足りなかったです。

ここでやっと昨年秋に2.0Lターボを搭載したTTSの登場！
エンジンが2.0Lになって車重が軽くなっただろうと思いきや同じ1,470kg？
色々補強しているのでしょうか？ま、とにかく乗ってみました（笑）


20分程度の試乗の結果は．．．
思った通り、TTSは見事にアウディ度を増したと思います。
初代のゴーカートチックな乗り味を思い出します。初代と比べてステアリングが若干クイックになっているから余計に楽しいですね！なんだか嬉しくなりました～
0-100km加速は5.2秒！？
なんと私のケイマンSより速いです（T_T）インテークプレナムが必要だあ！（笑）


ただ、なんだかんだ言ってもエンジンは2.0L。下はスカスカなので、早く走ろうと思うと稲妻シフトのSトロニック（DSG）を駆使して回転とブーストを高く保たなくてはなりませんね。そうしようとする時、ギア比が少し気になりました。6速Sトロニックですが、もう少しクロスレシオにして欲しい気がします。欲を言えば7速か8速欲しいですね。IS-F（8速）のようにポンポンとシフトできると更に楽しいと思いました。

内装の質感とかトランク容量とかは申し分無いです。2×2の後席ははっきり言って座れません。基本的に二人乗りだと思います。


これで税込み車両価格が687諭吉ですか。
レザーシート意外は標準で何でも付いてるってのは良いですが．．．
安くはないですね。

アウディらしい個性は間違いなく強まりましたけど．．．
コストパフォーマンスはどうでしょうか？特にこの円高だというのに！
正直言って、Zにも乗ってみないと、バリュー度についてはわかりません。