6時間10分、電気系トラブルでリタイヤ。結果はパーフェクトではありませんが、私にとっては一生の思い出になる素晴らしい一日でした。
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☆いち馬力さんからの情報で、
J'sは総合72位だったそうです!パチパチ~~(^^)
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電気系トラブルではありませんでした(T_T)
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一年前は箱根すら遠出と思っていた街乗りなんちゃってドライバーmizpeeが!?
サーキット経験3回のmizpeeが!?
どうして既に2回も国際サーキットのレースに出たことがあるのか???
謎は深まるばかりです(爆)
でも事実、私はアイドラーズ12時間耐久レースにドライバーとして参戦し、なんとか最低限の役割を果たすことができました。当然ですが
自分の力ではこんな離れ業は不可能です。だから最初に、
感謝!!!
まず、サーキット経験などゼロに等しいこの私をドライバーとして迎え入れ、大事な車を託してくれたチームJ’s Racingの
SHIBAJUNさん、
アガナさん、ずっきーさん。
ダントツのRQ調達から汗だくのチーム監督まで、一手に引き受けてくれた
パズルパパさん。
RQ送迎やピット作業のサポートに、貴重な一日を割いてくれた
JEDIさん、
かずさん。
とびきりのお守りをくれた
麻宮先生。
他チームにも関わらずロドスタのエンジン復活を真剣に考えてくれた
勝とう常時さん。
どなたが欠けても、この素晴らしい一日はありませんでした。
ありがとうございました!!!
緊張の前日
J’sのチームドライバーは私を含めたった4人。12時間の長丁場を乗り切る絶対条件は万全の体調でレースに臨むことです。
暑さに負けないために半年間走り込みました。出張もジムのあるホテルを選んで。
そして前日夕刻には最後の鍼治療を済ませ、あとは夕飯食べて寝るだけ。完璧!
と思いきや最後の最後に色々と細かいことを思い出してアタフタ。
23:30には起きないといけないのに、ベッドに入ったのは21:30でしたorz
で、2時間きっちり寝ようと思ったのですが...
なかなか眠れません。だって、この映像が何度も何度も目の前をよぎるのです。
結局、
目をつぶったままのイメージ走行は2時間続きましたorz
そう、
寝転がって目を閉じたものの一睡も出来なかったのです。ヤヴァイ!
レース直前
ドライバー+監督の5名で茂木に到着したのは3時前だったと思います。
真っ暗な中チームテントを設営。見渡すとスポットエアコン装備の巨大テントがずらり!さすがに12時間は違いますね!
でも、こっちはこれで良いのです。だって、
チームはたった7名(+RQ2名)ですから~(^^)
さあ、レース開始時刻が近づくにつれ次第に明るくなってきてなってきました。天気はどうやらなんとかOK!
ここで取材に来ていた麻宮先生に、ビッグなお守りも頂きました♪
主催者のブリーフィング後、無事に車検もパスし、走ることが確定しました。準備万全だから通らないわけ無いのですが、車検シール(“P”マーク)がクルマに貼られるといよいよという感じがします。

注:これはジェシカじゃなくシールの写真です!(爆)
そして、あっという間にスタートの時がきてしまいました。
パパさん(& J.Wさん)ありがとう!うちのRQはピカイチでしたよ!!
スターティングドライバーのアガナさんはかなり緊張されてましたが、大人気RQの登場で緊張も幾分和らいだのではないでしょうか?
レース!!!
実はレース中の写真が殆どありません。他のドライバーはサーキット経験豊富なので心配無用。唯一サーキット初心者の私は、とにかく自分の役割をこなすことに必死だったのです。
だから、レース展開は
こことか、
ここをご参考くださいm(._.)m
ちょっと私の話だけさせてもらうと...
前回出た3時間耐久、ウェットでスピンを連発してしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。今回はそうはいかない!でもレースですから、遅くてもダメなのです。
チームのためにもノースピンで速く走り続けないと!
でも...
一巡目、一度だけ最終コーナー出口でタコ走りの末スピンorz
まだ車をものにしていないのに、
2分48秒近辺からなかなか縮まらないPラップのタイムを見て焦ったのかも知れません。最終のS字、オーバースピードでの進入がたたりました。嗚呼、情け無い!
ここで30秒ロスするくらいなら2秒遅いラップタイムで走り続けた方がマシなのです。悔やんでも悔やみきれません。
この回ライバルのロドスタを3台抜いたものの、ラップタイムはいつまで経っても48秒前後。と、ここで
初めての茂木に関わらず40~45秒でコンスタントに刻んだSHIBAJUNさん(流石!)から貴重なアドバイスを受けました。
「2速は使わないほうが速い」
なんと目から鱗!!!!!
私は5箇所のコーナーで2速まで落としていましたが、慣れないペダル位置もあって、ヒール&トウのブレーキングが雑になりがちでした。ブレーキが雑ということはつまり突っ込めないということです。左シフトの2速の位置にもなかなか慣れず、シフトミスも多かった。これらの問題をこのアドバイスが一気に解消してくれたのです♪
二巡目の走行は、
2周目に45秒、
3周目に42秒、
その後は40秒も!直線加速以外なら速い車とも互角に渡り合えるようになったので、コーナーではサイドバイサイドが多く、軽いドリフトをしながらラインを交錯させるのがカイカン♪一度スピンをしているのでクルマの限界もわかります。自分で言うのも難ですが、
抜きまくりです。正直、コーナリングで圧倒的な差を感じたのはロータスエリーゼ、青のシビック(ディフェンディングチャンピオン)、それとおそらくSタイヤを履いた白のロドスタくらいでしょうか。
ロドスタ、何気に速いです!
でもここで...僕の勘違いで別のトラブルが発生。
快調に走りながら、ホームストレートで見た気がした
“P15”(15分後にピットイン)のサイン。その後数周しても次のサインが一向に出ません。レースでは1時間以内のドライバー交代が義務付けられているので、とても不安になりました。ペナルティー取られたらどうしよう???って。
結局、焦った私はまだ出ていないサインを探し続けていたのです。
で、最後までピットと意志の疎通が取れないまま、安全サイドで考え自己判断でピットインしてしまいました。これは...結果として20分早いピットインでした。せっかく快調に飛ばしていたのに...アホですorz
一巡目のスピンに続く失態...正直落ちました。でも起こってしまったことは仕方ない。残り2回のスティントで穴埋めすることを心に誓い、この日最初の仮眠を車内で取らせてもらいました。緊張の中既に28時間ちかく眠ってなかったので、一瞬で落ちました。
何分経ったかわかりませんが、遠くから聞こえてきたパパさん(たぶん)の
「ピットインだよ」の声で意識を取り戻し、寝ぼけ眼でピットに戻り給油スタンバイ。
寝ぼけているからでしょうか?SHIBAJUNさんの運転するロドスタはなかなかピットに戻ってきません。そのまま周回している様子もありません。
え?まさか??
おわりに
6時間10分、ロドスタのエンジンは止まっていました。
勝とう常時さんや主催者側の協力も虚しく...ゴールは来年にお預け。
おそらく熱による電気系トラブルとのことですが、とにかく車両は無傷です。
これも耐久の醍醐味なのかも知れません。
チームの誰もが、やれることをやりました。
ただ、走り方も含め、安全にゴールを迎えるにはクリアすべき課題もありました。
J’sロドスタは一年後にパワーアップして必ず戻ってくることと思います。
その時はまた、応援してください!
ところで最後につくづく思いました。
これ、ケイマンで走ったら速いよな~
もちろん色々強化は必要でしょうが、
燃費の良い素ケイマンあたりが軽量化して出てきたら、かなり速い気がします。
いや、そういう気がするだけですよ(^^)
長々とお付き合い頂きありがとうございました!
まだまだリンクを沢山したいのですが時間が無いのでお許しくださいm(._.)m
さあ、次は箱根です!!