タイトル見て、何それ?っていう方も多いでしょう。
先ず、BUCOから説明しますと読み方は「ブコ」(以降こう表記します)。
1930年代にアメリカで出来たバイク用品の会社です。
主にウエアやヘルメットなどを作っていたようです。
しかし、1970年代のオイルショックを機に経営が悪くなり倒産。
ウィキペディアにすら載ってないので、小さい会社だったようです。
しかし、このブコの革ジャンは名作が多く、現在は日本のアパレルメーカーが復刻版を出しているほどです。
ここからは私見が多く入りますが、ブコの革ジャンの評価が高かったのは’50年代まで。実際この辺のビンテージはそこそこ高価で取引されてます。
’60年代以降は品質も落ちたゆえに潰れたのでは?ってことのようです。
マジ話、60年代以降のビンテージより現在の復刻版の方が出来が良く評価が高いです。私も試着する機会があったので実感してますが、お値段なりのいいジャケットです。
で、タイトルのJ100ってモデルを買ったのですが・・・・・
一応’70年代の新品デッドストック、という代物。
実は上記のうんちくは購入後調べたため、本場アメリカの元祖ブコのジャケットが買えるならっていうことで、衝動買いしたんですよw
正直あまりにも安いので(現在の復刻版の1/7程度)偽物を疑ったくらいです。
でも、詳しく調べるうちに「まあそういうことなんだね」ということがわかり、「おそらく本物」だと思ってます。
見た目はこんな感じ。まさにピンピンで新品なのは間違いないです。
サイズはアメリカンで、腹回りはジャストですが胸や腕は余裕がありますね。
この辺も日本製の現状モデルとの違いですか。
タグは剥がれかけなので(オクで説明あり)一度剥がして布用ボンドで再接着。
これも偽物を疑う理由でしたが、50年も前のモノならこの辺は仕方ないかな?って感じです。
で、ブコはアメリカのメーカーですが70年代はスペインでも生産されていたようで、私のはスペイン製でした。で、作りも荒かったようで・・・
裾に折れた縫い針らしきものが2本もありましたよww
そりゃ今は無き元祖メーカーのビンテージとはいえ、評価が低いわけだわw
とはいえ、形状は悪くなく手入れをしていい感じになってきたので、大事にしようと思ってます。もう1サイズ下でもよかったかもしれませんが、古着ってのはそういうもんですしね。
Posted at 2022/11/08 20:47:36 | |
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