僅かな晴れ間、風の弱さを狙って久しぶりに常陸大宮の花立自然公園へ。

同好の士の先客が3名ほど。
予報通り、20時頃から空も晴れ渡り、風も弱まって撮影日和。
Askar FRA400、ZWO ASI2600MC Pro、Comet BP、ピニング:1x1、トリミングあり、冷却温度: -10度
IC2177(わし星雲) おおいぬ座といっかくじゅう座の間にある散光星雲

240sec×20枚、Gain: 105
海外ではわしではなくカモメ星雲と呼ばれている。少しだけトリミングしているだけでほぼ原寸大。ASI2600MC、メーカ推奨のGainは0か100なんだけど、ステラショットでは100に設定できないので105に。ただ、Gain:100くらいだとなぜかステライメージではうまく現像が出来ない。ASIが提供しているASIFitsViewではちゃんと写っているのになぜ?ってところで、同じASIが提供しているツールにスタッキングできるASIDeepStackというものがあるのに気づき、こちらで現像・スタッキングをしたところちゃんと現像できることが分かった。ただ、このツールではJPEG, TIF, FITの3種類のフォーマットでしか保存できず、TIFとFITをステライメージで開くと色がおかしくなる。FIT形式をASIFitsViewで開き、ASIFitsViewでPNG形式で保存するとやっとステライメージで正常に開けるようになる。
IC443(Sh2-248)(くらげ星雲)/Sh2-249 ふたご座の足元にある散光星雲

240sec×20枚、Gain: 350
真ん中のクラゲっぽいのがIC443(Sh2-248)、その左に広がる散光星雲がSh2-249。これも少しだけトリミング。
こちらもASIDeepStackでスタッキングした後、ステライメージとGIMPで調整。
M65/M66/NGC3628 しし座にある銀河

240sec×20枚、Gain: 350
いずれも過去に個別に撮ったことがあるけどFRA400の画角でひとまとめに撮影。NGC3628の暗黒帯もちゃんと写ってた。
これはステライメージで現像・スタッキング。
Posted at 2024/03/08 00:02:18 | |
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天体観測 | 日記