半年ぶりの戦場ヶ原。
月の条件はイマイチ(月齢7.9の半月)だったけど、とりあえず晴れそう・風も強くなさそうと言うことで(結果、雲・風もほぼ無く、月以外は好条件だった)。
EdgeHD800, ZWO ASI2600MC, Comet BP, 温度:-20度, ビニング:1x1, ダーク補正あり
NGC4038/NGC4039 からす座にある2つの銀河が衝突したもの (等級 11.20 / 11.08, 視直径 5.2'x3.1' / 3.1'x1.6')
通称:触角銀河/アンテナ銀河
Gain:350, 240sec × 8枚
長い腕が2つあるのですが、かなり淡いため、1回あたりの露出時間をかなり稼がないと写らないようです。こういう変則的な銀河は好きです。
前から撮ってみたかったけど、南天にあって自宅では撮れないので今回初撮影。
NGC6826 はくちょう座にある惑星状星雲(等級 8.8, 視直径 27″ × 24″)
通称:まばたき星雲
Gain:420, 10sec×20枚
惑星と同じように短時間露光で大量の枚数で稼ぐ方法を撮ったけど、ラッキーイメージが少なく20枚程度しかスタックできなかったため、細部を炙り出せなかった。惑星と同じようにSharpCapで動画として撮ったほうがいいかもしれない。
NGC4361 からす座の惑星状星雲 (等級 10.9, 視直径 1.3' x 1.3')
Gain:350, 240sec × 7枚
惑星状星雲だけど、割りと大きく、中心以外は明るくないので銀河と同じように撮影。S字の腕が特徴的。
M17 オメガ星雲
Gain:350, 240sec × 10枚
前にレデューサを付けて撮影したので、今回はレデューサ無しで。
2000mmだとサイズ的にギリギリで一部切れてしまいました。
M20 三裂星雲
Gain:350, 240sec × 10枚
こちらも前にレデューサを付けて撮影したので、今回はレデューサ無しで。
こちらは画角的にはぎりぎりはいったけど、周辺の星がやや伸びてしまっているので、こちらもやはりレデューサ付き(1400mm相当)で撮ったほうがいいかも。
天気予報では4度くらいの最低気温だったけど、実際は明け方に0度くらい。
セーター、厚手のウィンドブレーカー、毛布を持っていったので凌げたけど、春の装いだと確実に風邪をひくレベルでした。
Posted at 2023/05/04 12:16:48 | |
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