
SUVってランボルギーニで探すと成れば?
先にチーターを思い出す。
初代スーパーカー時代に出てきた田宮のラジコンカーを購入してたので記憶に残る。
その後バブル期でLM-002ってコードネームでSUVが出てAUDI&VW傘下に入ってURUSが出てきた。
この時点でランボルギーニのSUVは3代目になる。
他のメーカーでまず造らないだろうと思ってたアストンマーティンに続きあのフェラーリも挙って出てきた。
後は何処の車メーカーが残ってるんだろうか?
スイスのメーカーが最近気に成って仕方ないです・・・・。
Monteverdi・・・・1967-1982年の間・・・車に興味が出る前ハイスピード375/4って車を70年代軽井沢の別荘地でよく見かけてたんだわ。
見た目普通のセダンだけど何処となく大衆車に見えてた・・・・
リンスピード・・・水陸両用スキューバって水中を潜れて・・・・・
ロータスの初代エリーゼに似てる?
スーパーカーメーカーであるランボルギーニが、その名を世界的にとどろかせた「カウンタック」を、現代に復活させたことに驚いた人は多いでしょう。
その前のサプライズは、SUV「ウルス」の登場ではないでしょうか。
© VAGUE 提供
ランボルギーニといえば、全高が低く攻撃的な外観をしたスーパースポーツカーを作り続けてきたメーカーです。
そのメーカーもSUVに参入するとは、世界中でSUVが高い需要を発揮しているかを物語る例といっても良いでしょう。
しかしウルスは、じつはランボルギーニとしては2代目のSUVです。
新開発ではあるものの、初登場ではないのです。
ウルスの登場により、皮肉にもランボルギーニ初のSUV「LM002」が注目を浴びることになりました。
そのLM002が、英国のオークションサイト「RMサザビーズ」に出品・落札されました。
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LM002が発売されたのは1986年のこと。その頃は「カウンタック」も現役で販売されていた時代です。
もともと軍用車としての正式採用を目指して開発されたLM002は、流行のSUVというよりもタフネス性と走破性を重要視した「クロスカントリー車」といえます。
そのため、ボディスタイルはスーパーカーのようなアーティスティックなものではなく、面と直線で構成された無骨な外観となっています。
タイヤもスポーティなタイプではなく、クロスカントリーそのものの極太仕様なので、誰もがオフローダーとして認識するでしょう。
ただ、本格クロスカントリーモデルでもランボルギーニ製であることには変わらず、それが現れているのがエンジンです。
「カウンタック・クワトロヴァルヴォーレ/アニバーサリー」が搭載した5.2リッターのV型12気筒DOHCエンジンを搭載していました。
搭載にあたりLM002用に最適化したため最高出力を抑えたものの、それでも450馬力を発生し、車重が3000kgを超えているにもかかわらず210km/hの速度が出たとされています。
外観は軍用車でも、中身はランボルギーニらしさが消えておらず、高性能SUVの先駆けとも捉えられます。
1988年製のランボルギーニ「LM002」 気になる落札金額とは?
オークションに出品されたLM002は1988年製。発売から2年後のため初期型のモデルとなります。
エンジンはもちろん先の5.2リッターV12を搭載しています。
なにより走行距離が、オークション登録時点で1万7273kmしかさしておらず、極上の個体といえるでしょう。
内外装の特徴は、アカプルコブルーのボディカラーにグリジオレザーのインテリアを採用しています。
ランボルギーニの記録によれば、この個体は、1988年3月24日に工場から出荷され、同年11月にスウェーデンにデリバリーされたようです。
そこからイタリアへと戻り、今度はフェルッチオ・ランボルギーニ氏の博物館に展示されたといわれています。
その後2015年にオランダで再び登録され英国へと渡り、そこでメンテナンスを実施。
さらに2017年にイラクに出荷され、そこでエアコンのコンプレッサー、燃料センサー、オイルフィルターなどを修理。2020年にはさらにブレーキや燃料系統のメンテナンスが実施されました。
数奇な旅を経た個体ですが、メンテナンスが幾度も実施されているため状態は良好といえます。
ボディは綺麗に磨かれ傷がなく、ホイールのメッキも光り輝いています。
内装の“やれ”も少なく、グレーのレザーの傷が無いことはもちろん発色も保たれています。
綺麗な状態ですが、メーターやシフトノブは当時のアイテムが使われているため、年代を感じるのは事実です。
逆に手が加えられていないため、LM002の出自を感じられるでしょう。
いずれにせよ貴重な個体であることは間違いありません。
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高級車メーカーが、スーパーカー級のスペックを盛った超高性能SUVをラインアップすることは珍しくなくなりました。
しかし当時はかなり特異なモデルであったことは間違いありません。事実、LM002の販売は鳴かず飛ばずだったようです。
しかし、トヨタ「ランドクルーザー70」やスズキ「ジムニー」といったレトロで無骨なSUVの人気が高い現代にLM002が登場していたら、また違った結果となったことでしょう。
出品された個体は、34万2500英国ポンドで落札されました。日本円換算で約7000万円となります。