![[再]ローカル線 [再]ローカル線](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/037/213/493/37213493/p1m.jpg?ct=d2f651762bf7)
ふと考えれば、昭和時代を思わせるローカル線って、激減しましたね。
塗色は変わっていたものの一部で残ってたJR東海のキハ40系もミャンマー送り。
後発の新キハ25に置換。キハ25って番号の再利用ですな。
これで東海は国鉄時代の旧型は全滅らしい。
ローカル線の象徴と言えば、かつては朱色などの国鉄色の気動車や、
ディーゼル機関車に牽引される客車列車でしたが、
今は大半が新しいワンマン気動車に置換されています。
J西の京阪神エリアで非電化と言えば主に播但の寺前以北と関西線でしょう。
関西線は未だにローカル色はありますが走っているのはワンマン気動車。

関西本線佐那具駅
一方播但の寺前以北だけは未だに国鉄時代の気動車です。
しかも単行可能な両運転台キハ40数台では足りないので、
片運転台のキハ47型を改造したキハ41という、
異様な顔した西日本独特な突貫改造の車両が5両だけいる、
鉄マニ筋には知られた珍しい線でもあるわけです。(写真)
数年前、正月最終の週末にこのエリアを取材したときは、
里帰りしていた家族を見送るジイチャン、バアチャンの姿が多く見れました。
マイカー移動に移った今の時代に懐かしさを覚えました。
地元としては早く高速化してくれといったとこでしょうが、
かつてこういった鉄道を使って往来していた者にとっては、
何かと懐かしい世界でもありました。
しかし今の時代、技術も進んだものでハイブリッド気動車を始め
給電駅でパンタグラフを上げて充電して電池で走る電池電車など、
色々出てきていますのでこれからどうなるものか。
架線の無いローカル線の味を観光資源として、
地元には高速な電車(電池式)で普段は対応、
休日には旧型の列車走らせて地域外貨獲得と、
そういったこともでてくるのかもしれません。
現に各地で実証実験も。
今ではアイデア次第で何かと経費をかけずに出来そうになってきました。
いろんな面で期待される分野なのかもしれません。

琵琶湖北部の地域活性に一役買っているSL北びわこ号
C56-160蒸気機関車。梅小路所属。まもなく引退。
もっともJ西は未だに旧型の車両をいっぱい持っていますので、
ある意味他の地方からすると羨ましい素材がいっぱいなのかも?
過去の交通関係
これ読み返すと最近トワの追っかけばかりやってた気がする・・・

未だに国鉄型気動車の宝庫、山陰本線城崎以西
城崎温泉駅でキハ47-2。未だに初期の車体が残存しています。
Posted at 2016/01/21 21:48:36 | |
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