
関東地方、この週末は花冷えでしたね。今日も昨日までの予報より悪化して、まさかの雨に祟られましたが、朝には曇りながら桜とのコラボ、その後はおはポンに参加してきましたので、それはまた次回アップしようと思います(^_^;)
今回は、前回保留となっていたBBのボディディテイリング、その仕上がりについて改めてアップします(^O^) ディテイラーの青木氏からいただいた、施工途中に撮影したビフォア・アフターのお写真を取り混ぜつつご紹介いたします。
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10日間ほどお預けして、予定通り作業が終了。天気も大丈夫でしたので、某日に引き取りに。ドキドキの再会です(*^_^*)
仕上がりはこんな感じ・・・以下、アップしたうち、大きな画像は施工して下さったディテイラー・青木氏からいただいたお写真です。(小さなサイズの方はワタシのスマホです)しっかりデジイチ(レンズはLレンズでした・笑)で撮影されていますし、左右並べた比較写真では違いがよく分かると思います。
思わずため息が出るほど綺麗になりました☆
気になっていた磨き傷はほぼ無くなり、明らかに全体の艶も数段アップしています。
ボンネット中央後部付近にあった、比較的目立つスクラッチも見た目分からないくらいに。
ガラスのリフレッシュもコースに含まれています。ヴィンテージなので追い込み過ぎない程度に磨いてもらいました。
ビフォア・アフター、エンブレム周り。
リアカウル。
ボディサイド。いずれもしっかりスポットライトを当てると、スクラッチが消え光の輪郭がクッキリしてその差は歴然です。
ミラーはかなり傷が深く、柔らかい樹脂なので無理のない程度で。それでも、グレーがかっていたのは黒くなり、かなり艶も出ました。
リアのレンズも、レタリングの際の黒ずみ、白ずみも含めてスッキリ!新品のようです。
リアカウルのバッチは一旦外して、磨きにくい際の部分をすっきり綺麗に。
スピンナーも、綺麗だと思っていましたがこうして見ると結構くすんでいたんですね(汗
エアバルブ。こんな細かい点の積み重ねが、全体としてのパッと見の雰囲気に繋がるんですよね。ただし、スピンナー+センターロックの特殊性でホイールを外さず施工したので、この撮影の後に綺麗にはしてもらったものの、内側が完璧でないのが惜しまれました・汗
ヘッドライトも抜かりなく。ガラスが白くボケていましたが、クリアになりキャレロのカットラインがビシっとしました。
サイドシル。ステンのプレートもピカピカに☆
ブース外に出して、自然光で。
再塗装した白いエキマニが映えます☆
全体としてくすみが無くなり、なんというか、肉眼で見ても、以前より色が濃くなったような、(妙な表現ですが)「前よりもっと赤くなった」という感じがします(^_^;) この、ソリッドを活かす濡れたようなというか、トロンとした艶やかさですが・・・
仕上げは現代のクルマですとやはりガラスコーティングが一般的ですが、ヴィンテージモデルは独特の艶と質感を大切にしたいのと、雨風に打たれることはまずないので耐久性も求めず・・・ということで、相談の上あえてワックス仕上げにしてもらっています。
フルトーンさんは「KAMIMAZE COLLECTION」の認定施工店であり、使用するのはワタシも数年前に「オートモビルカウンシル」の会場で知り、その場で購入した「インフィニティワックス」。カルナバとガラスコーティングのハイブリッドワックス、というモノです。

※写真はワタシが購入した際の現物です
ちなみに、ペブルビーチやヴィラデステなど、世界トップレベルのコンクールにおいても、やはりヴィンテージカーはそのデザイン、年代に合った艶と質感、美しさを大切にするため、ガラスなどコーティングを施工せずワックスで仕上げるのが一般的のようです。
蛇足ですが、ワックスの「艶」についてはかつて福野礼一郎氏が物理的原理と必要性について解説されていて、個人的にその理屈からしてやはりヴィンテージにマッチすると思っています。
ホイールも外さないで出来る範囲でしたが、ここまで綺麗になりました。塗り重ねでゴソゴソしていたタイヤワックスも一掃してもらい、レタリングがくっきりと。
車両受け取りの際、「このまま搬入してもらいたい」と青木さんはおっしゃっていました(笑) 前日に、CGの方で手配して下さるローダーで運びますが、どうしても多少は埃などで汚れますし、「搬入に立ち会って改めて細部を仕上げたい」との氏の希望を担当者さんに伝え、ご快諾いただいたので、事前に2人分のパスを頂く予定です。
ディテイラーさん自ら現地で仕上げて下さるなんて、正にコンクールのようですね(^_^;) ありがたいです。
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ガレージに納まって、改めて眺めます。スクラッチが無くなり、スポットライトやコーニス照明が滲みなくクッキリしましたし、今までとの差はハッキリ感じます。
それにしても・・・当時胸を高鳴らせながら眺めたスーパーカーショー、趣旨は違えど、展示車両のオーナーとして参加させてもらえる、というのは、数年前の
大磯でのカーマガジンのイベントでもそうでしたが、感慨深いものがあります。
恐らくは、車を前にしてときめくのは現代ではなく当時の子供達・すなわち同世代のオジサンでしょうが(笑)、それもまた嬉しいですし、少しでも当時のスーパーカー達を初めて見る車好きなお子さんが、昔のクルマもカッコイイ、と感じてくれたらオーナー冥利に尽きますね(*^^*)
※17(日)、すでに数名のお友達がいらしてくださるお約束ですが、面識のない方でも「コイツがROSSOだな」と思われましたらお気軽にお声かけ下さい(笑)
Posted at 2022/04/03 20:52:58 | |
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フェラーリ | 日記