
台湾旅行記の第3回、最終回になります。
今回特に画像多めにつきPCでの閲覧をおススメします。また以前同様、グルメネタも豊富なのでそちらもご注意願います(笑)
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明けて3日目の朝食は、サンドイッチやハンバーガーがメインの朝食屋さん、「美而美」さん。ハンバーガーやフレンチトーストなど注文しましたが。。。ここは正直外れでした(汗
ちなみに翌日最終日の朝、家族は「そろそろスタバとかで食べたい」というのでそうしてもらい、自分1人は2日目に行ったお店「四海豆漿大王」へ・・・
美味しかったシェントウジャンなどに加え、気になりつつ頼めなかったフワフワの白い蒸しパンで作った「饅頭」(マントウ・まんじゅうではありません)(豚肉+卵焼き入り)が食べてみたくて再訪しましたが、やはりここは外れなし!
オークラの中にある、パイナップルケーキの美味しいベーカリー「The Nine」でお土産を買った後、ランチは小籠包を食べに「鼎泰豊」へ。市内だけでも多くの店舗があるどころか日本にも支店がある超有名店。当初は避けようかとも思いましたが、「やっぱりここは美味しい」「日本のお店とは皮が違う」などの評判から、「実際に確かめてみないと」と思い行ってみることにしました。
新光三越内の店舗、オープン30分前くらいに並び開店と同時に着席。あっという間に満席になり、直後に待ち時間は120分になっていました(汗 (※鼎泰豊はどこも予約不可・アプリを使用して各店舗の待ち時間などは確認できます)
ノーマルの小籠包。まあ、確かに美味しいですが「他とは全然違う!」というほどでもないかな(^^;)
黒い奴はトリュフの入った変わり種。うーん・・・ほとんどの場合何でもそうですが、結果ノーマルの方が良いですね(笑) 他、エビと豚肉の焼売やワンタンスープもそつなく美味しいです。
炒飯、薄味で上品ですが化学調味料のトゲも感じずさすがのお味でした。
牛肉麺(ニューロウメン)もクセも少なく、肉はビーフシチューのような味わいでした。ホントはこうした上品なところではなく、リサーチしていた汚い路地裏にある、超パンチのある某店で食べてみたかったんですが今回の旅では叶わず・・・
さて、この日は午後から観光です。アテンド付きでガイドツアーをチャーターしました。車で約1時間弱の移動です。
当初はこの日雨の予報でしたが、だんだん晴れてきました(^^) まずは「十分の滝」。
駐車場から遊歩道を進んでいくとつり橋が。しっかりはしていますが、やはり揺れるのでちょっとスリルがあります。
渡った先のお土産屋さんを抜けると滝が現れます。この日は水量も多く、迫力のある姿を見ることができました。
続いて数分移動した「十分老街」へ。有名な「天燈(ランタン)揚げ」ができる場所です。線路を挟んでお店がずらっと並び、観光客でごった返しています。
次々と空へ上がっていくランタン。夕暮れ時はより幻想的で綺麗なんですが、この後行く場所を優先して明るい時間帯に訪れることにしました。
色によって願い事が変わります。ウチは4色のランタンにしました。各面にそれぞれ筆で書き入れます。
書き終わったら線路の上に移動して準備。
スタッフの方がランタンの中に点火してしばらく待ち、合図とともに空に放ちます。
お土産を買い終わったころ、ちょうど列車が通る時間になりました。結構ギリギリになって合図の笛が鳴り響き、一斉に皆さんが線路脇に退散した直後、店舗すれすれに列車が通りました(^^;)
次に向かったのは「九份」。ここ数年特に「映え」スポットとして人気の場所です。結構山の上の方に位置しています。
一年を通して雨が多いことでも有名です。確かに遠くには霧もかかり、一部では降っているようにも見えましたがなんとか持ちこたえました。
まずは早めの夕食。「とにかく大混雑で、どこのお店も満席」と聞いていたのですが、ガイドさんおすすめの穴場のお店はまだ余裕ありとのことでそちらに。
骨董品が並ぶ、ウッディーな内装が良い感じです。
メインの階段エリアは見えないものの、窓際の席も確保できてラッキーでした♪
素麺、炒飯、酢腓骨などいただきました。
食べ終わるころにはちょうどマジックアワーになり、メインの「基山街」へ。右上に「非情城市」の看板が見えます。90年公開の同名の映画の舞台であり、それがきっかけで当時この町は脚光を浴びました。
ワタシは30年ほど前に家族旅行で台湾に行ったんですが、当時姉が主演のトニー・レオンのファンで、「どうしても」との希望でここを訪れました。その時はまだ一般的にはそれほどメジャーな観光地ではなく、ゆっくり散策できました。
今ではそんなことを覚えている人はおらず(笑)、ジブリの「千と千尋の神隠し」の舞台(・・・と言われる場所って日本国内にもあちこちに点在していますが(^^;) としても有名になっています。
定番の撮影スポット。周囲は押すな押すなです(汗 階段は狭くて急ですし、これでみんなが傘を差したら危険度が増すので、雨でなくてホントに助かりました。
ただ、覚悟を決めたほどの混雑ではなく、ちょっと外れた商店街では普通に歩ける程度でした。車も渋滞なく到着して意外とすんなり近くの駐車場に停められましたし、単純に狭い範囲に人が集まるだけで、「オーバーツーリズム」というほどではないなと思いました。
有名な(観光客しか行かない、という(笑))「幸福堂」でタピオカドリンクなど飲み、帰路につきました。
ガイドさんにお願いして、ホテルに戻る代わりに「永康」地区で降ろしてもらいました。
お目当ては「思慕昔」というスムージーやかき氷のお店。
最後のミッション、「マンゴーかき氷」です。期待通り美味しい!みんなで頭キンキンになりながら食べました(笑)
・・・という感じで、リサーチしまくったうちほんの一部ではあるものの、およそグルメに関しては予定通り行きたいお店で食べ、また観光も雨に祟られることなく楽しむことができ、満足できる旅になりました。
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息子が抽選で当てた5000元×2(約50,000円相当)のICカードも、意外と使えるお店が少ない上に「一回の会計につき1500元まで」「一日につき計3000元まで」という縛りがあり、「なかなか使いきれない」という噂でしたが、しっかり残高0になるまで利用しました(笑)

※ひとつだけみんカラ的内容を・・・台湾ではシンガポールほど高級輸入車を見かけることはありません。台北市内ではBM、ポルシェをたまに見かけるくらい。一度だけ458スパイダーに遭遇しましたが、かなり目立っていました。
雞肉飯(ジーローハン)や胡椒餅、蚵仔煎(牡蠣オムレツ)など、食べられず心残りもありますし、また機会があれば再訪したいと思います。
・・・そして例によって、すでに夏休みの旅行も予約済みです。中学生になった息子もどうやらまだ当分は付き合ってくれそうではありますが、残りわずかなのは変わらないと思うので、一緒の時間をこれからも大切にしたいと思います。
3回にわたって長々とお付き合いいただきありがとうございました~(^^)