
前オーナのオイル管理の劣悪さのため、我が家に来たソニカ君のエンジンはフィラーからのぞいてもスラッヂが見える状態です。(^_^.) 納車後1000Kmほどで、オイル交換2回、フラッシング2回やってます。
先日3度目のオイル交換時に、PCVバルブクリーナを入れました。前回交換から約800Kmの走行でしたが、オイルは結構汚れてました。それはつまり、汚れが落ちているという事♪ 今回のPCVバルブクリーナで、様々な配管部分のスラッヂが多少でも綺麗になってくれればと期待してます。
PCVバルブクリーナは、走行しながら徐々に汚れを落とすタイプなので、オイル交換後に軽くドライブに行って来ました。当初は1000Kmほど走るつもりだったのですが、起きた時間が遅かった事と、途中で思いのほか時間をロスしたため、630Km程度になってしまいましたが...。(^_^.)
行き先は、昨今TVを賑わせている、座礁横転したフェリーの現場です。万一犠牲者が出ていたら、とても遊び気分で見に行く気にはなれませんが、不幸中の幸いに犠牲者も大きな被害も出ていませんので、後学のために見学する事にしました。技術屋の端くれとして、こういう現場はとても気になります。
ルートは伊勢湾岸道から東名阪、伊勢道、紀勢道を通り、紀伊半島の途中からはR42をトコトコ走ります。地方の道は信号少なくて、とても快適♪
途中、道の駅(マンボウ)で、お勧めのチャーシュー麺食べたのですが、コストパフォーマンスはイマイチ...。お勧め出来ません。これ食べる位なら、海鮮系の方がずっと美味&お得だと思います。
さて、フェリー座礁現場ですが、熊野灘に面した七里ガ浜という、世界遺産に登録されている所になります。遠くに船影が見えたのですが、途中から防風林で海側が見えないため、およその見当をつけて駐車。歩いて海岸に出てみると、船は意外にすぐ近くに見えます。ふっふっふ、見事な勘ぢゃと自画自賛しつつ、海岸をフェリーに向って歩くのですが、行けども行けども着きません。(笑)
そう、海上は比較対象物が無く、船も巨大なために、距離感が狂うのです。そんな事は十分に承知していたのですが、まさかここまでとは。(^_^.) 結局、40分(約4Km)ほど歩きました。現場に着くと、まさにTV報道の通りの光景が広がります。あの巨大な構造物が横転しているのは、何とも奇妙な感じ。野次馬も結構来てました。規制があって砂浜には降りれないのですが、海岸沿いの堤防で十分間近に見る事が出来ます。
まず感じたのが、船体の高さに対して意外に喫水線が低い事。見た感じは、少々トップヘビーに感じます。あと、バルバスバウが細長いのも奇妙な感じ。戦艦大和のプラモを嫌と言うほど作った世代なので(笑)、この細さにはびっくり。眼の錯覚かも知れませんが、そのバルバスバウが左舷に向って曲がっている様にも見えます。
船体中央にはスタビライザーが展開されたままになっており、船首のバウスラスターもはっきり見えます。船体に対して、意外に小さいなという印象。実物は物凄く大きな物なのですが、船自体が大きいので小さく感じるだけですが。(^_^.)
見える範囲で、船底に損傷らしきものは見当たりませんが、右舷後部甲板は割れてます。重油が漏れているとの事ですが、良く分かりませんでした。深刻な海洋汚染や、漁業被害が広がらなければ良いのですが...。重油の後始末、本当に大変なのです。
さて、この巨大な船を今後一体どうするのでしょうか。船内で荷物が偏って傾斜しているのですから、まずはその原因を取り除かないといけません。しかし、この状態でどう作業するのやら? 何とか荷物の撤去が出来たら、船体で問題になりそうな部分を補修して、何隻かの船で力技で引っ張って離礁させ、状態をチェックした上で曳航というところでしょう。
フェリー見学?後は、同じく40分かけて車まで戻ります。この時点で夕方になっており、1000Km走破は断念。帰路は東名阪の亀山まで同じ道で戻ります。が、四日市のい30Km渋滞の影響で、亀山の数キロ前で渋滞に掴まってしまいました。(^_^.) 丁度SAがあったので、松坂牛定食食べて時間を潰しましたが、それでも渋滞状況は変わらず。仕方ないので、約1時間を渋滞の中で過ごし、新名神に抜けて名神に入り、栗東、米原を通って東名経由で愛知着。
地元IC降りる前にガソリン警告灯が点灯し、航続距離もゼロになったのですが、警告灯が点いても残量は7Lほどあるはずなので、気にせず走ります。(笑) いつもの地元のスタンド到着時点で、633Km走ってました。ソニカの燃費計表示は25.4Kmだったのですが、満タン法だと約22Km/h。 ひたすら80Km/hで淡々と走ったのですが、思ったほど伸びません。これも、前オーナの劣悪なオイル管理のせいかも。(^_^.)
走行時間は12時間程でしたが、それ程疲れませんでした。実に優秀な軽です。走りの質感の高い事が、大きな理由の一つでしょう。走る事に対して、ほとんどストレスを感じません。本当に軽とは思えない車です。家内用ではありますが、ますます気に入りました。(笑)
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ソニカ | 日記
Posted at
2009/11/18 23:40:11