アオテッツァ君が我が家に来て、5月31日で満3年となりました。その時の走行距離は120970Km、現在は171940kmなので、50970km程走行しています。
車はノーマルがベストバランスであり、乗り心地や使い勝手、耐久性、走行性、コスト等のバランスが最高だと思っているので、今まで乗った車は全てがほぼノーマル状態です。
それで普通に峠も走ればサーキットにも行っていたのですが、タイヤが台形に減る以外に、それほど不満は無かったです。
しかしアオテッツァ君は我が家に来た時からすでに、軽量フライホイル、TE37、TRDマフラー、テインCSとが装着されており、人生初のノーマルでない車となりました。(笑)
久々に乗るFR車だったので、謎の中華タイヤはリハビリ(笑)で早々に終了させ、ナンカンNS-2に交換。すぐ走行性能チェックに行きました。
ノーズの入りが非常に良い事に驚くと同時に、2速立ち上がりで全然加速しない事に大いなる不満を覚えました。
車はノーマルが信条だったのですが、アオテッツァ君は既にマフラーや足回りが変わっており、今更純正に戻す訳にもいかないので、自分好みに染めるべく少しずつチューニングを行いました。
とは言っても、大それた事はしていません。基本方針は、「ファミリーカー」の延長ですから、日常の使い勝手は絶対条件であり必須。静かで乗り心地も良く、家族でお出掛けしても快適である事は必須。外見はノーマル然として目立たず、ステルス性?が高い事が目標です。 コストを考えて、タイヤも純正サイズです。
チューンナップで無くチューニング(調律)。本来アルテッツァが持っているであろう長所を維持しつつ、短所を消すイメージです。
自分の基準では新しい車ですが、冷静に考えると18年落ちですから、本来の性能を維持するには、日常メンテや予防保守も大切です。車がイマイチと感じても、実はメンテ不良が原因という例は少なくありません。
という事で前置きが長くなりましたが、自分の備忘録も兼ねて、3年間のチューニング内容を本音で総括してみたいと思います。内容はアオテッツァという個体に対する個人的な感想なので、客観性はゼロです。(笑)
●1.タイヤ(笑)
車における最もコスパの高いチューニングはタイヤだと思ってます。
たった数万円上乗せするだけで、加速減速コーナリングという、全ての性能がタイムに現れるレベルで確実にアップします。これ以上安くて効果のあるチューニングを他に知りません。
がしかし、消耗品かつ高価なのが難点...。安くてグリップするタイヤを3年間探し求め続けてます。
3年間で使ったタイヤをタイム順に並べると...
1.フェデラル595RS-RR(2セット)
お値段はNS-2Rとディレッツァの中間位。RS-Rより1000円位高いです。私が使ったタイヤの中では、一番良いタイムが出ました。軽いウェットも意外にグリップして走りやすいです。が、ヘビーウェットは不明。欠点は、とんでもないロードノイズの大きさ...。減りも少々早い気がします。
ZII★より良いタイムは出ていますが、交換した車高調のお陰と思われます。タイヤとしての実力は、間違いなくZII★が上でしょう。
2.フェデラル595RS-R
RRより1000円程安く、ロードノイズも許容範囲です。グリップもRRと大差無いですから、誰にでもお薦め出来ます。
3.ダンロップ ディレッツァZII★
言うまでも無く国産の雄! お値段は高く、これ1セットでナンカンNS-2が4セット買えます。グリップはフェデラル595RS-RRより上でしょう。
しかし、私が使った時はまだダンパが抜け掛けたテインCSだったため、本来の性能を発揮出来なかったと思われます。ALTのベストがナンカンNS-2と0.1秒位しか違わないのですから...。(^^;
4.ナンカンNS-2R
215/45-17が8千円台で買えるにも関わらず、結構グリップします。このコスパは実に素晴らしい♪
フェデラル595RS-RRに比べたらマシとは言え、ロードノイズはそれなり気になりますが、お値段優先ならお薦め出来ます。
5.ナンカンNS-2(2セット)
ハイグリップというカテゴリには入らないかも知れませんが、ALTのベストは32.2ですから、決して悪くありません。しかも4千円台で買えるコスパの高さは、他の追随を許しません。ロードノイズも、ほとんど気にならず、オールマイティに使えます。タイム気にしないなら、お薦めです♪
●2.レベリングインジェクタ
・導入経緯
パワーFCを装着して燃調セッティングを行っている時に、ふとシリンダ毎の空燃比が違っていたらと思った事が発端です。空燃比はエキマニ集合部分で見るので、各シリンダの空燃比が違っていても分かりません。これはセッティング進めるうえで致命的...。
そこで、インジェクタの噴射量マッチング済みのレベリングインジェクタを装着しました。
・効果
エンジンフィーリングが激変!
アルテッツァの純正ECUはイマイチだと思っていたのですが、インジェクタ交換したらほとんど不満無くなりました。(笑) 古い車はインジェクタも詰まってきますから、そりゃ調子も悪くなるでしょう。
因みに、インジェクタ交換前にはFUEL1をはじめ、インジェクタ洗浄剤を計4本程投入していたのですが、インジェクタ交換でこれほどの変化を体感出来たという事は、あまり効果無かった様です。
レベリングインジェクタ、お薦めです。
●3.エキマニ
・導入経緯
3S最大の弱点である4000rpmの谷の原因は、もしかしたらエキマニなのではと思い、交換を決意。副次効果として、かなりの軽量化にもなります。純正は、笑えるほど重ひ...。(^^;
1.マキシムワークス
4in1ですから、一般には高回転型とされています。しかし集合部までの長さが十分にあれば、4-2-1とそれほどの差は無いはず。
と思っていたのですが、残念ながら4000rpmの谷は解消されず、特に高回転域での変化も無かった割に、ビビリ音のような排気干渉の音が嫌で、HKSのレーシングヘッダーに交換しました。
2.HKSレーシングヘッダー
効果絶大! 4000rpmのトルクの谷は明らかに軽減されました。ヘンテコな接続パイプが微妙ですが(笑)、これを使わない手はありません。お薦めです。ちなみにバンテージは巻いてません。夏は多少熱害が心配なので、その内遮熱版作る予定。
●4.後期メータ
・導入経緯
タイムアップしませんし、外見も変わりませんが、メータは走行中常に見る部分です。タコメータの見難い車は耐えられません。人間が操作する物は、ヒューマンインターフェイスが大切です。
・効果
ジオンの精神を形にした様な機能美は、実に気分よく走れます♪ 個人的には、かなり重要度の高いパーツです。
●5.油温/油圧計
・導入経緯
サーキット走るなら油温管理は必須ですし、油圧も気になります。という事で、プロレタリアートの味方「オートゲージ」のRPKシリーズを装着しました。デフィの1/4程度の価格にも関わらず、ピークホールド機能はもちろん、照度変更やアラーム、照明色の変更まで出来る優れもの♪ 精度も、油温計で熱湯計ったら100度指したので、十分実用になるでしょう。
・効果
油温油圧が分かると、安心して走れます♪ アラーム設定出来るので、ついうっかりもありません。油温上昇に伴う油圧のタレ具合も分かりますので、多少なりともオイルの良し悪し判断材料にもなります。
オートゲージというと、精度云々を心配する方もいますが、私は計測器の様な高精度は必要ないので、特に気になりません。某高級メータとの差額は、ガソリン&タイヤ代として有効活用しました。(笑) 昔は確かに壊れやすかったと思いますが、現在使用中の物は今のところ大丈夫です。
●6.後期デフ(4.3)
・導入経緯
ターボは有り余るトルクがありますが、NAは回転数で馬力を稼ぐしかないので、ローギヤード化は出力向上に近い効果があります。前期はファイナル4.1ですが、後期は4.3となっているので、4000rpmのトルクの谷対策として有効と判断しました。
・効果
残念ながら、タイムはほとんど変化しませんでした。4000rpmの谷も、体感的には大差ありません。走行フィーリングは、若干低速トルクが上がった様な感じですが、鈍感な私はそれほど分かりませんでした。(^^;
がしかし、メーカ純正の変更ですから、本来はこの辺りがアルテッツァにベストマッチと思われます。頭の悪い担当者が設定したと思われる、2速と3速の妙なステップ比を多少でもマシにする効果もあります。因みに、一番クロスしてるのが5速~6速...。(笑) このステップ比決めた馬鹿を、小1時間ほど罵倒したいものです。
なお、理論上は回転数が上がる分燃費が若干犠牲になりますが、ほとんど変化無しでした。
●7.マフラー
・交換の経緯
不快なビビリ音がするので、何となく交換してみました。ファミリーカーは快適性が大切です。
1.TRD
我が家に来た時から装着されてました。音はそれほどうるさく無いですが、何となくビビリ音が聞こえるので、APEX製に交換。
2.APEX
静かなマフラーが欲しかったので、これにしました。TRD製より静かな気がします♪ 性能変化は、特に感じませんでした。(笑)
●8.前後タワーバー
・導入の経緯
これはお約束で装着。具体的な効果を狙うというより、半ば条件反射みたいなものです。(笑)
・効果
当然ながら違いは体感出来ませんでした。(笑) しかし、体感出来ない事と効果が無い事は違います。美浜で同日に前後装着状態と外した状態でテストしたら、0.4秒程のタイム差が出ました。この差がタワーバー有無によるものかどうかは不明ですが、何らかの効果はありそうです。
因みにフロントはクスコのトライアングルタイプを使用。マスタシリンダストッパ機能もありますが、やはり効果は体感出来ませんでした。(^^;
脱着はクイックレリーズハブを使用しています。これは結構便利です。
リアは普通のオーバルタイプです。
●9.TRDクイックシフト
・導入の経緯
3速→2速へシフトダウンする際、バックのゲートに入ってしまってシフトミスしてしまう事が多々あります。このせいで危うくコースアウトしそうになった事もありました。(^^;
そこでバック側ゲートにシフトレバーを入り難くするため、操作が固くなると言われるクイックシフトを導入。あと、一度はカキコキとショートストロークで決まるシフトを体験してみたかった気持もあります。(笑)
・効果
シフトストロークは半分以下位になり、操作力は倍以上必要となったので、多少は誤操作防止はなっているはず。しかし、それでもシフトミスは完全解消出来ていません。orz アイシンって、馬鹿なの?死ぬの? 因みに86は同型ミッションらしいですが、バックへのシフトミス防止機構付いてます。
あと、シフトストロークが短くなった事で、理論上はタイムアップするはずですが、変化はほどんどありません。(^^;
良くも悪くも操作フィーリングが激変するので、誰にでもお薦め出来るものではありませんが、個人的には結構気に入ってます。
●10.車高調
1.TEIN CS
我が家に来た時から装着されていました。人生初の車高調。(笑) 車高が下がると普段使いがいかに不便か、良くわかりました。異音(コトコト音等)が増える事も分かりました。乗り心地が固くなる事も体感出来ました。
バネはF8kg、R6kgです。サーキットでのベストは以下の通り。
ALT:32.1(ZII★)
MLM:51.4(ZII★)
美浜:49.2(ZII★)
街乗り向けのダンパですが、挙動は素直で走り易く、不満はありませんでした。
谷口選手に乗ってもらった際も、「サーキット走るには若干柔らかめだけど、バランスは良い」との感想を頂きました。
2.アイビス謹製(ビルシュタインベース)
昨年初頭頃から若干オーバ気味の挙動が発生する様になり、散々悩んだ結果、ダンパーが抜けているとの指摘を受けて交換を決意。自分では抜けているという自覚がありませんでした。(笑)
何を装着するかまたもや悩んでいたのですが、車以外でお付き合いのあったマイミクさんから紹介して頂いたショップに製作してもらう事にしました。
使うタイヤはハイグリップ系ラジアル、サイズは純正、ファミリーカーらしく乗り心地は犠牲にせず、走るシチュエーション(天候、コース等)を選ばず、操安性は極力高くした上でスイートスポットの範囲を広くしてもらう様に希望したら、ホントにそんなダンパが出来ました。何でも言ってみるもんですね。(笑)
バネはF12kg、R8kgですが、突き上げ等は一切なく、当然コトコト音などするはずもなく、乗り心地はTEIN CSより良くなった気がします。TEIN CSでも走っているサーキットとのベスト比較は以下の通り。
ALT:31.7(595RS-RR) 1.2%UP
MLM:50.4(595RS-RR) 1.9%UP
美浜:48.5(595RS-RR) 1.4%UP
タイヤはお安いフェデラルなのに、貴族階級のタイヤであるZII★のタイムを全て大幅更新しています。ドライバは同じなので、これは車高調jの差と考えて良いでしょう。
しかも長寿命らしい♪ お値段は一般的な車高調よりちょっとだけ高かったですが、性能と寿命を考えると激安です。私には勿体ないほど良い足を製作して頂きました。
他のコースでのタイムは、現在のところ以下の通り。本来の性能はもっと高いと思うのですが、ドライバの腕が未熟なのがちと残念...。
スパ西:1分4秒5(595RS-RR)
YZ本コース:41.9(595RS-R)
MLS:50.0(595RS-RR 初走行)
幸田:51.8(595RS-RR 初走行)
鈴鹿ツイン:1分11秒631(595RS-RR 初走行)
FSW:2分19秒(595RS-RR 初走行)気温約30度...
セッティングは全て装着時の指定のままです。テスト的にセッティング変更した事はありますが、普段は街乗り~富士スピードウェイまで、初期セッティングで走ってます。それでもまったく不満はありません。希望通りの、スイートスポットの広さ♪
私はライトユーザなので、毎回セッティング変更して0.1秒を詰めるより、いつでもどこでもどんな時でも安心かつ安定して走れる方が大切なのです。
サーキット走るなら、タイヤの次にタイムアップに貢献してくれるパーツです。
●11.エンジンECU
・導入の経緯
4000rpmの谷解消には、バルタイ変更が必要かもと思いました。当初はカムコン等でバルタイ変更を考えたのですが、エンジンセッティングは燃調、点火時期、バルタイ等多くの要素が相互に関連します。しかも、カムコン買う金額にちょっと出せば、パワーFC買える事が判明♪ なら、サブコン買う意味無いです。(笑)
1.パワーFC
ポン付け出来るという、とてもフルコンと思えない敷居の低さ! お値段が倍以上するVpoと比較すると、さすがに機能的に落ちる部分はありますが、十分に立派なフルコンです。
個人的に感じる一番の美点は、低速トルクの大幅向上! 2000rpm以下のトルクは、かなり力強くなります。何故純正がこうでないのか、実に不思議...。
お値段もサブコン+α程度の価格なので、コスパ抜群♪ ポン付けでも悪くないですが、せっかくのフルコンですから現車合わせは必要でしょう。
自分で現車合わせする場合、空燃比計は必須。自己責任で何度も実走し、根気よくやる必要があります。相当な手間と費用とリスクがあるので、万人にはお薦め出来ません。ショップ依頼にしても、もよくよく信用出来るところを選ばないと、残念な結果が待ってます。(^^;
2.TOMS TECII
A太郎セッティングが良いのか悪いのか、比較するために購入。純正ECUをTOMSがリセッティングしたものです。純正ベースですので、ノッキング等に対するフェイルセーフは活きてますし、燃調もきちんと変更されており、空燃比が負荷と回転に合わせて綺麗に推移します。点火時期も多少進角されており、速度リミッタもカット。レブリミッタは8200rpmになってます。
発進時のアクセル踏み始めに多少クセありますが、その他は純正同様に走れます。因みに、純正から交換しても変化を体感出来ませんでした。(^^;
こちらは安心感ありますし、マージンを取りつつも純正より多少追い込んだセットになっているので、万人向けです。8割引き程度の価格で入手できるなら、お薦めです。
●12.ブレーキパッド
純正が意外にも優秀なので、無理に社外パッド使う必要性は低いと思います。ミニサーキットなら多分問題出ません。が、パッドは結構減るので、結果的にこの3年で色々使いました。
1.アリスト純正
我が家に来た時から装着されてました。2クラス上の重量級車両用ブレーキですから、アルテッツァなら十分な性能があります。フィーリングも悪くありません。MLMを50分連続走行した事ありますが、ノープロブレムでした。お値段も安く、お薦めです。
2.プロジェクトミュー HC+
走行会でお安く売っており、一度はそれなりのパッドを使ってみたいという邪?な気持で購入。ダストが半端じゃないです。結構鳴きます。ロータもゴリゴリと減ります。ファミリーカーには向かないかも...。
サーキット用として割り切って使うなら良いパッドだと思いますが、通常走行を考えると一般向けにお薦めは出来ません。
3.アクレ ライトスポーツ
もともとアクレ信者だったのですが、
少しサーキット走ったら炭化したので、改宗しました。(笑)
アルテッツァでのサーキット走行には、お薦め出来ません。しかし、この状態でもフェードは無かったです。ただし、鳴きは出てました。
4.アクレ スーパーファイター
フロントは厳しくても後輪なら大丈夫だろうと思ったのですが、ダメでした。1年もたずにプレートが出て、ロータ削りました。(^^; ブレーキパッドは温度域を超えると、すごい勢いで減る様です。
重量級であるアルテッツァには、お薦めできません。
5.エンドレス TYPE-R
エンドレスは貴族階級向け価格ですから、今まで使った事ありませんでした。しかし、マイミク(Kawboy)さんのご厚意で初めて使用♪ サーキットも走ってみましたが、さすが貴族様御用達だけあり、良いパッドです。コントロール性も高く、お薦め出来ます。
6.エンドレス MX72
お借りしたパッドでエンドレスの味を知ってしまい、初めて購入したエンドレスパッド。(笑) これで貴族階級の仲間入りです。
ブレーキキャリパの温度がここまで上がっても、まったく問題ありません。どちらかというと、フルードが心配になります。(笑)
フィーリングとしては少々制動力が高く、ペダルでのコントロール範囲が狭くなる感じです。ロータを掴む感触スミンボっぽく「グググゥ」って感じ。真冬の朝方の一発目は若干効き悪いですが、効かない訳ではありません。ちゃんと踏み込めば制動力発生します。
お値段高いですが、サーキットも走るならお薦めです。
7.アリスト純正TOMS仕様
貴族様パッド(エンドレスMX72)が富士スピードウェイで終了してしまったので、庶民のパッドに戻りました。先日装着したばかりで、まだ慣らし中~。(^^;
因みに正体は、レクサスブランドのEU向けパッドです。お値段も普通の純正と同じです。
●13.後期ステアリングラック
・交換の経緯
低速での取り回し時、何となくステアリングを拳一つ分位余計に回す感覚がありました。当初はそういう車だと思っていたのですが、どうやらステアリングのロックtoロックが前期は3.25、後期は3.0らしい...。
ホントにトヨタのやる事は良くわからん...。という訳で、アオテッツァ君後期化計画のラストを飾るのは、ステアリングラック。私の考える後期化三種の神器は、デフ、メータ、ステアリングラックです。
・効果
拳一つ分の違和感は無くなりましたが、ステアリングがクイックになったとまでは感じません。どうやら、ナックル側の部番が前期後期で違うので、本来はそれも交換が必要と思われます。そうしたら、多少はクイックになるかも?
因みにS2000のロックtoロックは2.4。VSGだと1.4回転らしい。(笑)
●14.スロットルコンバートキット
・導入の経緯
4000rpmの谷対策。アルテッツlは電制スロットルなので、もしかしてこの制御が間抜けで谷が出来ているのではと思い、装着。簡単に言うと電制スロットルを通常のワイヤリンケージに退化させるキットです。
・効果
低速域は多少トルク感がアップしましたが、4000rpmの谷は変わらず...。工賃含めるとそれなりのお値段になるので、ちと勿体ない買い物だったと後悔してます。(^^;
妙にネットの評価は良いですが、個人的にはお薦め出来ません。しかし、今電制スロットルに戻したら、評価は変わるかも?(笑)
●15.TRDドアスタビライザー
・導入の経緯
ネットでの評判が妙に良く、ついつい衝動買い。(笑)
・効果
ドア開けた時に、ストライカー部分を見るとなんとなくカッチョイイ。(^^;
それ以外に体感出来た事はありません。orz
因みに、ドア側に取り付ける安っぽい樹脂パーツが、簡単に脱落します。
脱落すると、当然ながら機能喪失を意味します。しかも、このパーツは
単品販売してくれません。
あの樹脂パーツ落としたら終了です。TRDの担当者に善処お願いしたのですが、
今はどうなっているのやら。
なお色々試行錯誤した結果、樹脂パーツにシリコンスプレーを軽く塗っておくと、
脱落防止に効果あります。
●16.Weld デフセミリジッドカラ-
・装着の経緯
デフ後期化時、ブッシュをTRD製に交換しようと思ったのですが、ショップのお薦めでこちらを装着。
・効果
下からデフを除くと、ブッシュ部が青くてカッコいい。(笑)
装着による効果は体感出来ていません。orz
デフ等の音が室内に入るという話を聞きますが、幸いそれは無かったです。
●17.自作ショートスタビリンク(リア側のみ)
・装着の経緯
車高調装着しているため、スタビがバンザイしています。スタビはトーションバーなので、バンザイしていたら効果半減です。スタビにちゃんと仕事させるため、ショートスタビリンクを自作しました。フロント側中古がこの時は入手できなかったので、リア側のみ自作
・効果
「スタビは仕事しているはず。」と信じる気持が生まれる(笑)
やっとフロント側の中古部品も入手したので、その内フロント側も
ショートに交換予定です。
細かい物含めればまだ色々ありますが、チューニング系はこんなもんかな。
次回は「3年間のメンテナンス&修理総括編」を予定。