RCクラブという雑誌の企画として、
エスコートさんのタイプM(ゼロヨンレコードホルダー)と0-200mで対決してきました。今月号(7月号)にその記事(付録DVD付き)が載ってますので、宣伝です。(笑)
こんな本。
参考として、
一般市販車の0~200m記録は以下の通り。プロドライバーの土屋氏、服部氏が、ローンチコントロール無しで出した記録です。
・フェラーリ512TR(425ps):8.82
・NSX-R(280ps) :8.302(400m:12.783)
・エボIX(280ps) :8.111(400m:12.672)
・コルベットZ06(511ps) :8.073(400m:12.185)
・ポルシェ911(480ps) :7.903(400m:11.916)
・GSX1300R隼(175ps) :7.165(400m:10.827)
・私(スラッヂハンマー) :6.330
※RCは400m先だと見えないので(笑)、勝負は200mまでです。
RCクラブは実車とRCの対決が売りで、過去にはジムカーナの森田さんや、モトクロスの成田さんも登場しています。今回はドラッグ対決という事で、RC側は現時点のドラッグ、最高速、0-200mのタイトルホルダーである私が参加する事になりました。
とは言え、今までRC側は世界戦や全日本優勝者が参加してるのに、ど素人の私でいいんだろうか
さて、知らない方には中々信じてもらえませんが、私のRCマシンはフェラーリやポルシェ等では、勝負にすらなりません。自分で言うのもなんですが、圧勝です。(笑) しかし、それでは雑誌的に面白くないでしょう...。
対戦相手は、RC雑誌が用意するので、
メーカの広報車を借りるんだろうと思ってました。少々失礼な言い方になってしまいますが、二輪の隼でも相手としては不足です。かと言ってそれ以上速い広報車がありそうなのは、
R35かヴェイロンでしょう。いずれにしろこの時点で、何が来てもマシントラブルさえ無ければブッチギリで勝利という
皮算用が成立♪。(笑)
ふっ、ちょろいもんだぜ。

仙台ハイランドドラッグコース
#RCは400mだと見えないので、200mなのです。(笑)
そんな私の皮算用、見事に打ち砕かれました。現場には何と
モノホンのプロストックマシンが登場...。エスコートさんのタイプMという、その世界では知らぬ人のいない日本レコードホルダーです。
実車専門誌ならともかく、RCの雑誌企画で、
そこまでやっちゃう?(^_^.)
400mで320km/h近く出ちゃう車なんですよ。(笑) ゼロヨンでこれより速いマシンは、日本に無いんですよ。嗚呼、完璧な勝利の方程式が、音を立てて崩れてゆくぅ~。(T_T)
※安藤さんのマシンは動画しか撮ってなかったので、当日現場にいたマシンを...。
全車、何か変です。明らかにおかしいです。(笑)

・ボスホス。元々V8なのに、NOSまで搭載しちゃってます。おかしいでしょ、絶対。(笑)
当初は並んで直接対決の予定だったのですが、
途中から雨が降ってしまい実現せず...。という事で、残念ながら個々のタイム比較になってしまいました。さてその結果は....。皆さん本買って下さ~い。(笑)
では何ですので、正直に言います。そりゃもう、これ以上無い位に
コテンパンにやられました。初めて負けました。(涙) 哂って下さい...。orz
私のタイムは
200mで6.330秒の174km/hオーバでしたが、安藤さんは
220km/hを軽く超えてます。もうね。大人と子供でした。因みに、9000cc+
NOSの1100馬力コルベットが180km/h位です。こちらだったら、いい勝負出来るかも。

仙台ハイランドの公式記録。門外不出です。(笑)
計測距離は200mなのですが、担当の方が400mと勘違いしてました。従って、200m以降は
惰性です。
今回は
完璧に私の負けなのですが、雑誌には載っていない諸事情もあるので、
ちょっとだけ敗者の言い訳させて下さい。
実は私のマシン、今回から新型に変更しており、当日がシェイクダウンでした。ギヤのセットすら出ておらず、事前の打ち合わせでは、現地で何本か走って、少しずつ速度と加速のバランスを詰め、スタートシーケンスも探るつもりだったのです。
何故
出撃前にテストしなかったかって? こんなマシンをテスト出来る場所は、実車サーキットしかありません。(笑) 加減速を考えると、最低でも500m位の超絶フラット路面が必要なのです。(路面のウネリやギャップは致命的)
当日午前は他紙(実車)の取材もあって時間が無く、
午後からは雨となってしまいました。マシンは2台用意したのですが、結果としてそれぞれ1回しか走っていません。セッティング無しでタイムを計測するため、スタートは駆動系を壊さないようにスロー発進。後半は握っていくのですが、DVD映像見ると分かるようにマシンがぶれまくり...。握り切れないので
加速どころか、途中から減速してます。(^_^.)
シャフトの本命マシンにはよりハイパワーユニットを搭載していたのですが、速度が上がったせいか
路面の継ぎ目で華麗に離陸して、大クラッシュ。当然計測不能。(^_^.) ここ、前回も飛んだんだよなぁ...。そんな訳で、
ぶっつけ本番で唯一取れた記録がこれです。
安藤さんのタイムを見ると、例え
ベストで走れても今回は勝てなかったと思いますが、いつかは
同じ土俵に立てる位の記録を出したいものです。
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サーキット等 | 日記
Posted at
2013/07/03 21:57:43