
今年1月に半ば衝動的に購入したパワーFC。ECUセッティングなど何も知らない素人が、様々な情報を元に独学でセッティングの真似事を行い、半年かかってやっとこマップらしき物が出来てきました。
まだ何回か全域の空燃比をチェックして細かい調整が必要ですが、そろそろVVTiや点火時期のセッティングを始めてもいい状態となってきました。

・Cinjです。常用域は普通にストイキ、高回転高負荷は12.3を狙っています。
念のため、使用しない一番上の負荷域(青部分)は12狙いで、保険としてます。
セッティング開始当初は、負荷軸の数値が大きくて制御が荒い(使えない領域が多い)事に我慢出来ず、手探りで負荷軸変更を実施。続いて燃調セッティングを行なったのですが、初期はCinjの補正のみでマップ作成していたので、そりゃ酷い凸凹状態でした。(笑)
アルテッツァの場合、ストイキとなる基本噴射時間のマップ(Tinj)があり、そこに補正係数(Cinj)を掛けて燃調セットを行ないます。つまり、Cinjの数値を全部1(FC-EDITの場合)にすれば、理論上は全域の空燃比が14.7となる訳です。
しかし個体差なのかエキマニやマフラーが変わっているせいかTinj数値が明らかにおかしい部分がありました。計算上のA/Fを24:1位に絞っても、実測空燃比が10辺りになります。これほど酷いのは一部でしたが、全体的に見ても数値の合わない部分はそれなりにあります。
なお常用域はDuty比がせいぜい5%前後。パーシャル時はそれこそ2~3%程度です。僅かな誤差で大きく空燃比が変わるので、初期値が合わなくても仕方ありません。
ストイキ領域はO2センサによるフィードバックも可能ですが、この制御もいまいちで、14~14.8辺りをずっと往復し続けます...。A/F計の表示見てると酔いそう。(^_^.) 純正ECUはそこまで変動しないので、PFCのFBコントロールは今ひとつなのかも知れません。
常用域については各セルの空燃比を確認しつつ、片っ端からコマンダーで補正してやりました。(笑)
中高負荷については、自分の求める空燃比マップを作成してCinjとし、FC-EDITのロギング機能で全域のA/Fを満遍なく、かつサンプリング数を多く取得します。このデータは様々な補正も含まれてしまうので、サンプリング数を増やさないと信頼性が下がりますし、突発的に跳ねたデータがあるとやはり影響が及びます。そのためMaxとMinの数値を確認し、あまり乖離が無い事も確認する必要があります。
高回転の中負荷域はデータ取得が難しいですが(^_^.)、そこは気合と根性、あとは割り切りです。実際の話、走行で使われる事はほとんど無いと思いますし...。
以前、それらの結果を元にして、Tinjの全域変更を試みた事もあるのですが、結果として計算に問題があったのか、あまり精度が向上しませんでした。(^_^.)
そこで考え方を変え、自分の設定した空燃比とずれの大きいセルをピックアップし、そこだけTinjの値を変更しました。それを何度か繰り返して、Tinjの値を現車合わせします。
ここが出来れば、FC-EDITの場合INJ Map(Cinj相当)に希望する空燃比入れるだけでセッティング出来ます♪ Tinj(FC-EDITのBase Map)を合わせる事が、本来の意味での現車合わせだと実感しました。

・Tinj(ベースマップ)です。吊るしは高負荷側のズレが大きく、結構変更してます。
それ以外も、なんだかんだで半分位の領域は変更してます。

・
現状少し前の実測空燃比。部分的に尖がっているのは、瞬間的に跳ねた
イレギュラな数値です。現状はもう少しきれいになってます。一番低い負荷域の
AFが極薄なのはエンブレでAFが薄くなるためです。常用域も、実測より薄く表示
されているエリアが幾つかあります。
これまでの手間やガソリン代、様々なリスク等々を考えると、やはり自分でのセッティングはあまり人様にお勧め出来ません。しかし、現車合わせを請け負う全てのショップが、信頼出来る程にスキルが高いかというと、極めて疑問です。先日も、某ショップで現車合わせしたPFCがイマイチで、結局純正ECUに戻したというブログを見ました。もちろん車両側メンテ不足の可能性もありますが...。
私自身は、自分である程度納得出来るまでセッティングが完了したら、スキルが高いと思われるショップに持ち込んで、現車合わせしてもらい、プロのセッティングがどのくらい素晴らしいのか体感するのが密かな楽しみです。
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Posted at
2014/06/23 01:38:51