
スパ西浦、実はお盆直前にマイミクのクボッチさんと一緒に行ったのですが、私は往路にブレーキパッドが終了して走れませんでした。(^_^.) そこで先月末、諸般の事情で半日休暇が発生したので、急遽スパ西浦行ってきました♪ そう、リベンジです!(って、前回は走ってませんが...)
ここは走行前に講習を受講しなければならず、走行するにも入場料が必要だったりして少々敷居が高いですが、その分コース規模と安全性と快適性も、愛知県では一番高いコースだと思います。
※初走行恒例?の恥ずかしいNG集(笑)
当日は走行1時間前に到着し、フロントのおねいさんに「初体験だから優しくしてね♪」と伝えて、いそいそと受付を済ませます。今回は記念すべき初走行ですので、豪華に全部入り?にしました。内訳は以下の通りです。もう二度と出来ません。(笑)
・フリー走行(平日):5700円
・計測器 :1100円
・ピット利用料 :1100円
・コース物損保険 : 650円
・入場料(笑) : 500円
合計9100円也...。高いっ! 高過ぎるっ! と思うかも知れません。しかし走ってみると、正直言って納得出来ます。もちろん高いですが、このコース&設備ならば、十分に納得出来ます。 でも、次からはピットと物損を外すのは言うまでもありません。(笑) そうすれば7300円で済みますから、土日に美浜走るのと大差ありません。ただし土日はお高くなるのでご注意を。(^_^.)
#入場料は走行でも見学でも必要です。
さて、きれいで眺めの良い休憩室で一服したら、車をピットに移動して走行準備を行ないます。と...、赤い跳ね馬がいるぢゃないですか。フェラーリが一体どの位のタイムで走るのか興味津々! こりゃ実に楽しみです。

#と思ったら、走行終了後でした。(^_^.) 残念無念芝刈百年。
さて、初めて走る西浦の印象は「広っ!」の一言です。もちろん、国際コースとは全然比較になりませんが、愛知県内のどのコースより広いのは間違いありません。直線は4速に入り、1周のタイムはほぼ1分前後となります。
途中で立体交差があり、微妙に鈴鹿っぽい感じです。路面もきれいでフラット♪ エスケープゾーンも広くて、1箇所を除けば非常に安心感があります。
レイアウトは予想外に複雑で、最初の数周は情けない程のスロー走行...。(笑) シフトポイントも今ひとつ掴み切れません。特に1コーナは2速まで落とすのがいいのか、3速で頑張った方がいいのか、未だに謎です。(笑)
エスケープゾーンは極めて広く、絶大な安心感があります♪ ここなら、どんな失敗やらかしても無事に済みそう?
ただし、3コーナは大惨事の可能性を秘めてそうです。2コーナ付近から結構な下りとなっており、3コーナ下手にアクセル抜くとタックインで結構リアが流れます。速度も乗るポイントなので、リカバリに失敗するとそのまま立体交差のコンクリート壁に激突の可能性がありそう。安全そうな西浦唯一の鬼門かも知れません。
今回は初走行という事で、毎度のタイム遷移を確認してみると...。
最初の3周は西浦ルールのウォームアップという事でスロー走行してます。嘘です。(笑)
3周ウォームアップルールは本当ですが、実はコースレイアウトが全然分からなくて、真剣に焦ってました。(笑) それでも少しずつ慣れ、5周目で何とか1分10秒程になってます。やっとコースが分かってきたところでペースアップし、7周目で1分5秒台に何とか突入♪
ここで油温アラーム(118度設定)が鳴り出し、クーリングに入ります。5秒台が出た時以外は流す程度のペースだったので、油温上昇にはちとびっくり。今まで色々なところを散々走ってますが、アラームなったのはこれが2回目です。やっぱ4速全開に出来るコースは、エンジンへの負担が違う様です。
その後は1周~2周走ってクーリングというペースに変更しました。タイムは1分5秒後半で膠着してしまい、全然伸びません。(^_^.) 19周目にやっと1分5秒224(本日ベスト)が出たので、何とか1分4秒台を目指したのですが、叶いませんでした。後で西浦のアルテッツァタイムを色々調べてみると、どうやら1分3秒台は普通に出るらしい...。orz
自分の遅さに愕然としましたが、仕方ありません。今回は初走行ですし、これからどんどん寒くなってくるので次に期待して、今回はこの辺で勘弁しといてやる。(笑)
走行した感想ですが、1コーナは結構ブレーキに負担掛かりそうです。しかし今回はKawboyさんからお借りした、エンドレスのType-Rだったので、まったく不安ありませんでした♪
ただ私のウデの問題で、その性能を全然活かせなかったのも事実...。ビビリミッターが働いてしまい、1コーナはかなり余裕を持ってブレーキングしています。でもいいんです。無理して0.2秒詰めるより、楽しく走って無事お家に帰る方が100倍大切なのです。
1コーナはクリップを少し奥目に取るラインで3速進入していたのですが、帰宅後に他の方々の動画見てみたら、皆さん2速で緩やかにインに付いて、その後インベタでクリアしてる様子...。orz これは次回の課題です。(笑)
2コーナは加速しながら抜けて、鬼門の3コーナへ進入。ここはアクセルをOFFにせず、必ず少しでもいいから踏んで抜けるのが吉かと...。曲率は出来るだけ大きく取って、可能な限り直線的ラインでS字に向かいました。
1コーナ2速進入を試してみると、3コーナ手前でギリギリ3速に入るのですが、何となくイマイチな感じ...。3速ホールドの方が走りやすかったです。タイムは、どちらもほぼ同じでした。(^_^.) ただし、1~2コーナの処理が上手くなって、もう少し早く3速にシフトアップ出来る様になれるなら、2速進入の方が速いかも知れません。
立体交差からはS字までちょっとした直線なので、一杯までアウトによって少しクリップを奥目に取り、セオリー通りS字の出口重視ラインで走ります。
次の第一ヘアピンと第二ヘアピンはそれ程悩まず、普通にアウトインアウトで走りました。ただし、ここもクリップは少し奥目にとってます。あと、何故か1ヘアの立上がりはリアが出易いかも?
2つ目のヘアピンを抜けると、最終手前の緩い右コーナとなりますが、何故かクリップを取らずアウト側を走ってしまいます。(^_^.) コースレイアウト見ると、どう考えてもインに付くべきなのですが、本能的にアウト側に行ってしまうのです...。なんでだろ~?
さすがに途中で気付いてイン側を通る様に努力しましたが(笑)、それでも最後までこの癖は微妙に直りませんでした。(^_^.)
最終手前の3つ目のヘアピンをクリアしたら、最終コーナは出来るだけ直線的にライン取り、県内コース最長のストレートに向けて加速ッ! あとは御エンジン様に頑張ってもらうだけです。
とにかく県内各コースと比べて規模が大きいので、走り応えは十分♪ 速度域も上がり、コーナ通過時間も長いので、その分横Gも長くかかります。つまり、車にもそれだけ大きな負担がかかります。オイルレベル等は十分気を付ける必要がありそう。国際コースはバッフルプレートが大切と言われる理由も、何となく分かる気がしました。
さて、スパ西浦はコースインにも色々お約束があります。まず、ピットエリアから直接コースへの進入は出来ません。必ずピット裏を通り、コースイン用のゲートを通る必要があります。また、走行受付時にカードを渡されるので、ゲートイン時にそのカードを渡します。
走行中のちょっとした休憩や減衰変更等は、ピットに入らずピット前のスペースで行なう事も出来ます。タイヤ交換等でピットインしたい場合は、入退場用ゲートを通ってから、ピットに入る必要があります。繰り返しますが、コースから直接ピットエリアに入ってはいけません。
コースイン後は3周ウォームアップとなり、原則として追い越し禁止(イエローランプ点灯)です。ただ、あまりにも前車がスロー走行の場合は、この限りではありません。走行終了時も3分前にイエローランプが点灯して、クーリングタイムとなります。
走行終了したら、ゲートからコース外に出てピットに戻り、受付に計測器を返却してタイムとカードを受け取ったら、無事終了。
敷居は高めですが、普段とは違う感じで楽しいところでした。お勧め出来ます。