
第二十回大洗あんこう祭。大洗商店街様のご好意で旧加藤病院駐車場をお借りして、
1/1スケールの戦闘車両を展示させて頂きました。という事で、その時の内容をインサイダー側(笑)からご紹介させて頂きます。
まず、今回展示させて頂いた車両は以下の通りです。
・4号(大洗仕様)
・CV33(アンツィオ仕様)
・チハ(知波単仕様)
・M3ハーフトラック(サンダース仕様)
・ハンヴィー(サンダース仕様)
・フェレット(聖グロ仕様)
・ウラル(プラウダ仕様)
・ダッジコマンドカー(大学選抜仕様)
・ゴリアテ
ヴィーゼルII(黒森峰仕様)
3年前の展示はヴィーゼルと日照4号の2両だけで、場所も別々でしたが、いつの間にかこんなに大きな集まりとなりました。この様な場を用意してくれた常盤さんや大里さんをはじめ、大洗商店街の皆様には足向けて寝れません。
車両搬入は前日にほぼ終えているので、当日は8時前に展示場へ到着し、準備を開始します。
中々壮観かも♪
今回は関係者が多いため、車両展示にご協力頂く
メンバ全員でブリーフィングを実施。
当日の段取りや、混雑が予想される場合のオペレーション変更等を再確認します。そうこうしているうちに、道路に人が増え始めている様子。歩行者天国は9時からの予定ですが、なんと
行列が出来てました。(^^;
まだ開場前というのに、気付いたらすごい人数になってます...。昨日から感じていた、「今年のあんこう祭は今までと違う...」は、どうやら勘違いでは無かった様です。
これが
開門直後の様子。前日までは、誰も来なかったら門の前で客引きしないとねとメンバで話していたのですが、信じられない程の人が入場してくれるではありませんか!
まるでコ●ケやワ●フェスの開場の様だぁぁぁっ!(笑) 正直言って、ちょっと感動しました。(マヂ)
当初は、入場者が少なければ突発でヴィーゼルの履帯交換デモや牽引体験を行おうと思っていたのですが、さすがに無理です。嬉しい誤算でした。
今回目玉第一弾は、
尻Pさんによる、本当にエゲレス軍が戦車で紅茶飲むのに使っていたボイリングベッセルによる紅茶サービスです。これは、開始早々から大好評♪ ちゃんとエゲレス本国から「マクビティ」ビスケットまで仕入れてサービスするという念の入れようは、さすがです。あ、もちろん全て無料なのは、言うまでもありません。
私も、時々飲ませてもらってました。こういったサービス、多分日本初でしょう。
すぐ隣には「あの」
聖グロ衝立が用意されており、こんな具合に紅茶サービスも実施されていたのです。
因みに、ボイリングベッセルが配備されたのはセンチュリオン以降なので、ダー様のチャーチルには無かったはずですが、
これは内緒にしといてください。(^^;
続いて、今回目玉第二弾は、超絶文化遺産の紙芝居っ! そのタイトルも、
「軍神 西住大尉」
です。
この紙芝居は
戦前の物で、
文化遺産と言って良いかも知れません。商店街の方から業務用自転車もお借りして(笑)、出来るだけ当時の雰囲気を伝える事が出来る様に、まじめに準備いたしました。 さすがに水飴は出来なかったですが、代わりに割りばしを水あめに見立てて、「水あめ買ってない子はうしろだよ~」までやる芸の細かさっ!
あんこう祭でこの戦車広場に来られる方は、この紙芝居上演の貴重さを分かっている方が多い様子。午前と午後で二回実施させて頂いたのですが、どちらも大好評でした。あの
イタリア軍研究第一人者の吉川先生や、リボンの武者でお馴染みの野上先生もご覧になっていた程です。
さて、今回目玉第三弾は、
「ゴリアテ」。
天空の城ラピュタに出てくるあれでも、ナイトライダーに出てくるあれ(発音はゴライアスですが)でもありません。ガルパン最終章PVの最初に出てくるアレです。
この正体は自走爆弾。もちろん実在したもので、リモートコントロールで敵戦車や塹壕のそばまで走らせ、自爆させるのです。
これの展示が意外に人気で、想像以上に多くの方が集まってくれました。あ、これはレプリカですから、
爆弾は搭載しておりません。安心して下さい。
当初予定では、これだけは自走デモする予定だったのですが、
残念ながら当日は不調のため断念...。楽しみにしていてくれた方がいましたら、お詫び申し上げます。m(__)m
さて、
今回の展示では全ての「実車」が、オーナ様のご好意で「出血無料大解放乗り放題」でした。
何と
ハンヴィーをメンテナンスするダージリン様まで登場するというハプニング?も。(笑)
※サービスカット(笑) ※撮影:くくるさん
ある意味、数が少なくて極めて貴重な
レオポンさんチームも登場しました。で、あのシーンを再現。(笑)
大学選抜仕様のダッジコマンドカーも人気♪
因みに
劇中に登場した車両そのものです。
実車では無いのですが、日照さんの4号、チハ、CV33も乗り放題でした。
皆さんに乗って楽しんで頂くというのが日照さんのポリシーであり、皆さんが乗り易いように、色々な配慮がなされてます。
チハに福田さんが乗っているのが実に絵になっていたのですが、私は会場内の整理等をずっとやってたので、ほとんど写真撮れてません。もし
誰か使っていいよって写真あったら、是非ご提供願います。(^^;
当日予定では11時30分頃から、メイン会場で監督や声優さんによるトークショーが開かれるはずなので、その間は人がいなくなって我々も一服する予定でした。
が....。
来場者は減るどころか増える一方! しかも、明らかに昨年までのあんこう祭とは違うレベルです。
当社比では倍以上に感じました(マヂ)
一番空いているはずの時間帯は、もはや会場内が完全に人で埋まり、一歩間違うと人の流れが滞留して動かなくなる寸前!
えぇっ! 何コレ! すごい! こんなの初めてぇ~!(笑)
いや、マヂで、こんなの初めてです。
入間の基地祭とも勝負できるぜ?
会場運営に関しては、ある程度来場者数を事前に想定して、車両配置や動線を検討しています。が、実際のところ、当日の来場者状況なんてやってみないと分かりません。(笑)
なので、
どういう状況でも対応出来る様に、幾つかオペレーションプランを練っていました。
梅:来場者が少なく会場がガラ空き状態。
→道路で呼び込み実施。ヴィーゼルの履帯交換デモや、牽引体験を実施して、来場してくれた人に楽しんでもらう。状況により、CV33の機動展示も実施。
竹:予定通りのの来場者で、適度な状態。
→全て予定通りに行う。
松:想像以上の来場者で場内が完全に埋まる状態。
→紙芝居、ボイリングベッセルのサービスを中止し、人の流れが滞留しない様最大限の誘導を行う。
松越え:開場完全満員となり、入場者と退場者の入れ替わりも出来ない状態。
→最悪一旦ゲート閉鎖して、退場のみ可としてある程度の入れ替え制実施。
で、当日の一番混雑した時は「松」状態...。ひたすら人の流れを止めぬように、頑張りました。(笑) また、一番混雑している大変な時に、サンダースが色々と協力してくれたのは、実にありがたかったです。
この皆さん、実にノリがよくて、まさにサンダースそのものって感じでした。
ネットでもかなり高評価だった様です。
※おケイさんも、ハンヴィーメンテ中♪ サービスカットです。(笑)
そんな大混雑も、14時前には少しずつ解消に向かい、紙芝居は予定より遅れましたが、午後の部も無事上演出来ました。私も、ヴィーゼルの裏でちとお遅い昼飯食います。履帯がテーブルです。(笑)
あんこう祭は15時で終了、歩行者天国も16時で解除されるため、予定通り15時から少しずつ会場整理を行い、15時30分にゲートクローズしました。
日暮れも早く、さっきまでの喧騒が嘘の様です。祭りの後ですなぁ。
振り返ってみると、想像以上のご来場者でしたが、皆様のご協力のお陰で大きな事故等もなく、無事に戦車広場運営を全うする事が出来ました。
運営上、至らない点も多々あったとは思いますが、ご来場いただいた方に少しでも楽しかったと感じて頂けたのなら、それ以上の喜びはありません。
さて、この後はあんこう祭関係者による宴会(潮騒の湯)に
と つ げ き
でありますっ!
まずは常盤さんのご挨拶~。
杉山Pはもちろん、今回は
総作監の杉本さんも来られてました。何とヴィーゼルの事を以前からご存知だった様で、素直にうれしかったです。
こうして、プラ1にとって3回目となるあんこう祭は、無事に終了致しました。
が、まだだ、まだ終わらんよ。
翌日は、
密かな一大イベント?を決行するのであった。(笑)
その3につづく