
6月の話ですが、もろまえ(美浜サーキット走行会)の一環として奥伊吹で開催される、PDM(プレイドライブミーティング)に参加してみました。
簡単に言うと、スキー場休業期間(春~秋)の駐車場を利用してパイロン並べ、好き勝手に走ろうという企画です。ジムカーナの様にコース図が配布されますが、この通りに走る必要はありません。基本的なルールは3つ。
1.安全には各自最大限気を付ける。
2.コースインは順番で、コース走行してゴールするか、2分程度を目安にコースから出る。
3.目一杯楽しむ♪
これだけ。(笑)
準備も撤収も、皆で協力して行います。昼休みを除き9時~16時位までずっと走りっぱなし。(笑)
今回の参加台数は二十数台。前車がコースのあるポイントを過ぎた所で、次がとコースインするので、1時間に2回~3本走れます。1日で、十数本前後走れました。
という事で、以下は初めてジムカーナコースを走ったド素人が感じた事です。経験者は、「何も知らないこのド素人めがっ!」と、未経験者は「ふ~ん。でも俺はそんなヘタレぢゃねぇっ!」と、笑って読んで下さい。(^^;
1.コースが覚えられないっ!
はい、まずお約束のこれです。ジムカーナの場合、当日コース図が配られ、短時間で覚えなければなりません。しかし、退化しまくった私の脳でこれを短時間に覚えるのは無理ゲーですよ。慣熟歩行もしましたが、もちろんそんな事では覚えられませんでした。(^^;
2.パイロンを間違える。www
これは、きっとベテランでもやると思います。が、私の場合はコースをろくに覚えてないので、間違えるというより分からない。(笑)
さすがに何回か走るとコースはかなり覚えたのですが、沢山パイロンがあると、並び方によっては次の目標を勘違いしてしまいます。(私だけかも知れませんが)
自分の旋回角を常に把握し、視線方向を意識していないと、間違えて別のパイロンに向かってしまいます。これは結構要注意かも。
3.基本スキルが無いっ!(笑)
ジムカーナはクルクル回ります。360度ターンをグリップ走行でやると、とんでもなく時間が掛かります。(笑) そこでアクセルターンやサイドターンをする訳ですが...。出来ん。
orz
いや、スピンターンやアクセルターンは誰でも出来ます。もちろん私でも出来ます。が、ジムカーナでは、それを適切なタイミングで自由自在に行う必要があります。それが実に難しい...。
(^^;
今回はタイヤの消耗抑えるため(秋口から再使用予定)、元々スライド関連の練習をするつもりは無く、当初からフルグリップで走ったのですが、やはりリアを流してのターン練習は練習は必必要だと感じました。
4.旋回時間がとにかく長いっ!
サーキット走行と一番大きな違いかも知れません。とにかく旋回時間が長い。つーか、1分数十秒のほとんどが旋回です。直線無いので当たり前と言えば当たり前ですが...。
実はこれが大きな誤算でした。当初は走行時間1分少々だから、サーキットと比べればタイヤ消耗は圧倒的に少ないと思っていたのです。それが甘かった。(笑)
おかげで秋口まで温存予定だったタイヤが、
終わりかけてしまいました。(^^; 全部の走行合わせても20分前後だと思うのですが、まさかここまで減るとは...。この海のリハクの眼をもってしても、見抜けなんだ。www
あと、サーキットでは前側の減りが早いですが、ジムカーナは前後が均等に減る様です。サーキット程ブレーキングは激しく無いし、旋回時間が長くて駆動を掛けるためでしょうか。
とは言え、上手い人のタイヤがどう減るかは分かりませんが。(^^;
5.舵角が大きい(というかフルロック)
フルグリップで走ったせいですが、とにかくパイロンはフルロックで回ります。で、旋回しながらフロントが逃げない様にアクセル踏むのですが、ターンイン時に前荷重が足りないせいか、あるいはタイミングが悪いのか、そこからオーバに持って行けません。
オーバ側に持って行ければ、サイドターン等出来なくてもある程度舵角減らせて旋回出来るはずなので、自分のウデの無さを痛感します。ただ、サーキットでフルロックはドリフトかスピン防止のカウンター以外ではまずないですが。
6.ずっと首が横向いてる。(笑)
進行方向見るのは運転の基本です。ですからパイロン進入時やスラローム以外は、ほとんど横向ていました。(笑) サイドウィンドから外見る感じです。 私は首が固いのか、気付いたら体も少しひねってました。
7.シフトダウン(1速)入れるのが大変...
これもサーキットと大きく異なる点です。普通1速入れないし。(笑)
ジムカーナコースはパイロンターンとスラロームの組合せが多く、パイロンターンは1速に落としました。多分他の方もそうしてるはず?
しかし、走行中に1速に入れるのは結構大変です。アルテッツァの1速、2速シンクロはトリプルコーンですし、何とか入ります。入りますが、かなり固いです。(^^;
8.ライン取りが全然違う。(^^;
サーキット走行の場合、コーナからコーナの間隔が広く、速度も乗ります。間隔が広い程、速度が速い程、脱出優先のライン取りとなります。また、あるコーナを捨ててあるコーナを優先する様なライン取りも有りえます。
しかしジムカーナの場合、コースレイアウトにもよるのでしょうが全体に速度域が低く、コーナとコーナの間隔も短いので、とにかく最短距離&最小回転半径が有利そう。
今回初めてジムカーナっぽいコースを走りましたが、まったく思い通りに走れません。予想通り苦戦しました。サーキットとは全然走り方が違います。
ここで少しリアが出てくれたらと思ってアクセル踏むと、フロントが出てアンダー丸出しです。(笑) もうね、恥ずかしいったらありゃしない。不幸中の幸いは、下手くそが走る時は誰も見てない事でしょう。 まずは自由自在に360度のフルターンが、自在のタイミングで出来ないと話にならない事が分かりました。
ドリフトの練習は、サーキット走行にもずいぶん役立ちます。特にフルカウンターまで行った当て舵を「戻す」タイミングを掴むには、絶好の方法だと思います。
対して今回のジムカーナ練習、あまりサーキット走行に役立つ感じは無かったです。が、それは単に何も考えず、フルグリップで走ってしまったからかも知れません。
ブレーキングからのフルターンが出来る位になれば、旋回進入における荷重移動や立上り加速におけるアクセルコントロールに役立ちそうです。
なおPDMは、もろまえ名物のカレーは無しです。(笑)
とは言えちゃんと昼食は出ます。今回はカップラーメン+自家製半熟煮卵(絶品でした)+チャーシュー(事実上入れ放題)+おにぎりでした。
次にタイミングがあえば、減っても惜しくないNS-2で360度ターンの練習しようと思います。
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Posted at
2017/08/18 01:58:14