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M.D A太郎のブログ一覧

2020年06月04日 イイね!

ハンコックR-S4のひみつ?(摩訶不思議な仕様)

 2年程前(18年7月)に用意したネタをアップし忘れてました。(笑)

 ちょうど先日、レビューをアップしましたので、ついでにこちらも...。

 その頃、ハンコックのヴェンタスR-S4の評判があまりに良く、カタログを眺めていて気付いた事です。

 まずタイヤ幅




 一般に販売されているタイヤは、215という表示幅とカタログに記載されている実サイズは大体同じですが、R-S4はずば抜けて太いのです。(笑)

 215のカタログ値は221mm、245になると256㎜となり、1サイズ以上太くなります。すげぇ~。

 ホームページでクラスレコードを更新したというタイヤは265/35R18ですが、カタログ値は驚異の279mm! +14㎜となります。因みに他のタイヤは、R-S4ほど大きな違いはありません。

 この幅の違いがトレッド幅の違いに直結しないかも知れませんが、少なからず影響はあるでしょう。

 さらにもう一つ。R-S4は外径が小さめとなっています。

 

 数値的には約6㎜程、他のタイヤより小径化されます。大した違いでは無いかも知れませんが、理論上は他のタイヤより加速が向上します。

 単体で見ると気になりませんが、同サイズのタイヤと比較すると、明らかにR-S4だけ数値に違和感があります。

 同一サイズで幅広小径という事は、グリップと加速は向上します。もしタイヤサイズに制限のある競技があれば、かなり有利かも知れません。

 お値段控えめでほぼ1サイズ太く、ライフも長いのですから文句はありませんが、気付いた時は??と思った次第です。(笑) 








Posted at 2020/06/05 00:20:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 各種インプレッション | クルマ
2019年02月03日 イイね!

Ventus R-S4試してみました:ALT編

 モーターランド三河を走ったついでに、お隣にあるオートランド作手も走ってみました。現在の自己ベストが31.5なので、MLM走った勢いでベスト更新する気満々っ! ファイナルは交換していないので、31秒台前半が出れば万々歳です。

 本当はバッヂが欲しいところですが、アルテッツァは何故か2200FRクラスという分類でして、対象車は、86/BRZ、シルビア、ロードスターNC/NDE、S2000、RX-7、RX-8なのです。これらと同じ基準で計られるって、ちょっと違うんじゃ...。だって、みんなパワーウェイトレシオがアルテッツァより遥かに軽いしタイヤも太いでしょ。 アルテッツァは、感覚的に1600クラスが適切だと思うのです。
(^^;

 さて、オートランド作手はミニサーキットの中でもかなり小さいコースになりますが、何故か東海地方のツワモノが好んでやってきますし、結構混雑している事も多いです。特徴としては、すり鉢状に下りながらバンクして(見た目はそうでも無いけど、歩くと良く分かる)、左フロントに極限まで負荷がかかる1~2コーナ、峠道の様な上り坂となる3コーナとその下りでしょうか。絶妙なコースレイアウト故か、乗り手が試されるコースだと思います。

 ほぼ1年ぶりの作手ですが、受付させて頂いた時の会話が、「この前スタリオン来たよ」でした。(笑)  作手ランキングはスタリオンとGTO併記なのですが、見たら12年ぶりに2台目のスタリオンの記録が追加されてます。今まで私だけだったので、ちょっと嬉しいかも♪今回追加されたのはワイドボディですが、私が乗っていたのはナローのGSR-V。車に負担を掛けない様にFタワーバーを追加した以外はフルノーマルで、25年近く乗り続けました。

 今回は15時枠で走ったのですが、31秒前後のコースに13台~14台位います。(笑) さすが作手、いつも盛況です。エアは温間で2.5kになる位にセットしてコースイン。MLMで約0.5秒UPだったので、ALTでも0.2秒はUPするだろうと皮算用したのですが...。

 現実は甘くなかった...。orz

 台数多く、中々クリアが取り難かった事もありますが、タイムは31.7前後をうろうろする状態。MLMでベスト更新した車両なのにALTでは更新出来ないという事は、ウデが落ちた証拠に他なりません。orz 

 まだだ、まだ終わらんよ。このまま終わる訳にはいきません。ピットインして念のためエアチェックすると2.7k近くまで上がってたので、これを2.5kに戻してコースイン。最終的には自己ベストを0.024秒更新しましたが(笑)、これを申告する気にはなれませんでした。(^^;

 総括すると、2コーナでのアンダー傾向が収まり、比較的楽にインに寄れます。3コーナはかなり踏んで行ける様になりました。トップターンは独特のリアが回り込む感覚は無くなったのですが、アンダー傾向も無く綺麗に走れます。最終コーナも、進入でインに付きやすくなり、脱出も楽になりました。

 1~3コーナについては、久しぶりの走行だったのでビビリミッターが最後まで外れず、納得出来るまで攻めきれていませんが...。アオテッツァ君、今まで特別アンダーが強いとは感じなかったのですが、今まで曲げるのに苦労してたんだなと思った次第です。
 
 という事でR-S4、巷の評判通りコスパの高いタイヤでした。グリップするし、よく曲がるし、この価格でこの性能なら、文句の付けようがありません。まるで自分の腕が数段上がった様な錯覚に陥りました。減りに関してはまだ不明ですが、かなり長寿という噂です。タイヤが減ってからのグリップ変化が少々気になりますが、この辺りが合格点だったら、私の基準タイヤはフェデラルの595RS-RRからR-S4に変更です。

 余談ですが、当日は長野県民のタイタン君がいてびっくり。(笑) 帰り支度にスタッドレスに履き替えている姿を見て、若さって凄いなと思った次第です。半世紀以上生きているオッサンには、とても真似出来ません。(^^;
Posted at 2019/02/03 23:41:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 各種インプレッション | クルマ
2019年01月31日 イイね!

Ventus R-S4試してみました(長文):MLM編

Ventus R-S4試してみました(長文):MLM編 先週、タイヤを595RS-RRからVentus R-S4(215/45-R17)に変更しました。その日の内に百数十km慣らしして美浜行ったのですが、夕方からアライメント調整予約していたので変な減り方させる訳にもいかず、1クールを軽く試した程度。

 その後アライメント調整を行い、Fロータと前後ブレーキパッド(MX72Plus→アクレC700)も交換したので、モーターランド三河とオートランド作手をハシゴしてみました♪

 まず、低速~高速まで多くのシチュエーションが試せるモーターランド三河から。私は車に何らかの変更をした際、ここで様子を見ます。最近値上げしましたが、それでも東海地方で一番懐に優しいコースです。

 ただ週末貸切が多く、最近はあまり走ってません。前回走行が昨年10/13なので、ほぼ3カ月ぶり。コースレイアウトは、ストレート、ヘアピン、バックストレートという分かり易い高速セクションと、ひたすらヘアピンが続く低速セクションに分かれてます。ここのバックストレートは、東海三県のミニサーキットで最も速度が乗り、鈍足と名高いアルテッツァでも約125km/h前後(ログ記録より)に達します。これ以上出るのは、西浦と鈴鹿ツインのフルコースだけ。

 バックストレート後の緩い左~右コーナは、モーターランド鈴鹿の外周左コーナと並ぶ鬼門..、いや、車のスタビリティを確認する絶好のポイントです。 後半の九十九折は、車の軽さと曲がり具合が強く試されます。4WDターボのエボVより重い、NAでFRのアルテッツァはひたすら我慢。(笑)

 初めてのタイヤなので、まずは前後エア冷間2.3kにセットしてコースイン。ブレーキパッドも新品なので、そちらの様子見も兼ねます。タイヤ暖気ですが、2周目でも九十九折でちょいとアクセル踏んだら、リアがすこ~んと出ました。(^^; 冷えてると、本当にグリップしません。噂では作手の1コーナで2回転した人もいるらしく、暖気は念入りに行って、4周目からペースを上げました。しばらく50秒後半(50.8前後)で周回し、少し慣れてきたので頑張ったら50.2が出ました。あっさり自己ベスト更新です♪ いやぁ~、いいタイヤだ。(笑)

 気分よくピットインしてエアチェック。Fが2.8kでRが2.7k。595RS-RRの時はこの辺りを基準値にしていたのですが、初タイヤなので様子を探るべく、前後2.5kに変更してコースイン。50.4、50.6、50.2と続いた後、クリア取るため3周程クーリングして頑張ってみたら、49.9が出ました♪ 

いやぁ~、いいタイヤだ♪www

 現仕様でのアオテッツァ君の目標が50秒切りだったので、万々歳です。

 偶然かどうか試すべく、再度クーリングしてから頑張ってみたら、50.0。次も50.0。またクーリング挟んで頑張ってみても50.0(笑) 49秒台は1回だけしたが、ほぼ0.1秒の誤差以下で再現出来たので自分なりに納得。

 更に欲張るべく、ピットインしてエアを前後2.3kにしてみたら...、ベストは50.2でした。このタイヤ、どうやらエア2.5k辺りが良さげです(無保証)。 

 さて、MLMでのR-S4の評価ですが...。いやぁ~、いいタイヤだ♪(笑)

 では何ですので...。今回はブレーキパッドも交換しているので、両方合わせての評価となりますが、1コーナはかなりターンインし易くなりました。今まで少々進入に手こずっていたのですが、素直にノーズが入ります。これはちょっと驚きました。立上りも、ボトム優先だとラインが膨らみ気味になってしまい、車速を落して加速優先にするとリアが出易かったのですが、普通に立ち上がれます。

 バックストレートエンドのブレーキングもコントロールし易く、続く右コーナも、タイヤがグリップしてくれるお陰で安心してアクセル踏めます。が、ここは595RS-RRとさほど違いません。ブレーキコントロールし易くなったのは、パッドの恩恵かと思われます。

 右ヘアピンから始まる九十九折、ここも進入で曲げるのに少々苦労するのですが、何の苦労も無くガッツリとインに寄せる事が出来ました。これも少々驚きです。アオテッツァ君って、こんなに曲がったっけ? その後の左ヘアピンも、前より曲がり易く感じます。

 過去ベスト(50.439)と今回ベスト(49.975)のログ(Runtime)を比較すると、高速セクションは約0.45秒程速いのですが、バックストレートエンドからヘアピンまでは過去ベストの方が0.4秒程速い事が判明...。orz

 ここはMLMの鬼門で無理出来ないところなので、頻繁に走ってた時の方が速いようです。(笑) そして再び九十九折~最終コーナの低速セクションで約0.4秒稼ぎ、結果としてベスト更新に繋がった様です。

 今回はタイヤ以外にアライメント調整とパッド銘柄も変更しているので、全てがタイヤの効果とは言い切れません。でも悔しいかな、コスパは明らかに今の595RS-RR以上だと認めざるを得ない結果です。もっとも、実サイズ(R-S4は何故か表示規格より幅が1サイズ前後太い)考えると、当然と言えば当然かも知れませんが...。インチキタイヤと言われるのも、分かる気がします。まさにその通りなので。(笑)

 とは言え、コントロール性も中々良いものがあります。特にブレーキ残しながらコーナ進入する際は、扱いやすい気がしました。あと、意外に跳ねません。595RS-RRよりエア圧を落した事もあるでしょうが、多少縁石に乗っても挙動がマイルドです。595RS-RRはバンバン跳ねるので、とても乗る気になれないのです。サイドウォールは多少柔らか目なのかも知れません。

 という事で、長年の目標だった50秒切りを達成出来たので、気分良くオートランド作手に移動したら、コースの外側には雪が残ってました。(笑)


オートランド作手偏に続く
Posted at 2019/01/31 00:59:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 各種インプレッション | クルマ
2015年12月21日 イイね!

フェデラル595RS-R天寿全う

フェデラル595RS-R天寿全う 本日、フェデラル595RS-Rから、595RS-RRにタイヤ交換しました。前回交換は9月21日で158851kmだったので、期間は丁度3ヶ月、走行距離はほぼ5500kmとなります。という事で、覚書を兼ねて595RS-Rの個人的感想でも...。

 この間走ったコースとタイムは、

ALT:7回 ベスト:31.892
MLM:1回 ベスト:50.896
美浜:1回 ベスト:48.910
YZ:2回  ベスト:41.936
スパ西浦:2回 ベスト:1.04.919

でした。いずれもこれが自己ベストとなっています。タイムについては、7月に新調した車高調の効果が極めて絶大ですが、595RS-Rも悪くありません。しかも、スパ西浦と美浜の自己ベストは、昨日と一昨日に出ました。(笑) 

 交換前日の状態でもベスト更新出来てしまうという、ある意味お得?なタイヤです。(笑) 車高調の功績が大きいとは言え、タイヤがダメならタイムは出ません。写真の状態は美浜走行時のものです。
今回はタイヤ交換日程の関係で、少し早めの交換となってしまいましたが、あと2回程度は走れそう。

 因みに、途中で裏組み1回、ローテは何回もやりました。何しろFキャンバがそれ程付かないので、595RS-Rに限らずタイヤ外側があっという間に減るのです。(^_^;) 

 ローテで問題になるのが回転方向。タイヤはただのゴムの塊では無く、高度な技術で設計された工業製品ですから、指定以外の使い方はいけません。性能が保証出来ないからです。

 とは言え、一般に右回りのコースは左タイヤ外側が減りますから、定期的に左右ローテはしたいところ。で、私はやっちゃいますが(笑)、まったくお勧め出来ません。なお、私程度のウデならタイムにそれほど影響無さそうです。あと、もし国際コース等速度が上がるところを走る場合は、例え適当でいい加減な私でも、絶対やりません。(^_^;) 長期間の使用もやめた方が無難でしょう。

 お値段としては、ナンカンNS-2RとディレッツァZII★の中間より、少し安い感じです。それでいてグリップはZII★に迫るものがありますから、グリップ力という観点で見たお得度は高いかと。

 ロードノイズ等のコンフォート性能も、私の基準では十分に合格点。

 
 ただし、1点気になる事があります。それはタイムが安定しない事。日によってグリップする時としない時があるのです。

 具体的には、何故かリアがナーバスな動きとなり、走り難くなるのです。タイムも、ALTで31秒台に入った翌週に、何故か32.7秒程度しか出ないという事もありました。

 ローテ方向無視して、タイヤの減りを見ながら適当に入れ替えているのも要因の1つだと思いますが(笑)、それで問題無く走れる時もあるので、決定的要因では無さそう...。

 昨日の美浜でもリアがややナーバスだったので、左側だけ前後入れ替えたら、かなりマシになりました。

 回転方向の問題かなと思いつつも、理由はまだ謎です。(^_^;)

 
Posted at 2015/12/21 00:53:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 各種インプレッション | クルマ
2014年06月16日 イイね!

アルテッツァ RS200 セカンドインプレッション②(走行編):長文

アルテッツァ RS200 セカンドインプレッション②(走行編):長文 アオテッツァ君が我が家にやってきて早1年。って事でセカンドインプレッション第二弾です。またも長文です。(^_^.)

 全てはアオテッツァという個体に対する私個人の見解ですので、内容は一切保証しません。また、明日になったら別の事言ってるかも知れません。(笑)


・一般道
 
 MT車故、普通に街中で発進すると軽に負けます。(笑) もっともこれは当然の話で、ATのトルコンは低回転時にトルクの増幅作用があり、アイドリング付近ではトルクは約二倍に増幅されるのです。嘘だと思う人はググってみて下さい。

 最近のATは非常に出来が良いので、車重と馬力が同程度なら、出足に限らずほぼ全ての面でAT(CVT)が優れています。現代においてMTは、ほとんどメリットありません。(^_^.)

 比較的ハイギヤードな設定のためか、発進はやや鈍い気がします。後期型のファイナルが4.3(前期は4.1)になったのは、その改善もあるのでしょう。

 2速から3速にシフトアップすると、まともなMT車に乗り続けていた人は多少の違和感を感じるかも知れません。何となくギヤ比が変です...。2速がロー寄りなのか3速がハイ寄りなのか分かりませんが、妙に間が空いてます...。一番クロスしてるのは、何故か5速~6速間。(笑) 

 このギヤ比設定した人、馬鹿なの? 死ぬの?

 当初はこう思っていましたが、1年も乗ると慣れました。2速~3速間は、スポーツ走行時はレッドゾーン手前まで引っ張るので、トルクバンドに一応入ります。一般道だと若干かったるい感がありますが、まぁ許容限度内でしょう。

 2速~3速のワイドっぷりとは真逆に、5速~6速のクロスっぷりも見事なものです。この意図がまったく意味不明ですが、道路の勾配や道路状況で5速/6速を適切に使うと、多少は燃費に貢献してくれるかも? なお、パワーFCだと6速より5速の方が何故か燃費良いです。80km/hを超えるとさすがに6速の方が良いですが。

 シフトフィールは、悪くありません。結構素直に入ります。が、何故かサーキット走ると、シフトミスで3速に入れ損なう事が多々あります。今まで乗った車では1度もこんな事なかったのに...。何でだろう?

※これはエンジンマウントがちぎれていたためでした。(笑) 
 皆さんもご注意下さい。



 ミッションで致命的に駄目なのは、リバースギヤの位置。1速の左側となるのですが、慣れない内は1速に入れるつもりで、Rに入ってしまう事が何度もありました。つか、1年経った今でもたまにあります。本当に危険極まり無く、個人的にはリコール級の設計ミスだと思っています。

 86も基本的に同じミッションですが、さすがにアイシンもまずいと思ったのか、シフトレバーにノブが付いてRへの誤操作を防止しています。この機構、2万円位で追加出来るなら付けたい位...。この対策品として、C&Yさんからパーツが出ており、取付調整費込み1万円です。私も装着しました。
先日美浜走った時も何度か2速を通り過ぎてしまう事があったので、もう少し固めに調整したいところ。

 燃費は純正ECU(レベリングインジェクタ交換前)で、通勤7~8、一般道10前後で遠出は11~12.高速で14程度でした。パワーFCにしてからは、セッティングをちょくちょく行なうため、満タン法で燃費チェックする機会がほとんどありません。(^_^.) レベリングインジェクタ装着後は燃費向上している気もするのですが、未だ不明です。

 走行時の視界は良いと思います。Aピラーが邪魔という事もありません。ステアリング操作は比較的重めで、女性だと少し辛く感じるかも? また、交差点等の大舵角の際は、ギヤ比の関係かステアリング操作量が多い気がします。これも後期型では改善されているらしい...。

 乗り心地に関しては、元から車高調が入っているので、どうこう言える状況ではありません。F8kg/R6kgという、車高調にしては柔らかめのバネに、ダンパは前がほぼ最強、後ろが2段戻し位にしてますが、それ程突き上げや乗り心地の悪さは感じません。まぁ、冬は結構コトコト音しますけど...。(^_^.)

 
 音はマフラーをApex(以前はTRD)に換えているため、ノーマル状態は不明です。が、比較的静かな方だと思います。爆音は大嫌いなので、静かな物がお気に入り♪ 

 やっと最近、レベリングインジェクタ変更後の燃調が決まってきたのですが、エキマニも交換しているせいか、回転上げると少し乾いた音になってきました。あまり音にこだわりは無いのですが、ちょっとお気に入り♪

 空調はオートエアコン装備で、ブロアは4段切替。風量は最強の4でも、若干弱い気がします。上下吹き出しにすると、テキメンに風量が落ちます。(^_^.) 吹き出し口切替のダンパモータは、何の操作をしていなくても時々チャタリングの様な動作をして、同乗者がいると少し恥ずかしいかも? これはアルテッツァの持病らしい。(^_^.)

 AC操作はマニュアル派なので、オートエアコン機能は使った事ありません。オーディオは道路交通情報以外滅多に使わないので、よく分かりません。CDはまだ読み込んでくれますが、CD-RだとおなじみのErr3が出ます。(^_^.)

 日常の使い勝手は、極めて良好です。2ドアより使い勝手が良く、クーペより広い室内に、大容量のトランクルーム。後席も広くて快適です。車体サイズも5ナンバより若干大きい程度なので、取り回しも良好です。

 なお走行特性は、一般道では特にコメントする事はありません。普通に走って普通に曲がって普通に止まります。(笑) 静粛性もそれなりによく、室外の騒音はあまり気になりません。
 


・高速走行

 6速3000rpmでほぼ100km/hとなります。奇しくもスタリオンの5速とほぼ同じ。なのにクロス感がまったく無いのは、やはりギヤ比設定が不適切極まりないからでしょう。どうやったら、ここまで6速のメリットを殺す事が出来るのやら。(^_^.)

 燃費向上のためにも、6速は割り切ってハイギヤードにして欲しいところ。6速全開時の純正ECU空燃比は、11前後でした。安全マージンを考えると適切ですが、ちょっと濃いかな。パワーFCによる現在のセッティングは、12.3狙いで実測12.1~12.5位です。燃費は淡々と走って14といったところでしょうか。

 法定速度内であれば、一クラス上のプラットフォームが威力を発揮し、極めて安定した動きを見せますが、路面のうねりが凶悪なギャップに感じる速度域になると、タイヤの性能が重要になってきます。交換直前の、半ばスリック状態のナンカンNS-2では、直進でも少々不安定な挙動となり、レーンチェンジはかなり気を使う状況でした。新品の頃はそれ程でも無かったんですけどねぇ。まるでアライメントが狂った様な感じでしょうか。今のディレッツァ君は、ほとんど不安感ありません。この点は、高いだけの事あるかも? 

 
・スポーツ走行

 基本的なアルテッツァの評価は、「遅い」といったものでしょう。そりゃ当然です。86に140kgのバラストを載せて走っている様なものですから。(笑) もしあと100kg軽かったら、アルテッツァの評価は相当違っていたかも知れません。


 アオテッツァ君のタイムは、美浜で49秒前半(ディレッツァ)、モーターランド三河で51秒中盤(ディレッツァ)、オートランド作手で32秒前半(ナンカンNS-2)位でした。ドライバーのウデの問題もありますが(^_^.)、ホンダ車やターボ車、ロータリ勢と比べると、概ね1秒落ちといったところでしょうか。後期デフを入れれば、もう少しマシになるかも知れません。これはその内試してみたいところ。 

 とは言え、設計年代はおそらく20年近く前、車も15歳になる事を考えれば、そう悲観したものでもありません。リニアかつ制動力の高いブレーキ、素直に入るノーズ、リアが流れても比較的コントロールし易い特性、アンダーが出始めても、それなりに粘って曲がってくれる寛容さを備え、実に乗りやすい♪ 車重のハンデを考えると、むしろ速い方だと思います。

 トルセンLSDは、95%の日常で存在を感じる事はありませんが、5%の非日常ではきっちり仕事してくれます。サーキット走行がメインという場合でも無い限り、高いお金を払って社外品に変更する必要は無さそうです。

 エンジンは4000rpm付近のトルクの谷があり、ミニサーキットに多い2速コーナの立ち上がりに丁度重なるため、相当もたつきます。これは致命的欠点と言ってよいでしょう。とにかく車が前に出ず、ストレスが溜まります。DUAL-VVTiを装備しているのに、何故こんな不自然なトルクの谷があるのやら...。

 それなりのパワーはあると思うのですが、車重が影響してか2速~3速の加速では、同クラスの他車の後塵を拝します。(^_^.) 特に美浜のストレートなんて登りですから、涙無しでは語れません。(笑)

 最高出力が7600rpmという高回転型ですが、7400辺り越えるとパワー感が今ひとつ...。ちゃんと回るのですが、レッドゾーンまで引っ張るより少し早めにシフトした方が良さげな気がします。

 コーナ手前のブレーキングは、アルテッツァの美点であるブレーキが頑張ってくれます。万一踏み過ぎてもABSが仕事してくれるので、ロックの心配がありません。スタリオンはABSなど無かったので、これには感動しました。(笑) 

 若干オーバスピードで進入してしまった場合でも、ABSが頑張って少しラインが膨らむ位に抑えてくれます。もちろんイムは落ちますが、ドアンダーでズルズル逝かないのは助かります。 凄いぞ現代の車! ただし、動作状況によってはブレーキペダルが妙に固くなって踏めない状況となり、一瞬ABSが動作しているのかトラブルなのか分からず、焦る事もありました。やっぱABSは動作させてはいけませんね。(^_^.)


 走行に関する大きな欠点は、3速→2速へのシフトダウン。アホで間抜けなシフトパターンのせいで、3速からリバースのゲートに入ってしまう事が多く、そこで2速に入れようとしても当然入りません...。繰り返しますが、リコール級の欠陥です。信号待ちでも、Nから1速に入れようとしたときにRへ入ってしまう事もあるため、本当に危険極まりない...。このミッションの開発責任者には、切腹して欲しい位恨んでます。サーキット走行だと、未だに2速に入れようとしてゲートが無く、焦る状況があります。

 なお、同型ミッションを搭載する86では、その対策としてシフトレバーにノブが付いており、これで規制してます。この機構、何とかアルテッツァに移植出来ないものだろうか...。


 コーナ進入は、車重の割りにかなり素直にノーズが入ります。無理すればもちろん簡単にアンダーが顔を出しますが、その出方はかなり穏やか。立ち上がりも、無茶な踏み方をしていなければ、もしリアが出ても非常にコントローラブルです。


 何だかんだでベタ褒め?してますが、やはりもタイムを求める人にお勧め出来ません。アルテッツァにお金掛けるより、最初から速い車(ホンダ車やロータリ、ターボ、ロードスター等)を買うべきです。アルテッツァからエアコン外して内装取っ払い、カーボンボンネットにカーボントランクを装備して、アンダーコート全部剥がしても、140kgは軽くならず、大切な95%の日常が犠牲になるだけでしょう。本末転倒です。ターボ装着すれば馬力は上がりますが、それならなら最初からターボ車買う方が速くて安くて壊れず快適です。(笑)


・まとめ

 1年乗って感じるのは、何だかんだ言っても「いい車だな」という事。実用性から走りに至るまで、全てが高い次元でバランスしています。さすがに現在のガソリン価格だと燃料費が厳しいですが(^_^.)、それ以外に大きな不満はありません。今後も大切にしたいものです。


 
Posted at 2014/06/16 23:42:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 各種インプレッション | 日記

プロフィール

 昭和50年代の車を、長年に渡り大切に乗り続けて来ましたが、諸般の事情で車検継続を一時中断し、08年10月から冬眠中させてます。  一時期車検1年半付きコ...
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