2009年01月24日
★全体の印象
取り立てて特別な事はありません。代車感覚の足車ですから、特に望むものもありません。壊れずに、普通に走ってくれれば十分です。(^_^;)
ステアリングはかなり軽く、足回りも結構ソフト。外から見てると、人が乗るだけで車体が沈むのがハッキリ分かります。(笑) 前車も足回りノーマルでしたが、こんなに沈む事はありませんでした。バネレート、一体幾つやねんって感じです
とは言え、出来の悪い軽みたいにフワフワする様な挙動も無いですし、これで峠やサーキット攻める気もないので、問題ありません。普通に走る程度なら、ピッチやロールも気になるレベルでは無く、ノープロブレム。大体、Gが掛かるのだからコーナはロールして、加減速はピッチングするのは当たり前。ただ、強めのブレーキングでは、かなりノーズダイブします。ブレーキ自体は全然効かないのですが...。
ルキノで今一番気になるのが、このブレーキです。踏んだ瞬間の初期制動感はあるものの、そこから踏み込んでも、制動力が立ち上がりません。(^_^;) 前走車が急停止した際、車間を十二分に空けていたにも関わらず、マジでカマ掘りそうになりました。本当に止まらないので、かなり怖いです。
何度か急制動テストしてみたのですが、175-70-13という、今では軽より小さいタイヤサイズなのに、ロックすらしません。せっかくの初ABS車なのに、意味無いじゃん。(笑)
例えるなら、600Kg位の荷物積んだ様な感じでしょうか。(笑) ノーズダイブはするのですが、そのままスルスルッと前に進む感覚です。これが本来の性能なのか、私の踏力不足か、エアでも噛んでいるのか、あるいはパッドの問題なのか分かりません。エンジン始動時にちゃんとブレーキペダルは引っ込むので、マスターバッグは正常だと思うのですが...。
ブレーキは命に関わるので、近日何らかの対応予定です。
★AT車初体験
今までマニュアル車しか乗った事無いので、ATは何となく手持ち無沙汰です。左半身をまったく使わないので、右脳が退化しそう...。(笑)
機構はOD付き四速で、どうやら55Km/h程度からロックアップする様子。その位の速度で走行中にアクセル抜くと解除され、また少し踏むとロックアップするので、流れの問題で微妙な速度域の場合は、この動きが少々気になります。
普通に走ると、私の場合は通常2000rpm、少し強めの加速をする時は2500rpm辺りが変速ポイントになります。アクセルを踏み込まず、一定の開度を保っていると、トルコンでのスリップ率が減って速度が上っていくという感じ。
発進は、ブレーキを離すだけなので、全然苦になりません。タコメータの針は2000rpm辺りのまま速度が上り、少し大き目の変速ショックで2速入り、その後も2000rpmのまま速度は上がり続け、3速、4速となり、ロックアップとなります。ロックアップ時は、60Km/hで約1500rpm位。前車では5速で1800rmpでした。ややハイギヤードなので、高速道巡航なら好燃費が期待出来るかも知れません。
前車では、必要な時には躊躇うこと無く普通に7000rpmまで回していましたが、ルキノはミッションもエンジンもノントラブルで走ってもらうため、いまだに3000rpm以上回した事ありません。100馬力という非力なエンジンですが、2500rpmも回せば街乗りは十分です。まだ燃費計測してませんが、燃費が良ければ不満はありません。
冷間は1→2のシフトショックが大きい時もありますが、3速4速はほとんど感じません。しかし、2速辺りで不意にアクセルを抜くと、たまに「ゴン」という感じでシフトショックが発生するのが気になります。
DからRに入れる時は、必ず完全停止してから操作してますが、温間でもそこそこの変速ショックが来ます。駐車場スペースの関係で、1度は切り返す必要があるので、これがATに悪影響を与えないか、少々心配。(^_^;) せめてもの対策として、一旦Nに入れてからRにしてます。こうすると、少しショックが和らぐような気もしますが、機械的には果たしてどうなのやら...。
以前ATをバラした事あるのですが、MTとは別の次元で考え抜かれた精緻なメカニズムと、クラッチ(ブレーキ)を制御する高度な油圧回路は、畏怖の対象です。(笑) あの原型を考えたボルグワーナ、恐るべし...。
Dレンジでの停車中は、アイドリングが600rpm程度、NやPレンジだと、750rpmになります。私の感覚だと、アイドリング600rpmはかなり低く感じるのですが、ディーラに聞いたところ、Pレンジで750rpm(車両指定値)なら正常との事。エンストしなければアイドリングは低い方が良いですから、これで問題無いのでしょう。
乗っていて、楽しくも無ければワクワクもしませんが、実用道具として考えるなら、悪くは無さそうです。
Posted at 2009/01/24 00:27:21 | |
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2009年01月24日
納車以来、ずっとアイドリング不良とサーモスタット故障で気分悪かったのですが、やっと直ったという事で、軽く感想など...。
なお、比較基準は今まで乗っていた昭和50年代のスポーツ系の車です。
★全体の印象
単なる移動手段としての快適さは、比較する事自体が無意味。(笑) ハッチバック2ドアクーペと、実用5ドアワゴンタイプでは、室内空間が全然違います。車内が静かなのもびっくり。クラシック音楽が聴けそうです。因みにオーディオはカセット+ラジオなので、違いはありません。(笑)
デザインは好みの問題があるから省きますが、視界は良好。ただ、左前側の見切りはいまいちで、今まではすれ違い時等で、ギリギリまで左に寄せる事が出来たのですが、ルキノだと一杯に寄せたつもりでも、少し幅が開いてしまいます。まぁ、ン十年乗った車と、数百Kmしか乗っていない車では、多少慣れの問題もあるでしょうけど。
内装は普通です。他に表現方法がありません。可も無く不可も無くです。運転するのに、困る事は全然ありません。カップホルダもインパネに装備されており、便利装です。ドアポケットも大きくて、使いやすそう。センターコンソール部にも色々小物を置ける様になってます。
シートも特にヤレておらず、まだ長距離を走ってはいませんが、それ程悪くは無さそうです。ドアを閉めた時の音も、前車よりはしっかりしています。
趣味でなく、実用的な機能面だけで考えたら、全ての面でルキノの圧勝です。何一つ、昭和50年代の車に劣るところはありません。
★装備
装備は当然、充実しています。前車も当時のフル装ですが、S-RVはABSやエアバッグ等の安全装備はもちろん、格納ドアミラー(左側死亡中(笑))、カーナビ(かなり古いですが)、キーレス(修理トライ中)オートドアロックが付いており、何も不満はありません。っつーか、安全装備以外は特に必要性も感じませんが。
エアコンはまだ季節では無いので分からないですが、通常とエコノミのモード切替が無いのが少々不満。効きも心配なとこです。(以前の愛車はガッツリ冷える)あと、何故かヒータの効きが悪く、水温上がっても足元温風がいまいちぬるい感じ。普通は頭寒足熱だと思うのですが、上側は普通に温風出るので、見事に逆です。せっかくサーモスタットも直したのに...。(^_^;)
後席に目を移すと、3点式ELRシートベルト装備なのも感動物です。まぁ今はみな標準なのでしょうが、前車の後席は二点式でした。(笑) 万一の事故の際、シートベルトは生死を分けますから、有難い事です。
★エンジンルーム
フードを開けてみると、普通のエンジン横置きFFレイアウトです。何とDOHC4バルブです。おじさんの若い頃は、スカイラインRSがDOHC4バルブで本当に驚いたのに...。トヨタがハイメカツインカム出して以降、こんな1500cc大衆車の典型的実用エンジンまでDOHC4バルブになってしまいましたね。7000rpmも回らないのに、こんなん必要なんかいな?(笑) ただ、
次に、ラジエータの薄さに驚きました。前車の、1/3位しかありません。これで冷えるの? 夏大丈夫なの? って感じ。ACのコンデンサも薄いです。ラジエータキャップも、ラジエータとは離れた所に付いていてびっくり。
コンデンサとラジエータの間に、妙に広い隙間があるのは理解不能す。これだと、真夏の停車中にACが効かんぞ...。停車中は電動ファンの吸込みだけが頼りなのに、ここに隙間があったら空気がここから入るので、ラジエータは冷えてもコンデンサの冷却効率ガタ落ち...。
この冷却系デザインをした奴、私の配下だったら即クビですな。(笑) つーか、熱害担当も含めて、誰も不思議に思わなかったのでしょうか? 技術の日産が泣きますよ、マジで...。
オルタやACのベルトは、リブ型なので安心出来そうです。以前の愛車はVベルトなので、特にオルタがすぐに滑り出すため、マメに調整してました。とは言え、FF横置きはFRと比べて、メンテナンス性悪そうです。今まで、ベルト交換や調整は自分でやってましたが、今度はスペースが狭くて大変そう。(-_-;)
プラグ交換は、めっちゃやり易そうです。普通にヘッド中央に付いており、周囲に邪魔する物はありません。以前はインタークーラへの配管外したりして面倒だったのですが、これなら毎日やってもいい位です。(笑)
Posted at 2009/01/24 00:16:43 | |
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